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MissTuness【オフコース Cover】「冬が来るまえに」

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MissTuness【オフコース Cover】「冬が来るまえに」

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MissTune Off Course Cover Series Vol.86 だんだん風が冷たくなり、秋も深まっていく頃となりました。 今回は、オフコース初期の名曲 「冬が来るまえに」をCoverしました。 この曲を聴くと、まさに「冬が来るまえ」の、まだ秋の名残が残っている季節を思い浮かべます。 落ち葉が増え、朝晩の空気が少しずつ冷たくなっていく。 そんな季節の中で、もう終わりに近づいている恋を静かに見つめる――。 派手な別れの場面が描かれているわけではないのに、聴いていると胸の奥にじわっと寂しさが残る。 そんなところが、この曲の大きな魅力だと思っています。 リクエストもいただいていましたが、実は去年から取り組んでいました。 やっと完成…ということで今年の冬が来るまえにUPすることができました。 ◆ 「冬が来るまえに」という曲 「冬が来るまえに」は、1976年11月5日に発売されたオフコースのアルバム『SONG IS LOVE』に収録されています。 作詞・作曲は小田和正さん。 アルバムでは11曲目に収録されています。 『SONG IS LOVE』は、オフコースの4枚目のアルバム。 実はこの時期のオフコースは、まだ後年の「さよなら」などで知られる5人組の完成形ではありません。 このアルバムは、オフコース自身が後から振り返って「試行錯誤の三部作」と位置づけた作品群の最初にあたり、『JUNKTION』『FAIRWAY』へと続いていきます。 「ワインの匂い」のあと、これからオフコースはどんな音楽を作っていくのか――。 そんな模索の中で、サウンドの幅を広げようとしていた時期の作品でもあります。 ◆ 実はかなり壮大な曲 この曲、歌だけを聴いていると静かな失恋のバラードという印象ですが、あらためて聴いてみると、初期オフコースの作品としてはかなり複雑な構成を持っています。 ピアノを中心に展開しながら、場面が少しずつ移り変わっていくような構成。 そして間奏などにも印象的な演奏が置かれていて、単純な「歌+伴奏」というタイプの曲ではありません。 初期オフコースの作品の中では、後の大作につながっていくような「組曲的な感覚」を感じさせる一曲でもあります。 実際、当時のオフコースが試行錯誤しながらサウンドの可能性を広げていた時期だったことを考えると、とても興味深い作品です。 ◆ 小田和正さんらしい「視点」の面白さとMissTune Cover この曲の歌詞をあらためて読んでみると、とても面白いことに気づきます。 基本的には、ひとりの人物の内面からずっと物語が進んでいきます。 「ふるえる肩を抱けば」 「うしろめたさを胸に」 「あなたを傷つけるから」 「ただなつかしくみつめてる」 ――主人公が何を感じ、何を考えているのか。 その視点で物語が進んでいきます。 ところが途中で突然、 「透明なまどろみ過ぎても  少女は愛の終り 気づかずに夢みてた」 という場面が登場します。 ここだけ、少しカメラが引いて、主人公ではない「少女」を外側から見ているように感じる。 この部分をどう受け取るかは人それぞれだと思いますが、今回MissTuneで歌うにあたって、どうしてもここが気になりました。 今回のCoverでは、オリジナルにある 「透明なまどろみ過ぎても  少女は愛の終り 気づかずに夢みてた」 の部分を、思い切ってカットしています。 もちろん、 「原曲通りに歌ってほしい」 という方もいらっしゃると思います。 それは十分わかっています。 でも今回は、MissTuneがこの曲を歌うことを考えたとき、この部分はどうしても必要ないのではないかと思いました。 この曲は、それまでずっと非常に主観的な視点で描かれています。 だからこそ、ここだけ急に「少女」を外側から描写することで、視点のバランスが崩れるように感じられました。 そこで今回は、原曲をそのまま再現するのではなく、 「MissTuneが歌うなら、こうしたい」 という判断を優先しました。 これは今回のCoverで、どうしても譲れなかった部分です。 ◆ 今回のアレンジについて 原曲は小田さんのピアノが非常に印象的な曲です。 特にピアノによる伴奏や間奏部分には、この曲ならではの美しさがあります。 今回はそこから大きく方向を変え、アコースティックギターを中心としたアレンジにしました。 MissTuneの二人がギターを弾きながら歌い、二人の声の重なりをできるだけ大切にしています。 最初は、最後までギターだけで完結するバージョンにしようと思っていました。 実際、最後までその形で動画をUPするつもりだったのですが……。 聴き直してみると、どうしても最後の盛り上がりが少し足りない。 そこで、最後の最後になってアレンジを差し替え、現在のバージョンになりました。 静かに始まって、最後に少しだけ景色が広がる。 今回のMissTune版では、そんな流れを意識しています。 ◆ 「冬が来るまえに」と「冬が来る前に」 ちなみに、この曲を知らない方がタイトルを見て、 「紙ふうせんの『冬が来る前に』?」 と思われた方もいるかもしれません。 実は同名(漢字の使い方が違いますが…)異曲です。 紙ふうせんの「冬が来る前に」は1977年に発表された有名曲。 一方、オフコースの「冬が来るまえに」は、その前年の1976年に発表された小田和正さんの作品です。 タイトルは非常によく似ていますが、曲の内容も世界観もまったく違います。 オフコースの「冬が来るまえに」は、秋から冬へ向かう季節の中で、恋の終わりを見つめる非常に静かな作品。 だからこそ、この季節になると聴きたくなる曲なのかもしれません。 ◆ もうひとつ、この曲で好きなところ 私たちがこの曲で特に好きなのは、「別れ」を大げさに描いていないところです。 「さよなら」と言って終わるわけでもない。 激しく感情をぶつけるわけでもない。 ただ、 「ありがとう」 という言葉が残る。 そして最後には、 「この冬が来るまえにもう一度  あなたに会いたい」 と歌う。 この「もう一度会いたい」という気持ちが、単純な未練なのか、それとも最後にもう一度だけ会っておきたいという気持ちなのか。 聴く人によっても、少しずつ違った物語が浮かぶのではないでしょうか。 今回のMissTune Coverは、オフコースの原曲とは真逆なギターを基本としたアレンジにし、バックコーラスもなしにし、不必要と判断した部分をカットしています。 原曲を知っている方には「ここが違う」「ここがなくては話にならない」と感じるところもあるかもしれません。 でも、それも含めて今回のCoverです。 秋の少し冷たくなった空気の中で、ぜひ最後まで聴いてみてください。 「冬が来るまえに」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【楽曲データ】 ♫ 冬が来るまえに 作詞:小田和正 作曲:小田和正 編曲:オフコース アーティスト:オフコース 収録アルバム:『SONG IS LOVE』 発売日:1976年11月5日 アルバム収録:11曲目 ※『SONG IS LOVE』はオフコースの4枚目のオリジナル・アルバムです。 Cover:MissTune(Misa&Chuna) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【歌詞】   冬が来るまえに ふるえる肩を抱けば それだけつらくなるから うしろめたさを胸に この秋の日はひとりきり  あゝひとときの倖せに  流されるままに生きてゆく  新しい朝の光まぶしく  あなたの胸におどる ことばにしてしまえば あなたを傷つけるから 疲れたそのよこがお ただなつかしくみつめてる  あゝ燃ゆる想いは消えて  かわらぬ愛はもうみえない  あなたの嘘のないやさしさに  かえすことばもなく  私はただむなしく ありがとう ありがとう  あゝひとときの倖せに  流されるままに生きてゆく  この冬が来るまえにもう一度  あなたに会いたい  私はこの寒さが 好きだから 好きだから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #オフコース #冬が来るまえに #小田和正 #SONGISLOVE #MissTune #カバー #Cover #アコースティック #アコースティックギター #昭和歌謡 #昭和ポップス #名曲 #1970年代 #晩秋 #秋の歌 #冬の歌 #ハーモニー #女性ボーカル *MissTuneは、アコースティックサウンドとハーモニーを大切にしながら、AIを活用してオリジナル曲やカバー曲を発信しています。