第42回 保育所の入所面接、何を見られる?元担当者が「親が気になる4つ」と「実は見ていた4つ」を解説
高石の未来を守り育てるチャンネル
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00:00 冒頭|保育所の内定通知と一緒に届いた入所面接のお知らせ、何を見られる?
00:38 はじめに|元公務員が保護者側・担当者側の2つの視点で解説する保育所の入所面接
01:51 今日お伝えする3つのこと|面接は点数を競う場ではない・親と担当者の見方の違い・正直に話して大丈夫
02:34 PART1 面接はいつ・何をする?|保育所の申込み・利用調整・内定通知から面接・健康診断までの流れ
04:50 PART2 親が気になる4つのこと|夜寝ない・ハイハイ・好き嫌い・言葉は面接でどう見られる?
12:04 PART3 元担当者が気にしていた4つ|目線や人への反応・こだわりや切り替え・見てほしい行動・家庭の孤立
19:12 PART4 面接で気づいたことはその先へ|高石市の乳幼児健診・巡回相談・発達相談窓口
20:22 面接前にしておきたい3つの準備|母子手帳の見返し・一日の時間割メモ・聞きたいことの書き出し
20:55 まとめ|高石市の保育所入所面接で担当者は何を見ているのか
「保育所の内定通知が来た!」
ほっとしたのもつかの間、一緒に入っていた「入所面接のお知らせ」。
「面接って、何を聞かれるんだろう?」
「うちの子、まだ言葉が少ないけど大丈夫?」
「できないことを正直に話したら、入所に影響する?」
「何か準備しておいたほうがいい?」
初めて保育所を利用するご家庭ほど、不安になるのではないでしょうか。
今回は、市役所で保育所入所業務に携わってきた元担当者の立場から、「保育所の入所面接」についてお話しします。
まず知っておいていただきたいのは、高石市の場合、保育所等の面接は「利用調整」のあとに行われるということです。
申し込み
↓
利用調整
↓
結果通知
↓
内定先の施設で面接・健康診断
という流れです。
つまり、面接は利用調整の点数を競うために行われるものではありません。
一方で、入所後に集団生活を送るため、健康面や生活面などを確認する大切な場でもあります。
「何を話しても大丈夫だから、何も考えなくていい」というものでもありません。
むしろ、普段のお子さんの様子を正直に伝えることが、入所後にその子に合った関わり方を考えてもらうための大切な情報になります。
今回の動画では、まず親御さんが気にしやすい4つを取り上げます。
・夜、なかなか寝てくれない
・まだハイハイをしない
・好き嫌いが多い
・言葉が少し遅い
同じ年齢の子を見ると、どうしても比べてしまいます。
「他の子はできているのに……」
「うちの子だけ遅い?」
「家庭でちゃんとできていないと思われない?」
特に初めての子育てでは、こうした不安は珍しいものではありません。
でも、元担当者として私が見ていたところは、少し違います。
たとえば「夜寝ない」という話なら、
「寝ないからダメ」
ではなく、
「何時に寝て、何時に起きているのか」
という生活のリズムを知りたい。
ハイハイをしないなら、
「できる・できない」
だけを見るのではなく、
「今、その子はどうやって移動しているのか」。
好き嫌いなら、
「何を食べないのか」
だけではなく、
「何なら食べられるのか」。
言葉なら、
「何語話せるのか」
だけではなく、
「指差しや声、手を引くなど、普段どうやって自分の気持ちを伝えているのか」。
親御さんが気にしているのは、どうしても「できる・できない」になりがちです。
一方、保育する側に必要なのは、「その子が今どうしているのか」という情報です。
ここは、かなり大きな違いだと思います。
そして後半では、逆に「元担当者として気になっていたこと」を4つお話しします。
・目線や人への反応
・こだわりや、遊びから次の行動への切り替え
・大人との関わりを強く求める様子
・ご家庭が孤立していないか
ただし、これは高石市が公表している「面接のチェック項目」ではありません。
あくまで私が保育行政に関わってきた経験の中で、子どもやご家庭を支えるために気になっていたポイントです。
また、たった一つの行動を見て、発達上の課題などを判断できるわけではありません。
初めて行く場所なら緊張します。
眠い日もあります。
機嫌の悪い日もあります。
好きなものに夢中になって、呼ばれても振り向かないことだってあります。
30分程度の面接だけで、その子のすべてが分かるわけではありません。
だからこそ、ご家庭で普段どのように過ごしているのかを教えてもらうことが大切なんです。
そして私が特に大切だと思っているのが、「家庭が孤立していないか」という視点です。
育休から仕事に戻る。
子どもを初めて保育所に預ける。
夫婦ともに仕事がある。
実家は少し離れている。
子どものことだけでなく、毎日の生活そのものが一気に変わります。
「今日、大人と話したのはスーパーのレジだけだった」
そんな日が続くことは、決して特別な家庭だけに起こることではありません。
困ったときに話せる家族や友人がいるのか。
相談できる場所を知っているのか。
保育所は、子どもを預ける場所であると同時に、子育て家庭と地域がつながる大切な場所でもあると私は考えています。
動画では、高石市で行われている1歳7か月児健診や3歳6か月児健診、園への巡回相談、こどもすこやかセンターなどについても触れています。
そして最後に、入所面接を受ける前に準備しておくと楽になる「元担当者からの3つのコツ」も紹介します。
①母子手帳をもう一度見返しておく
②起床・就寝・昼寝・食事など、一日の時間割を簡単にメモする
③気になっていることを一行だけでも書いておく
面接の場では、緊張して伝えたかったことを忘れてしまうことがあります。
きれいな資料を作る必要はありません。
スマートフォンのメモでも、紙切れでも大丈夫です。
「家ではこんな感じです」
「ここだけ少し気になっています」
それが伝わるだけでも、入所後の保育を考えるための大切な材料になります。
私は、面接で聞いたご家庭の「気がかり」を、そこで終わらせない仕組みも大切だと考えています。
保護者が希望すれば、園から市の相談機関へ。
必要に応じて専門職へ。
もちろん、本人の希望や同意が前提です。
今ある制度を一つひとつ増やすだけではなく、すでに存在している保育所、健診、相談機関を「つなぐ」。
そんな仕組みができれば、子育て中のご家庭にとって、もっと安心できる高石市になるのではないでしょうか。
このチャンネルでは、高石生まれ・高石育ち、元公務員、そして大家という立場から、高石市で暮らす人の「これってどうなってるの?」をできるだけ分かりやすくお伝えしています。
特に、子育てや仕事で忙しく、市役所の制度や市議会の情報までなかなか追いかけられない方に、
「そういうことだったんだ」
「知っておいてよかった」
「高石で暮らすことを、少し安心して考えられた」
と思ってもらえる情報を届けていきたいと思っています。
保育所の面接で実際に聞かれたことや、
「これが不安だった」
「こんなことを聞いておけばよかった」
という経験があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
あなたの経験が、これから初めて保育所を利用する誰かの安心につながるかもしれません。
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