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【スリーブ圧着】技能試験では?現場では? 電工35年『我流解説』

電気おやじ

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【スリーブ圧着】技能試験では?現場では? 電工35年『我流解説』

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E形リングスリーブの圧着について、試験対策ではどう教わるのか。 実際の現場ではどうしているのか。それぞれの圧着について紹介します。 最後に「おやじ流」のやり方を内線電工35年の『我流解説』をしています。 現場で役立つ知識を発信中!見逃さないように、すぐ下の【チャンネル登録】ボタンを押してください👇 ※ 今回の動画は第二種電気工事士技能試験対策用ではありません。 ※ 電気工事士向けの動画です 00:00 オープニング・今回のテーマ 00:52 技能試験における欠陥基準の確認 01:53 当時教わった被覆剥ぎ(電工ナイフの目安とコツ) 04:39 芯線とスリーブの隙間・圧着作業 07:03 現場と試験の違い(絶縁テープ巻きを見据えた先端処理) 08:29 【余談】昔の圧着ペンチ(十字刻印)と現在 09:48 テープ巻きで破けないための先端処理(ヤスリ・叩き) 13:03 親父流の圧着手順(作業効率と現場での考え方) 16:10 太い電線(P型スリーブ・油圧工具)での先端の出方と処理 19:42 まとめ・絶縁まで見据えた現場施工の重要性 ◎現在の試験の欠陥基準を確認します。  ・電線組み合わせとリングスリーブの大きさ、圧着するダイスを正しく選ぶこと。  ・スリーブを破損させず、適切な位置に圧着すること。  ・絶縁被覆を巻き込まないこと。 芯線の先端についてはスリーブを上から見て接続した電線の先端がすべて確認できる必要があります。また、スリーブの上端から芯線が5mm以上でているものや、下端から芯線が10mm以上露出しているものは欠陥になります。 ただし、この寸法だけを守れば良いというわけではありません。ほかにも欠陥となる条件がありますので、受験する方は試験センターの資料を確認してください。 ◎当時私が教わったやり方。  ・被覆を剥く作業は電工ナイフでした。  ・VVFでジョイントを作る場合、外側の被覆は握りこぶし程度、約10cm剥くと教わりました。  ・電工ナイフをスケール代わりにしておおよその長さを見ていました。 ※これは当時私が教わった目安です、実際の現場で必要な長さは接続する場所や電線の納まりによって変わります。  ・次に芯線を出すために、それぞれの電線の絶縁被覆を剥きます。こちらは約2cmと習いました。これも自分が使用している電工ナイフの刃の幅を目安にしていました。  ・リングスリーブを入れたら、絶縁被覆との間を約2mm開けます。これは、絶縁被覆がスリーブに挟まれていないことを確認するためです。そして、芯線に傷がないことを試験管に見てもらう意味もあると教わりました。(電気工事組合の講習会にて) ※現在の欠陥基準に【必ず2mmあける】と書いてあるわけではありません。 ◎圧着について  ・圧着では、電線の組み合わせに合ったスリーブとダイスを使います。  ・圧着する位置にも気を付けながら、工具の操作を最後まで確実に行います。  ※ここは、私が教わった頃も大切(重要)にされていました。  ・圧着後は、刻印と接続状態を確認して長く飛び出した芯線を切り揃えます。  ・現在の試験では、先端の飛び出しを約5mm未満に納め、切り揃えたままの状態で仕上げます。  ※試験では、現場でその先に行うビニールテープ巻きを省略されているためです。  ・実際の現場では、その先の絶縁処理まで行い接続をします。そのため切り揃えたあとテープを巻くときにテープを痛めないよう切り口のとがりを整える!と先端処理の大切さ(重要)を教わりました。  ・試験センターの資料にも、後の絶縁作業を考え、被覆の剥きすぎや上端の芯線の未処理のままにしないよう、注意する説明があります。  ※試験で学ぶ基本は重要ですが、現場ではその先があることを学びます。 ◎内線規程では、接続部分を、元の電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので、十分に覆うことが求められています。図(その9)では芯線がスリーブから少し出ていますが、先端の突出寸法は示されていません。また、今回確認したE形リングスリーブの説明には、先端をたたく、ヤスリで整えるなどの具体的な処理方法までは書かれていません。  ※(余談)この図(その9)の圧着部分には十字のような跡が描かれています。