道端のお地蔵さんと、地獄の冥界の主。同じ一尊です
水墨神話スイボクシンワ
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道端のお地蔵さんと、地獄の冥界の主。同じ一尊です
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水墨神話スイボクシンワ
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道端に立っている、あのお地蔵さん。
日本には数十万体あって、ほとんどの人が今月もその前を通っています。そして、それが何なのかを説明できる人は、そう多くありません。
中国では、彼は冥界の主です。冠をかぶり、正面中央に坐り、十殿の冥王がその前に居並んでいる。旧暦七月はまるごと彼の月で、月末の一日は彼の日です。
同じ一尊です。関連する別の尊格ではありません。
この回で扱うのは、その誓い——地獄が空になるまで仏にならない、という期限のない約束——と、それを中国と日本がそれぞれどう受け取ったか。中国側では十殿の仕組み、九華山と新羅から渡った僧のこと。日本側では、道端の石という姿が実はかなり新しい層であること、そして日本もまた自前の地獄を持っていたこと。十三世紀に日本で書かれた一つの経が、閻魔の本地は地蔵だと定めています。中国から伝わったのではなく、日本で書かれた経です。
内容についてのお知らせ:24:00 から 25:45 のあいだ、水子供養について短く触れます。事実を述べるにとどめ、演出は加えていません。
参考文献:
Zhiru『The Making of a Savior Bodhisattva: Dizang in Medieval China』(ハワイ大学出版局、2007)
Hank Glassman『The Face of Jizō: Image and Cult in Medieval Japanese Buddhism』(ハワイ大学出版局、2012)
Stephen F. Teiser 十王と中元節に関する研究
Helen Hardacre『Marketing the Menacing Fetus in Japan』(1997)、William LaFleur『Liquid Life』(1992)
経典は CBETA より:T411、T412
費冠卿「九華山化城寺記」(八一三年)、『全唐文』所収
中国の旧暦七月の最終日——鬼門が閉まる日——の四日前に公開しています。
次回:弥勒——まだ来ていない、次の仏。
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