京葉線のホームはなぜ遠い?東京駅の地下に眠る「幻の新幹線」
ふしぎなしくみ図鑑
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京葉線のホームはなぜ遠い?東京駅の地下に眠る「幻の新幹線」
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シリーズ「東京の地下をつくる人たち」第8回。シーズン2「地下鉄の迷路」、今回は東京駅の地下です。
丸の内の広場の下、地下5階(底までの深さ約27m)に総武線・横須賀線のホーム。ところが京葉線のホームは地下4階なのに深さ約33.5mと、総武線よりも深いところにあります。しかも場所は駅の真下ではなく、南に外れた鍛冶橋通りの下。総武線ホームまで約480m、となりの有楽町駅までなら約360mです。
理由は、この場所がもともと成田新幹線の東京駅として選ばれたこと。1974年、浅い地下はすでに首都高速・丸ノ内線・銀座線・浅草線・横須賀線で埋まっていて、残っていたのは離れた深いところでした。成田新幹線は1983年に工事が凍結され、1987年に計画が消滅。その地下空間を受け継いで、1990年に京葉線が東京駅へやって来ました。
もうひとつの戦いは地下水。くみ上げで地面の下35mまで下がっていた水が、規制後に1988年には15mほどまで戻り、総武線の地下駅が浮き上がろうとしました。1999年から鉄のおもりとアンカーで駅をつなぎとめ、いまもしみ出す水は近くの川へ流されています。
距離はOpenStreetMapのホーム位置からの直線距離(概数)です。深さは東京都地質調査業協会 技術ノートNo.44(総武地下駅、構築下床版まで)・東洋経済オンライン(京葉線東京地下駅)によります。
※3DCGの映像はイメージで、実際の施設とは形や細部が異なります。実際の写真はWikimedia Commonsのライセンス写真です。
出典:JR東日本、東京都地質調査業協会「技術ノートNo.44」、東洋経済オンライン、東京メトロ、八重洲地下街
写真(Wikimedia Commons):MaedaAkihiko(CC BY-SA 4.0)、Daderot(CC0)、窪田弘美(CC BY-SA 4.0)、Syced(CC0)、根川孝太郎(CC BY-SA 3.0)、RuinDig/Yuki Uchida(CC BY 4.0)、作者不詳(パブリックドメイン)
音声:VOICEVOX:青山龍星
音楽:Google Flow Music(AI生成)
#東京駅 #京葉線 #成田新幹線 #東京の地下 #3DCG