私が教わった当時は「この十字の跡が付く圧着ペンチを使ってください」と言われました。今回使っている工具にもこのような十字状の形があります。この十字の跡と、ダイスのサイズを示す「○・小・中・大」の刻印は別の物です。十字の跡があるから良いということではなく、適合するリングスリーブ用の工具で正しく圧着することが大切です。 ◎先端処理について  ・私が教わった頃は、リングスリーブで圧着したあと、ビニールテープで絶縁する作業をしていました。  ・ニッパーで切った芯線の先端にとがった部分があります。このとがった部分がテープを傷めないように先端を整えるようにする。やり方はヤスリでとがりを整える。あるいは芯線の先端を叩いて整える。  ※ここでお伝えしたいのは、圧着を強くするために叩くのではなく、芯線の切り口のとがりを整えるために叩いているのです。なので【圧着後は必ず叩く】と一律に勧めているわけではありません。スリーブ本体や圧着した部分をつぶすためではなく、テープを傷めるような芯線のとがりを残さない、そういう目的で教わった作業です。  ※ビニールテープ巻きではなく、絶縁キャップを使う場合はその製品の施工方法に合った先端の状態にする必要があります。 ◎「おやじ流」  ※このやり方は、技能試験の基準では欠陥になる部分がありますので、試験対策用の仕上げではありません。参考にしないでください。  ・現場での作業のしやすさ、その後の絶縁処理まで考えて、辿り着いた私のやり方です。  ・私はあとから先端を切ったり、叩いたり、ヤスリをかけたりする手間をできるだけ減らしたいと思っています。そこで電線の先端をあらかじめ揃えて、圧着後の飛び出しが少なくなる位置を考えてスリーブを入れています。  ・例えば、小スリーブに1.6mmの電線を4本入れる場合は、入れにくいときは絶縁被覆を少し長めに剥いて電線を揃えやすくします。  ※ただし、長く剝けばその分スリーブの下側に露出する芯線も長くなります。  ・スリーブの先端と電線の先端を揃えるように位置を合わせ、電線の本数と入り具合を確認して圧着しています。  ※この位置合わせは、先ほどの内線規程の図に寸法として指定されているものではありません。  ・私の狙いは先端を揃えて、余分な飛び出しや、とがりをできるだけ少なくすることです。圧着すると電線の位置や先端の状態が変わることがあるので、最後は必ず「すべての芯線が確実に入っているか・絶縁被覆を巻き込んでいないか・先端にとがった部分が残っていないか・このあと確実に絶縁できる状態になっているか」を確認します。  ※位置を合わせたから先端処理が不要と決めつけず、仕上がった状態を確認します。  ・試験では下側の芯線が10mm以上露出すると欠陥です。現場でも「あとからテープを巻くからどれだけ露出しても良い」ということではありません。下側の露出も必要以上長くしないように考え、使う材料に合った接続状態にする、そのあとの絶縁まで含めて仕上げることが大切だと考えています。 ◎太い電線の接続  ・E形リングスリーブの圧着は、電線接続の基本の一つですが、実際の現場では太い電線の接続でP形スリーブを使うことがあります。こちらは、電線を揃えて入れたつもりでも、圧着後に先端が飛び出してくることがあります。E形とP形では使うスリーブや工具、施工条件が違いますので、同じ寸法で判断する話ではありません。  ※今回お伝えしたいのは、試験の【5mm未満】という寸法だけでは、その先のテープ巻きまで判断できない、ということです。飛び出しが少なくてもとがりが残っていれば、ビニールテープを傷める恐れがある、だから絶縁する前にその状態を確認する。私はそこを大切にしています。 私は昔教わった「その先の絶縁まで考える」ということを今でも大切にしています。試験の基準を確認すること、使う材料や工具に合った施工をすること、そして現場では絶縁まで含めて接続を仕上げること。そのうえで、作業をしやすくする工夫として、今回「おやじ流」を紹介しました。 電気おやじの『我流解説』 検索すればすぐに解答が出てくる便利な世の中ですが、それが個々の現場におけるすべての正解とは限らないと思います。 実際の現場の状況や、職人が長年の経験から得た知識をベースに、 規定を理解した上でそれぞれが導き出した「最適なやり方」があります。 私の解説も、そうした数あるやり方のひとつです。 一つの引き出しとして、参考にしてもらえたら嬉しいです。 関連再生リスト  圧着・接続・テープ巻き     • 圧着・接続・テープ巻き    電工35年【我流解説】     • 電工35年【我流解説】    電工35年【我流・小技】     • 電工35年【我流•小技】   参考になりましたら、チャンネル登録・高評価よろしくお願いいたします。 #電気工事 #リングスリーブ #圧着 #我流解説