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2000年前、日本を"3.11級"が襲っていた 弥生人はその日どうしたのか

太古のヒト

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2000年前、日本を"3.11級"が襲っていた 弥生人はその日どうしたのか

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太古のヒト
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2011年3月11日の大津波は「想定外」と言われました。ところが仙台の田んぼの下には、もう一つの大津波の跡が眠っていました。約2000年前、弥生時代。その波は内陸3キロから4キロまで届き、3.11とほぼ同じ規模だったと考えられています。田んぼを耕していた弥生の人々は、その日、何を見て、どうしたのでしょうか。 この動画で分かること:仙台・荒井広瀬遺跡の溝の底に残った「先に割れた地面」と「あとから来た砂」、なぜ3.11と同じくらいだとわかるのか、津波のあと海辺の村が約400年戻らなかったこと、高知・蟹ヶ池に残る宝永より一回り大きな津波の跡、香川・松林遺跡の壺、『日本書紀』に記された684年の大地震、6500年で約15回という津波の記録、そして岩手・宮古市姉吉の「此処より下に家を建てるな」の碑。 ※「3.11級」について:仙台平野の弥生時代の津波は、砂の広がりから遡上距離が約3.3〜4.1kmと算定され、「2011年の津波とほぼ同規模であったと考えられる」とされています(松本ら、東北学院大学)。同じ地震だったという意味ではありません。「日本を襲っていた」は仙台平野などでの痕跡にもとづきます。 ※約400年について:仙台市教育委員会によると、この津波のあと仙台市域の沿岸部では集落が陸側へ移り、約400年後の古墳時代に再び集落が作られています。人々が移った理由は動画の中での推測を含みます。 ※「15回」は、高知県・蟹ヶ池の堆積物に残る約6500年分の津波の記録です(内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会 資料)。日本全体の回数ではありません。南海トラフとの関係は研究者の見解(可能性)です。 ※動画内の日本地図・図は説明用の再現です。 東日本大震災で犠牲になられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【タイムスタンプ】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 0:00 想定外 1:33 3.11の砂の下に 4:15 海辺が空いた400年 6:13 西でも、同じ時代に 9:11 宝永という物差し 11:36 6500年で約15回 13:56 此処より下に ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【見どころ】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・弥生の溝の底に、幅5〜20cm・深さ50cm以上の割れ目。それを海の砂がふさいでいた(地震が先、海はあと) ・3.11のとき、牡鹿半島の地面は海の方向へ約5.3m動き、約1.2m沈んだ ・弥生の津波の遡上は内陸3.3〜4.1km。3.11とほぼ同規模と考えられる ・津波のあと、海辺に村が戻るまで約400年。江戸時代がまるごと入っても、まだ余る長さ ・高知・蟹ヶ池:宝永地震(1707年)の砂は厚さ43〜86cm。約2000年前の津波は、それより一回り大きい可能性 ・684年、『日本書紀』に記された大地震。伊予の国では温泉の湯が止まった ・蟹ヶ池には、6500年で約15回分の津波の跡 ・日本の国土は世界の約0.25%。それなのに、M6以上の地震の18.5%が日本で起きている(2003〜2013年) ・宮古市姉吉の碑「此処より下に家を建てるな」。2011年、その波は碑の手前で止まった ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【参考資料】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・仙台市教育委員会『荒井広瀬遺跡 遺跡見学会資料』(2013) https://www.city.sendai.jp/sebikatsuy... ・松本秀明ほか(東北学院大学)仙台平野の津波堆積物 https://irides.tohoku.ac.jp/media/fil... ・国土地理院 東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動 https://www.gsi.go.jp/chibankansi/chi... ・内閣府 広報ぼうさい(東日本大震災) https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhou... ・産総研 地質調査総合センター 津波堆積物データベース(宮城) https://gbank.gsj.jp/tsunami_deposit_... ・内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会 第2回 資料(岡村) https://www.bousai.go.jp/jishin/nanka... ・内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会 第35回 資料 https://www.bousai.go.jp/jishin/nanka... ・楠本ほか 蟹ヶ池の宝永地震津波堆積物(歴史地震 37号) https://www.histeq.jp/kaishi/HE37/146... ・内閣府 災害教訓の継承 1707宝永地震 報告書 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyoku... ・香川県 松林遺跡 https://www.pref.kagawa.lg.jp/documen... ・日出島遺跡の津波堆積物(日本地理学会 2013) https://www.jstage.jst.go.jp/article/... ・国土交通省 日本の国土と災害 https://www.mlit.go.jp/river/bousai/l... ・防災科学技術研究所 自然災害伝承碑(姉吉 大津浪記念碑) https://dstr.mhr.bosai.go.jp/disaster... ・宮古市 東日本大震災 津波遡上高 https://www.city.miyako.iwate.jp/mate... ・内閣府 広報ぼうさい(姉吉) https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhou... 【図・写真】 ・「How we sample sand after a tsunami」Photo: USGS / Public Domain https://www.usgs.gov/media/images/how... ・動画内の資料:仙台市教育委員会『荒井広瀬遺跡 遺跡見学会資料』(2013)p.2「まとめ」より引用 企画・構成・最終確認は運営者が行っています。画像生成と読み上げにAIを使用しています。図・地図は説明用の再現です。 このチャンネルでは、先史時代の人類がどう生き、食べ、眠り、危機を越えたのかを、考古学と人類史の証拠からたどります。 #弥生時代 #津波 #東日本大震災 #南海トラフ #地震 #考古学 #日本史