【朗読】正雪、知恵伊豆を射落とす。原城脱出と浪人軍団の誕生|山本周五郎『正雪記』第五巻 ナレーター七味春五郎
七味春五郎の音本 〜人情朗読 山本周五郎 他
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【朗読】正雪、知恵伊豆を射落とす。原城脱出と浪人軍団の誕生|山本周五郎『正雪記』第五巻 ナレーター七味春五郎
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七味春五郎の音本 〜人情朗読 山本周五郎 他
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◆第一巻
• 正雪記 山本周五郎長編小説
◆第二巻
• 【朗読】正雪、屈辱の果てに旅立つ。木曽の決闘と妖しき洞窟|山本周五郎『正雪記』第二巻
再生リスト
• 正雪記 山本周五郎長編小説
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◆あらすじ
山本周五郎『正雪記』第五巻。
島原天草一揆の激戦が続く原城。
城内に潜入した由井与四郎は、かつて命を救ってくれた増六と再会する。しかし、籠城する一揆勢は食糧不足と内部対立によって追い詰められていた。
与四郎は増六と脱出を計画。捕らわれていた味平兵庫、勾坂喜兵衛、丸橋忠也らを救い、さらに信仰の中心にいる少女テレーズ・かなえを連れ出そうとする。
だが、脱出寸前に計画が露見。松明に照らされた原城の狭い通路で、一行は前後から城兵に包囲される。
仲間を逃がすため、命を懸けて踏みとどまる者。生き延びて大望を果たそうとする者。それぞれの運命が、戦場で交錯する。
原城を脱出した与四郎は、新たな計画に取りかかる。
それは、戦場で孤立し、手柄を立てても報われない浪人たちを一つの隊にまとめることだった。
そのために与四郎が選んだのは、幕府軍総大将・松平伊豆守信綱への接近。
大胆にも本営の床下へ忍び込んだ与四郎は、知恵伊豆と呼ばれる当代屈指の知将に、ある取引を持ちかける。
果たして、わずか二十一歳の与四郎は、幕府の重臣を動かすことができるのか。
原城脱出、丸橋忠也との邂逅、松平信綱との知略の対決、そして浪人軍団結成への第一歩。
山本周五郎が描く、由井正雪の大望が現実の力へと変わり始める第四巻です。
【作品情報】
作品:正雪記
著者:山本周五郎
ジャンル:歴史小説・時代小説
朗読:人情朗読Channel/丸竹書房
#山本周五郎 #正雪記 #朗読 #由井正雪 #時代小説 #島原の乱
📚登場人物一覧
由井与四郎/のちの由井正雪
紫金洞の秘密を追い、勘次と命を懸けて対峙する。御嶽山では謎の老人から天象を読む術を学び、やがて自分の運命を示す星を見出す。
勘次
山中に住む猟師・山人。二十年にわたり紫金洞を探し続けてきた男。財宝への執念に取り憑かれ、与四郎と対峙する。
はん
石川主税助の娘。父の死後、金井半兵衛の援助を返し、自分の力で生きる道を選ぶ。与四郎を待ち続ける静かな強さを持つ。
石川主税助
与四郎の師。病に倒れ、はんを案じながら世を去る。死の間際まで、与四郎とはんの未来を気にかける。
金井半兵衛
浪人。はんに思いを寄せるが、彼女の生き方に触れて自分自身の未熟さと向き合う。のちに天草の騒ぎへ向かう。
テレーズ・かなえ
異国の血を引く少女。西の空に「くるすの軍勢」を見ると叫び、やがて姿を消す。島原天草一揆の予兆を象徴する人物。
古谷とく
かなえの母。娘の不思議な異変を信じ、行方を追って西へ向かう。
老
御嶽山で与四郎と出会う謎の老人。星宿、天象、気候の観測に通じ、与四郎に「自分の星」を見つける道を示す。
勾坂小松
勾坂家の娘。男装して御嶽山まで与四郎を追ってくる。与四郎への執着は深く、はんとは正反対の情念を担う存在。
勾坂喜兵衛
第二巻から続く勾坂家の若者。第三巻では直接の出番は少ないが、小松と勾坂家の背景に関わる。
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📚用語集
御嶽山
与四郎が修行し、自分の星を見出した山。第四巻では、そこからの無謀な西下りが始まる。
継母岳
御嶽山から西へ下る途上の山域。猪之助が危険を訴えるほど、道なき密林へ入る入口となる。
隠れ切支丹
禁教下で人目を避け、山深く隠れ住むキリスト教徒たち。田島の人々はその一団である。
田島
若栃山の北麓、さらに奥の渓谷にある隠れ里。与四郎はここで救われ、切支丹たちの生活を見る。
デウス
切支丹信仰における天地万物の創造主。増六は与四郎に、宗門の根本を語る。
ドミンコ
田島の切支丹たちが七日に一度行う儀礼。
コヒサン
懺悔にあたる儀礼。過ちを告白し、赦しを求める行為として描かれる。
コンタツ
切支丹の珠数。増六が与四郎へ餞別として渡す品の一つ。
遠眼鏡・近視鏡
増六が与四郎へ託す異国渡来の道具。遠くを見るもの、近くのものを拡大するものとして説明される。
島原天草一揆
肥前・天草を中心に起こった大規模な一揆。作中では、宗門護持の戦いであると同時に、松倉氏の暴政に対する百姓一揆として描かれる。
原城
一揆勢が籠城する城。第四巻後半で、与四郎が潜入を試みる重要舞台。
松倉氏
島原の領主。苛烈な年貢取り立てと禁教政策によって、領民を追い詰める存在として描かれる。
#山本周五郎 #歴史小説