なぜ忙しい職場ほど仕事が終わらないのか|待ち行列とアリの研究から考える、余白の構造
分析官佐々木の構造解剖
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なぜ忙しい職場ほど仕事が終わらないのか|待ち行列とアリの研究から考える、余白の構造
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分析官佐々木の構造解剖
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作業そのものは一日で終わるのに、頼んだ仕事が戻ってくるのは二週間後。誰もサボっていないのに、なぜ忙しい職場ほど遅くなるのか。
この動画では、
・稼働率が九割を超えると、なぜ待ち時間が爆発するのか
・仕事の「ばらつき」と「抱え込み」が、どれほど流れを遅くするのか
・働かないアリは、なぜコロニーに必要なのか
というテーマをもとに、職場の忙しさを、気合いや能力ではなく、待ち行列という仕事の流れの構造から考える。
職場を「仕事がランダムに届く列」としてモデル化し、20万件の仕事を流すシミュレーションを自作した。
稼働率50%なら2日で戻る仕事が、90%で10日、95%では20日を超える。
同じ人数でも、仕事を共有するだけで、完了までの日数は約4分の1になる。
もっと楽をしよう、という話ではない。
暇そうに見える時間が、職場の速さと、いざというときの強さを支えている、という話だ。
少しでも参考になれば、高評価とチャンネル登録をお願いします。
00:00 - オープニング
00:39 - 一日の仕事が二週間かかる
01:38 - 仕事は列に並んでいる
02:42 - 稼働率の落とし穴
04:15 - ばらつきが渋滞をつくる
05:29 - 抱えるほど遅くなる
06:45 - 働かないアリの仕事
08:21 - 八割五分は正解ではない
09:28 - 余白は怠慢ではない
10:22 - エンディング
シミュレーションの条件
・担当者が仕事を届いた順に片づける待ち行列(1人、または5人)。仕事は平均1日で終わり、ランダムに届く
・作業量のばらつき:大=指数分布、小=変動係数0.3のガンマ分布
・各条件20万件(最初の2万件は除外)。理論値(M/M/1)とほぼ一致することを確認
参考
Eisuke Hasegawa et al. — Lazy workers are necessary for long-term sustainability in insect societies(Scientific Reports, 2016)
北海道大学 プレスリリース「働かないアリはコロニーの長期的存続に必須であることが判明」(2016)
Adrian Bagust, Michael Place, John Posnett — Dynamics of bed use in accommodating emergency admissions(BMJ, 1999)
Christopher A Bain et al. — Myths of ideal hospital occupancy(Medical Journal of Australia, 2010)
J. F. C. Kingman — The single server queue in heavy traffic(1961)
A. K. Erlang — The theory of probabilities and telephone conversations(1909)
数字の誤りはコメントで知らせてください。
使用ソフト: VOICEVOX:玄野武宏
#仕事 #働き方 #待ち行列 #組織 #シミュレーション