ザビエルはハゲていなかった|教科書の肖像画に隠された「トンスラ」と、死後80年の偽りの姿
歴史の解体新書
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ザビエルはハゲていなかった|教科書の肖像画に隠された「トンスラ」と、死後80年の偽りの姿
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教科書で誰もが見た、あのザビエルの肖像画。
頭頂部だけが丸く抜けた「カッパのようなハゲ頭」は、二重に事実とちがいます。
① あれは脱毛ではなく「トンスラ」というカトリックの剃髪です。
② しかもザビエル本人は、そのトンスラすらしていませんでした。
イエズス会はトンスラの義務を課されていませんでした。
ヨーロッパに残る肖像や銅版画のザビエルは、頭頂部まで黒髪が生え揃っています。
同時代に彼を直接知るイエズス会士の記録も「髪と髭は黒く豊かであった」。
では、あの絵は何なのか。
神戸市立博物館が所蔵するあの一枚は、ザビエルの死から約80年後の江戸時代初期に、
日本の和紙に日本画の絵具で描かれた和洋折衷の絵でした。
描いたのは、本物を一度も見たことがない名もなき日本人絵師。
当時の日本では、イエズス会以外の修道会がトンスラをしていたため、
「聖人はトンスラ姿のはず」という思い込みから、頭頂部が描き足されたと考えられています。
1920年(大正9年)、大阪府茨木市・千提寺の屋根裏の「開かずの櫃」から見つかり、
教科書に載り、日本人の記憶を400年ぶんまとめて上書きした一枚の絵の話です。
0:00 教科書のあの頭
1:33 トンスラとは何か
3:38 ザビエルという人物
6:41 あの絵の正体
9:03 本当の姿
11:34 それでも、あの絵があったから
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【素材】
絵:パブリックドメインの実物(神戸市立博物館蔵「聖フランシスコ・ザビエル像」、
アドリアーン・ロメリンの銅版画、トンスラの修道士の版画、
オルテリウスのアジア図ほか)と、風景・場面の生成画像。
実在の人物の肖像は生成していません。
BGM・効果音:OpenTracks
声:Fish Audio(音声合成)
※ この動画の絵と声は生成AIを使って作っています。
【チャンネル】歴史の解体新書
通説のうしろにある一次史料を、毎回ひとつずつ解体します。