Перейти к содержимому

古代人はなぜ短命だったのか?

古代の裏側

0:00 / 0:00

古代人はなぜ短命だったのか?

960 просмотров · 5 дней назад
古代の裏側
633 подписчика
960 просмотров · 5 дней назад
土をふるう手が止まる。網の上に残ったのは、爪の先ほどの白いかけらだった。 生えかわる前の、人の乳歯である。長さは1センチに届かない。 ところがこの一本の中には、その子が生まれた日から数えた日数が、細い線として積み上がっている。 古代人の平均寿命が短いのは子どもがたくさん死んだからだ、という説明はもう聞き慣れている。 では、その子どもたちは、いつ、何に殺されたのか。 この動画は、歯が日単位で残した記録から、その数年を追いかける。 ▼この動画でわかること ・狩りと採集で暮らす集団では、生まれた子の四割強が15歳に届かない(範囲は3割4分〜5割5分) ・その関門を越えた者がいちばん多く死ぬ年齢は72歳。成人の死亡率は40歳あたりまで年に1パーセント前後 ・エナメル質は一度置かれたら作り替えられないので、歯だけがその子の日誌になる ・表面から見える線は「1日1本」ではない(平均8日に1本。取り違えると育った日数を6〜12倍短く見積もる) ・狩猟採集民は母乳だけで長く育てたのではない ― 補完食の開始はむしろ最も早く、完全に乳を切るのは最も遅い ・縄文時代の吉胡貝塚(愛知県)の離乳完了は3歳6か月。土器も植物食もあったのに、世界の狩猟採集民でも遅い部類 ・農耕が始まっても子どもは助からなかった。同時代の2つの村では、離乳が「早い」村のほうが死亡率が低い ・搾乳の証拠は9000年前まで遡るのに、乳児に家畜の乳を与えた直接の証拠は青銅器時代まで出てこない ・頭の骨の小さな穴は「鉄不足の証拠」ではなくなった(ビタミン欠乏と腸の慢性の感染が有力) ・掘り出した墓には離乳期の山が出るのに、いま生きている集団を数えると山は出ない ― この食い違いは未解決 ▼チャプター 0:00 ふるいに残った一本 1:02 四割は十五歳に届かない 2:02 歯は毎日、線を引く 5:22 乳を離れるまでの二年半 8:27 流行らない病 12:11 飢えは面に残る 14:18 かゆが来た 17:20 崖はあったのか 18:38 根を見る ▼おもな参照 ・Gurven & Kaplan(2007)狩猟採集民の寿命の横断研究, Population and Development Review 33 ・Sellen(2001)非工業化社会113集団の乳児の食の型, Journal of Nutrition 131 ・Sellen & Smay(2001)生業と離乳年齢の関係, Human Nature 12 ・Kaplan, Hill, Lancaster & Hurtado(2000)ヒトの生活史の進化, Evolutionary Anthropology 9 ・Tsutaya ほか(2016)狩猟採集民集団の授乳と離乳の同位体証拠(吉胡貝塚), Journal of Archaeological Science 76 ・Tsutaya & Yoneda(2013)考古集団の離乳年齢の定量的復元(WARN), PLoS ONE 8 ・Pearson, Hedges, Molleson & Ozbek(2010)離乳と乳児死亡の関係, American Journal of Physical Anthropology 143 ・Fernández-Crespo ほか(2022)離乳後の難題(モロ・デ・アリンス), Archaeological and Anthropological Sciences 14 ・Herring, Saunders & Katzenberg(1998)過去集団の離乳過程(ベルビル), American Journal of Physical Anthropology 105 ・Rowland, Barrell & Whitehead(1978)伝統的離乳食の細菌汚染, The Lancet 311 ・Austin ほか(2013)歯のバリウム分布が示す初期の食の移行, Nature 498 ・Smith ほか(2018)ネアンデルタールの子の冬のストレス・授乳・鉛曝露, Science Advances 4 ・Nava ほか(2020)ネアンデルタールの生後の暮らし, PNAS 117 ・Reid & Ferrell(2006)レチウス線の本数と周期の関係, Journal of Human Evolution 50 ・Walker ほか(2009)頭蓋外板多孔症と眼窩篩状化の原因の再評価, American Journal of Physical Anthropology 139 ・Wood, Milner, Harpending & Weiss(1992)オステオロジカル・パラドックス, Current Anthropology 33 ・Evershed ほか(2008)近東・南東欧における乳利用の最古の年代, Nature 455 ・Dunne ほか(2019)先史時代の子どもの墓から出た哺乳瓶型土器の反芻動物の乳, Nature 574 ・厚生労働省 人口動態統計(確定数)令和5年 / UN IGME, Levels and Trends in Child Mortality Report 2024 ▼注記 ・確からしさは4段階(確立/有力/議論あり/分からない)で語り分けています。 ・「離乳期に死亡の山があるか」は【議論あり】です。掘り出した墓の資料には山が出ますが、いま生きている集団の 人口統計には山が出ません。この食い違いを正面から解いた研究は見つけられなかったので【分からない】として扱いました。 ・遺跡ごとの離乳年齢を一本の軸に並べた図は、それぞれ別の論文の値をこちらで集めたものです。 標本数が小さく年代も地域もそろっていないため、傾向としてだけ見てください。 ・この動画は解説であり、育児の方法を推奨するものではありません。 #人類史 #考古学 #古代人の暮らし #縄文時代 #ネアンデルタール人