【草加次郎事件】15年後、国会で「どこへ行っちゃった」と聞かれた名前【ゆっくり解説】**(42字)
ゆっくり事件クロニクル
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【草加次郎事件】15年後、国会で「どこへ行っちゃった」と聞かれた名前【ゆっくり解説】**(42字)
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「草加次郎」と名乗る人物からの脅迫状・爆発物による事件が、1962年から1963年にかけて
東京都内で13件続きました。負傷者は合わせて14人。死者は出ていません。そして、
1978年9月5日に公訴時効が成立するまで、犯人は一度も特定されませんでした。
・1962年11月4日、品川区の芸能人後援会事務所に届いた封筒が発火し、事務職員が負傷しました。これが最初の事件です
・以後、麻布の民家、有楽町の映画劇場2館、世田谷区の電話ボックス、浅草寺境内と、場所を変えながら同様のものが仕掛けられました。有楽町の劇場では**犯人のものとみられる指紋**が残っています
・女優の吉永小百合さん(当時18歳)の自宅にも、1963年5月から7月にかけて「草加次郎」名で6通の脅迫状が届きました。100万円を要求し、弾丸が同封されたこともあります。鰐淵晴子さん・桑野みゆきさんの自宅にも同様の脅迫状が届いていたことが後に分かっています
・1963年7月15日には上野公園のおでん屋台の店主が銃撃され、重傷を負いました
・7月24日から8月にかけて、渋谷の東横デパートで3件連続の爆発。**店長宛の脅迫小包が開封されて爆発し、職員が負傷**しています
・**そして1963年9月5日午後8時14分頃、営団地下鉄銀座線の京橋駅付近を走行中の車内で爆発が起き、乗客10人が負傷しました。この事件で最も多くの人が傷ついています**。残された部品のひとつひとつに「次」「郎」と一文字ずつ書かれていました
・翌9月6日、吉永小百合さん宅に7通目の脅迫状。「9月9日か10日に、指定した急行列車の車内から現金を投げ落とせ」というものでした
・9月9日19時10分、上野発の常磐線急行「十和田」が出発。**沿線67キロに約300人の警察官が配置され、100万円の紙包みを持った捜査員6人が乗車**しましたが、犯人は現れませんでした。翌10日も警戒が続きましたが、2度目の爆発は起きず、**一連の事件はここでぱたりと止まりました**
・警視庁はのべ1万9,000人の捜査員を投入し、火薬に詳しい人物など約9,600人をリストアップしましたが、**警察の資料に該当する指紋も筆跡も無く、「草加次郎」に前科・前歴はないと判断されました**
・**1964年2月4日、参議院法務委員会。警察庁刑事局長は「下谷郵便局管内を中心に地取りの捜査を実施」「27名の要員で捜査を続行中」と答弁しました。同じ答弁の中で「少年をほかの容疑で逮捕取り調べております部面もございます」とも述べていますが、この少年の氏名やその後は会議録に一切残っていません**
・1964年5月7日、参議院運輸委員会。国鉄公安本部長は「投書が全部で三十数件ございました」と証言。同じ委員会では、**警視庁公安二課の情報にもとづき「労働組合が絡んでいる」という見方が立ち、実際には全く関係なかった**というやり取りも記録されています
・1967年4月1日、参議院予算委員会。「草加次郎はいまだつかまっておりません」。事件から4年、まだ終わっていませんでした
・**1967年6月20日、参議院運輸委員会。ある議員は「草加次郎の問題、これどこ行った。どこへ行っちゃった、飛んじゃったか」と発言しました。それに対し、警察庁刑事局長の答弁はこうです ──「草加次郎の件につきましては、私詳細承知いたしておりませんので、警視庁より資料を取り寄せました上で、お答えいたします」**
・1970年5月13日、参議院運輸委員会。ハイジャック事件をめぐる議論の中で「空の草加次郎が出てくるのじゃないか」という発言が出ます。この頃には「草加次郎」は個人の名前ではなく、**「捕まらない犯人」を指す言葉として国会で使われていました**
・1978年9月5日、公訴時効成立。逮捕者は最後まで出ませんでした
・事件が終わったあとも、名前だけは残りました。1963年から1964年にかけて、推理作家・木々高太郎さん(本名・林髞、慶應義塾大学教授)の自宅や隣家に「クサカ」「おれは草加次郎だ」と名乗る怪電話がかかっています
・**「草加」という読み方さえ、確定していません。**犯人が一度も名乗り出なかったため、「そうか」なのか「くさか」なのか、今も分からないままです
事件そのものは13件、負傷者14人という具体的な数字で確定しています。それなのに、
犯人については、指紋も筆跡も残されていたのに、名前の読み方すら分からないまま、
今日まで来ています。
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【この動画で扱わないこと】
・犯人・容疑者の特定や示唆 ── しません。時効成立まで一度も特定されていません
・「容疑者として名前が出た人物」 ── 信頼できる出典で確認できなかったため書きません
・国会答弁にある「少年」を犯人と示唆すること ── しません。氏名・その後は一切分かっていません
・爆発物の構造・作り方 ── 一切扱いません
・負傷の生々しい描写 ── 「火傷を負った」「重傷を負った」以上の描写はしません
・1985年の埼玉県草加市の「草加事件」(別事件・冤罪事件)と混同すること ── 全くの別事件です
・横須賀線電車爆破事件(1968年)の詳細 ── 「草加次郎」への言及が伝えられている点のみ触れ、
出典が乏しいため「そう伝えられている」の形に留め、深追いしません
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【出典】
国立国会図書館 国会会議録検索システム(https://kokkai.ndl.go.jp/)
・1964年2月4日 参議院法務委員会(稲葉誠一議員/日原正雄 警察庁刑事局長)
・1964年4月23日 衆議院地方行政委員会(川村継義議員)
・1964年4月24日 衆議院法務委員会(横山利秋議員)
・1964年5月7日 参議院運輸委員会(向井潔 国鉄公安本部長/中村順造議員)
・1967年4月1日 参議院予算委員会(岡田宗司議員)
・1967年6月20日 参議院運輸委員会(増川遼三 運輸省鉄道監督局長/岩間正男議員/
内海倫 警察庁刑事局長/岡三郎議員)
・1970年5月13日 参議院運輸委員会(岡三郎議員)
国立国会図書館サーチ https://ndlsearch.ndl.go.jp/
Wikipedia「草加次郎事件」(※出典が乏しいとの注記あり。二次情報として複数資料と突き合わせて使用)
現代ビジネス(講談社)ミゾロギ・ダイスケ「謎の爆弾魔「草加次郎」、警察300人の大捜査網も逮捕ならず…」2022年2月4日
https://gendai.media/articles/-/91837
文春オンライン「“人気絶頂の18歳女優”もターゲットに…」2026年3月2日(別冊宝島編集部『日本の未解決事件100』宝島社)
https://bunshun.jp/articles/-/86331
読売新聞 1964年6月27日「「草加次郎だ」とまた怪電話 林教授宅」
どなたでも無料で読めます。よかったら、一度自分で開いてみてください。
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この回について、あなたはどう考えますか。よかったらコメントで聞かせてください。
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