【液状化被害のまちに響いた”神輿唄”】秋祭り復活に込めた住民の思い 石川・内灘町
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【液状化被害のまちに響いた”神輿唄”】秋祭り復活に込めた住民の思い 石川・内灘町
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【2026.9.30 OA】
能登半島地震で深刻な液状化の被害を受けた石川県内灘町の室地区。地区を離れざるをえない人も多くいるなか、復興を目指す住民の思いを取材しました。
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https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category...
内灘町の室地区。
■水野博幸 区長:
「この後も全部家があったんですけども全部倒壊しまして」
ここは、能登半島地震で深刻な被害を受けました。
内灘町は地震により液状化が発生。道路が波打ち、町全体が歪んでしまいました。
室地区でも地面が割れ電柱や塀が倒れるなどの被害を受けました。
地震からおよそ2年8か月。
室地区の区長、水野博幸さんに現状を案内してもらいました。
■水野区長:
「未だに地下水が出て水は溜まってましたよ。この間まで、今もちょっと残ってますけど」
地震前は290人が住んでいた室地区。区長によるといま、実際に住んでいるのは160人ほどだといいます。更地も目立つようになりました。
■水野区長:
「町外の室区の以外のところに出ています」「施設に入った方もいますけどね」
「ここはこないだ町外出とったんですけどどうにか立て直して戻って来た」
地震の後、新しく建てられた家は数軒ほど。
液状化により家の境界がずれてしまったことや費用の問題などがあり簡単には再建できない人が多いのが現状です。そんななか、区長が見せてくれたのは…
「どうぞ、こっちです」
地区で大切にしてきた秋の祭礼で使われる神輿です。神輿自体は地震による被害はありませんでしたが、神輿を保管する倉庫が被害を受け使えなくなってしまいました。
■水野区長:
「どうしようかなと神輿の入るところを探していたんですけど(地元住民に)お願いしたらいいですよということで、快く貸していただいたんですよ」
そして祭りを行う八幡神社も基礎部分が崩れるなど被害を受けましたが…今年の4月にようやく修復工事が始まり、神社の再建のめどがたったことから3年ぶりに神社の祭礼を復活することになりました。
■水野区長:
「住家がやられてね、あのひどい思いをされている方が、もうそんな時にお祭りする時期なんかっていう、復興まだやろうっていう人もいるかもわかりませんけども」
「やっぱりね、そういう祭りができること自体が復興の始まりなのかなとも思いますし」
祭り当日。この日のために、およそ30人が集まりました。
その半数以上はいまは地区を離れた人たちです。
■東京から参加:
「帰ってこないわけにはいかないから」
「やっぱこの1年のこの地域の象徴みたいなもんやと思いますから」
神輿を担ぎ町を練り歩きながら担ぎ手たちが歌うのは代々、伝わる神輿唄。
3年前にはなかった仮設住宅の前でも神輿を担ぎあげます。
■仮設住宅に住む人:
「やっぱお祭りはね、やってよかったみたいね」
「みんな嬉しそうにやってて楽しそうやさかいね」
■地元住民:
「やっぱこの、この辺でやっぱりみんな気持ち切り替えて前へ歩き出したんかなと思うね」
3年ぶりに戻ってきた活気あふれるまちの姿。
■水野区長:
「この祭りで元気もらってまた復興復旧に向けて進んでいかれたらいいかなと思いますね」
祭りをよりどころに復興に向けてこれからも歩んでいきます。
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