神の使いか、国を傾ける妖狐か――狐はなぜ「二つの顔」を持つのか(玉藻前・殺生石・お稲荷さん)
百物語研究所
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神の使いか、国を傾ける妖狐か――狐はなぜ「二つの顔」を持つのか(玉藻前・殺生石・お稲荷さん)
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0:00 導入(2022年、殺生石が割れた)
0:46 具体例(日本霊異記の狐の妻/伏見稲荷の創祀と白狐/玉藻前の伝説の変遷/芭蕉と殺生石/名勝指定と2022年の割れ)
7:09 諸説・背景(狐が稲荷の使いになった諸説/山海経の九尾の狐/狐憑きの歴史)
9:43 まとめ
2022年3月、栃木県那須町の殺生石が割れたというニュースが、国内外で報じられました。殺生石は、美女・玉藻前に化けた九尾の狐が、討たれたあとに姿を変えた石だと伝えられてきた石です。
けれども狐は、お稲荷さんでは神のお使いとして大切にされています。人を化かし国を傾ける妖狐と、神の使いとして祀られる狐――この二つは、同じ狐なのでしょうか。
この動画では、『日本霊異記』に記された狐の妻の話、伏見稲荷大社の創祀伝承と白狐、室町時代の『玉藻の草子』や謡曲「殺生石」から江戸時代後期の読本へと広がった玉藻前の伝説、松尾芭蕉が『おくのほそ道』に書きとめた殺生石、そして中国の『山海経』に描かれた九尾の狐までをたどり、狐がなぜ二つの顔を持つようになったのかを見ていきます。
参考文献
直接読んだ・確認したもの
伏見稲荷大社公式サイト「伊奈利社ご鎮座説話」(https://inari.jp/about/history/num10/)
伏見稲荷大社公式サイト「よくあるご質問」(https://inari.jp/about/faq/)
松尾芭蕉『おくのほそ道』(Wikisource「おくのほそ道」 https://ja.wikisource.org/wiki/おくのほそ道)
『山海経』南山経・海外東経・大荒東経(Wikisource「山海經」)
文化遺産オンライン「おくのほそ道の風景地」(https://bunka.nii.ac.jp/heritages/det...
共同通信PRワイヤー「九尾狐 那須殺生石 慰霊祭並びに平和祈願祭について」(https://kyodonewsprwire.jp/release/20...
二次資料・要旨
伏見稲荷大社公式サイト「稲荷勧請」(https://inari.jp/about/history/num04/)
伏見稲荷大社公式サイト「稲荷社のあけぼの」(https://inari.jp/about/history/num09/)
『日本霊異記』上巻第二縁:立命館風土記解説(https://www.ritsumei-fubo.com/fudoki/...
能・演目事典「殺生石」(https://www.the-noh.com/jp/plays/data...
朝里樹「玉藻前入門」(https://bungaku-report.com/blog/2021/... ほか)
『絵本三国妖婦伝』(高井蘭山):NDLサーチ(https://ndlsearch.ndl.go.jp/en/books/...
大田原市地域史資料デジタルアーカイブ『黒羽町誌』殺生石の項(https://adeac.jp/otawara-city/texthtm...
The Guardian(2022年3月7日付)記事のYahoo転載版(https://ca.news.yahoo.com/japan-killi...
コトバンク「狐憑き」(https://kotobank.jp/word/%E7%8B%90%E6...
コトバンク「玉藻前」(https://kotobank.jp/word/玉藻前-1090754)