1日330万人が使う駅を止めずに、そのど真ん中に230mの塔を建てた…渋谷スクランブルスクエアの建て方
ふしぎなしくみ図鑑
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1日330万人が使う駅を止めずに、そのど真ん中に230mの塔を建てた…渋谷スクランブルスクエアの建て方
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シリーズ「東京をつくる人たち」第12回。
渋谷駅の目の前に立つ、高さ約230mの渋谷スクランブルスクエア。足元には4社9路線が集まり、1日に約330万人が乗り降りします。その駅を止めずに、どうやって超高層ビルを建てたのでしょうか。
つくったのは、東急・JR東日本・東京メトロの3社。始まりは2013年3月、東急東横線の渋谷駅が地上から地下へ移ったこと。終電後の約3時間半、約1,200人で一晩のうちに線路を切り替えました。空いた旧駅舎と百貨店東館の跡に、この塔が建てられます。
まわりはJR線、高架の銀座線、国道246号。地下には副都心線と東横線、敷地の中には渋谷川。工事中も建物の中に歩行者通路を確保し、十数回付け替え。資材の搬入は夜だけで、建ちかけたビルの上の階を鉄骨の作業場に使いました。
目の前では銀座線の駅も約130m移動し、明治通りの上へ。屋根の上に歩行者デッキを載せるため、アーチの頂部を削ったM字の屋根は、線路の上で組み立てて滑らせて送り出しました。2019年末には6日間の運休、のべ約5,000人で線路をつなぎ替えています。
揺れ方に合わせた2種類のオイルダンパー、駅へ向かう視線を受け止める「角」のデザイン、当初の計画になかったSHIBUYA SKY、そして今も続く第Ⅱ期・中央棟の工事まで、3DCGと実際の写真で解説します。
事業主体:東急・JR東日本・東京メトロ / 設計:渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計・東急設計コンサルタント・JR東日本建築設計・メトロ開発) / デザインアーキテクト:日建設計・隈研吾建築都市設計事務所・SANAA / 施工:東急建設・大成建設 共同企業体
事業者の公表資料・設計者や施工者の資料などで内容を確認しています。
※3DCGの映像はイメージで、実際の建物・施設とは細部が異なります。実際の写真はWikimedia Commonsのライセンス写真です。線路の切り替え・解体・工事中の通路と作業場・屋根の送り出し・アーバン・コアの映像は実際の様子を再現したものではありません。
出典:渋谷スクランブルスクエア 開業プレスリリース(2019年11月)・着工プレスリリース(2014年)、日建設計「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」・座談会、東急建設「渋谷スクランブルスクエア」施工実績、東急「渋谷再開発インサイト」、鉄構技術 2020年2月号(日建設計「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)の制振計画」)、東急・JR東日本・東京メトロ 発表(2025年5月)、日経アーキテクチュア・日経クロステック、マイナビニュース、渋谷文化プロジェクト
写真(Wikimedia Commons):Syced(CC0)、Pocsywe(CC0)、Chris Hamby(CC BY-SA 2.0)、Hanonimas(CC BY-SA 3.0)、江戸村のとくぞう(CC BY-SA 4.0)、David Kernan(CC BY 4.0)、Dick Thomas Johnson(CC BY 2.0)
参考写真(3DCG制作):Syced(CC0)
音声:VOICEVOX:青山龍星
音楽:Google Flow Music(AI生成)
#渋谷スクランブルスクエア #渋谷駅 #東急 #東京建築 #SHIBUYASKY