イタリア在住11年が作るローマの真髄牛テール使った『コーダ・アッラ・バチナーラ』イタリア料理
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イタリア在住11年が作るローマの真髄牛テール使った『コーダ・アッラ・バチナーラ』イタリア料理
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今回はローマの郷土料理『コーダ・アッラ・バチナーラ』を作っています
今ローマのトラットリアでも
このお皿を注文すると
カカオや松の実、干し葡萄が入ってなかったりします
今回作ったのは昔ながらの本場の
『Coda alla Vaccinara 』を作ったので
もし食材が見つかれば是非一度試しに作ってみてください
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/ @tkkitchen2968
Coda alla vaccinara(コーダ・アッラ・ヴァッチナーラ)は、ローマの下町文化から生まれた非常に象徴的な料理で、その歴史は都市の社会構造と深く結びついています。
■ 起源:屠殺場と労働者の料理
この料理のルーツは、19世紀ごろのローマにある**テスタッチョ地区(Testaccio)にあります。ここにはかつて大規模な屠殺場(マッタトイオ)があり、そこで働く人々が「vaccinari(ヴァッチナーリ=牛を扱う労働者)」と呼ばれていました。
彼らは給料の一部として、売り物にならない部位(内臓や尾など)を受け取っていました。こうした部位は「quinto quarto(quinto quarto)=第五の四分の一」と呼ばれ、貧しい人々の食文化の中心となります。
■ 料理の誕生
硬くて扱いにくい牛の尾をおいしく食べるために、長時間煮込む調理法が発展しました。こうして生まれたのがCoda alla vaccinaraです。
特徴は:
• トマトベースのソース
• セロリなどの野菜
• 時にカカオや松の実、レーズンを加える(甘みとコクを出すため)
これは単なる節約料理ではなく、工夫によって深い味わいを生み出した料理でした。
Coda alla vaccinara にセロリが多い理由は3つ
1. 臭み消し
脂の強い牛テールをさっぱりさせる
2. 味のバランス
重い料理に爽やかさと軽さを足す
3. 庶民の食材
ローマ(特に Testaccio)で安く手に入りやすかった
■ 庶民料理からローマ名物へ
もともとは貧しい労働者の食事でしたが、20世紀に入るとローマのトラットリアで提供されるようになり、現在では代表的な郷土料理のひとつになっています。
特にテスタッチョ周辺のレストランでは、今でも伝統的なレシピが守られています。
■ 文化的な意味
Coda alla vaccinaraは単なる料理以上の存在で、
• 労働者階級の知恵
• 食材を無駄にしない精神
• ローマの歴史と生活
を象徴しています。
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