【ゆっくり解説】「みんなのものは必ず空になる」のに、大皿の最後の一個は残る【共有地の悲劇】
もしも劇場
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【ゆっくり解説】「みんなのものは必ず空になる」のに、大皿の最後の一個は残る【共有地の悲劇】
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「この大皿、から揚げが一個だけ残ってるわよ」——
みんな、最後の一個には手を出さない。でも本当なら、その一個は残らないはずなんです。
一個取れば、得はまるごと自分のもの。減ったぶんの損は、十人で割るから十分の一。
だから取った方が必ず得になる。その同じ計算を、十人が全員やる。皿はあっという間に空です。誰も悪くないのに。
この話には名前がついています。共有地の悲劇。
一九六八年、アメリカの生物学者ハーディンが、学会の会長を辞めるときの挨拶で話したものです。
ところが本人が、三十年後に同じ雑誌へもう一本書いています。
いちばん重い間違いは、たったひとつの言葉を落としたことだった、と。
そのくせ、あの論文が言いたかったことは今も正しいと思う、とも書いてある。
落としたひとつの言葉とは、なんなのか。
間違いを認めた本人が、なぜ今も正しいと言えるのか。
そして、みんなのものは、必ず空になるのか。
うちの大皿に残った最後の一個まで、通しで話します。
00:00 大皿の最後の一個
00:25 十人で皿を囲むと何が起きるか
02:30 片づける三つの謎
02:48 一九六八年、辞めるときの挨拶
04:02 誰にでも開かれた牧草地
05:50 三十年後に足した、ひとつの言葉
07:11 認めたのに、取り消していない
08:21 縛りとはなにか
09:46 放っておかれたものが空になる
11:25 三つの謎のおさらい
11:45 みんなのもの、というだけでは
――― 出典 ―――
Garrett Hardin "The Tragedy of the Commons" Science 162(3859), 1968年12月13日, pp.1243-1248
https://www.law.berkeley.edu/archive/...
Garrett Hardin "Extensions of 'The Tragedy of the Commons'" Science 280(5364), 1998年5月1日, pp.682-683
DOI: 10.1126/science.280.5364.682
https://web.mit.edu/12.000/www/m2018/...
(参考・二次資料)大皿の最後の一個を指す言い方について
https://ja.wikipedia.org/wiki/遠慮のかたまり
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO...
――― 肖像 ―――
写真: Garrett Hardin (1959) / 撮影 Kate Dole / Wikimedia Commons / パブリックドメイン(米国)
https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
▼ この動画について
東方Projectの二次創作です。
▼ 素材をお借りしました
・立ち絵: 黒子式ゆっくりキャラ素材「改」
・音声: AquesTalk
・効果音: 効果音ラボ
・BGM: 甘茶の音楽工房
・背景: 闇討ちProject 様
・紙の質感: フリー素材あそび 様(ニコニ・コモンズ nc307302)
・小道具: AI生成のチョークアート
・肖像写真: 上記のとおり
#ゆっくり解説 #思考実験 #共有地の悲劇