Indian Cradle Song - 1930 May 4 - Louis Armstrong
Masaichi Higuchi
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Indian Cradle Song - 1930 May 4 - Louis Armstrong
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Masaichi Higuchi
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LOUIS ARMSTRONG Collections No.104
Indian Cradle Song
LOUIS ARMSTRONG AND HIS ORCHESTRA
Louis Armstrong (tp, v), Ed Anderson (tp), Henry Hicks (tb), Bobby Holmes (cl, as), Theodore McCord (cl, as), Castor McCord (cl, ts), Joe Turner (p), Bernard Addison (g), Lavert Hutchinson (tu), Willie Lynch (d).
Okeh recording session - New York
May 4, 1930
Matrix No. : W 403999Photo : Parlophone A 3661
Original : OKeh 41423
“Indian Cradle Song” というタイトルの意味
直訳すれば、「インディアンの子守歌」です。ここでいう “Indian” は、1920年代アメリカのポピュラー音楽が作り出した先住民を題材にしたエキゾティックなイメージです。民族音楽としての “Indian music” というより、1920年代のアメリカ大衆文化が想像した「異国的な子守歌」という性格の作品です。
曲のストーリー
作品は1927年に成立しており、Armstrong のために書かれた曲ではありません。
Armstrong が録音したのは約2年半後の1930年です。歌の基本的な情景は、夜、子どもを寝かしつける子守歌的な世界です。しかし Armstrong の録音では、このセンチメンタルなポピュラー・ソングをそのまま歌うのではなく、ジャズのリズムと彼独特のフレージングによって曲を作り変えていきます。
曲のスタイル
演奏内容としては、late-1920s / early-1930s orchestral jazz + popular song + Armstrong vocal/trumpet featureです。
聴きどころ
この演奏の一番の魅力は、やさしい子守歌のような曲を、Louis Armstrong が自分らしいジャズに変えているところです。曲の前半では、テナー・サックスの落ち着いた演奏が聴かれ、その後Armstrongの歌へと続きます。Armstrongは楽譜どおりにきっちり歌うのではなく、少しリズムをずらしたり、言葉を伸ばしたりして、語りかけるように歌います。 後ろで聞こえるギターも、歌に返事をするように演奏していて、とても味わいがあります。そして最大の聴きどころは、後半のArmstrongのトランペットです。力強いだけではなく、やさしさや温かさも感じさせ、曲を最後に大きく盛り上げます。一言でまとめるなら、「素朴な子守歌を、Armstrongが歌とトランペットで温かく、味わい深いジャズに変えた演奏」です。
個人的数値評価として
技巧度:18 / 20 作曲・編曲の複雑性:15 / 20 表現力:19 / 20
演奏者間の相互作用:18 / 20 歴史的重要性:18 / 20 総合評価:88 / 100
参考資料
Brian Rust, Jazz and Ragtime Records 1897–1942, 6th Edition
Jos Willems『All of Me: The Complete Discography of Louis Armstrong』
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