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【睡眠・作業用朗読】銭形平次捕物控「春宵」| ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

七味春五郎の銭形平次【江戸捕物帳】時代ミステリ朗読

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【睡眠・作業用朗読】銭形平次捕物控「春宵」| ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

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七味春五郎の銭形平次【江戸捕物帳】時代ミステリ朗読
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◆あらすじ 春三月、小梅の寮「三宜楼」で、出雲屋岩太郎は若いお滝を迎える披露の宴を開いていた。 しかし、火事騒ぎの混乱の中、岩太郎の弟・岩三郎が何者かに刺されて命を落とす。 疑われたのは、病身の少年・新吉。 だが平次は、庭に落ちた一枚の手紙から、新吉とお滝の哀しい事情を知る。 やがて、野幇間の奇月、そして出雲屋岩太郎までもが相次いで命を落とす。 欲に溺れた男たち、若い恋を踏みにじられた者たち、そして十年越しの恨み――。 銭形平次がたどり着いた真相は、ただの下手人探しでは終わらない。 江戸の春宵に浮かび上がる、人の業と情けの捕物帳。 ◆登場人物一覧 銭形平次 明神下の岡っ引。事件の真相だけでなく、その背後にある人情と不条理を見抜く。今回は、若い新吉とお滝を救おうとしながら、複数の事件の核心へ迫る。 八五郎 平次の子分。小梅の寮の変事を平次に知らせる。お滝の手紙を拾い、新吉の無実を訴えるきっかけを作る。 出雲屋岩太郎 鎌倉町の富商。遊蕩家で、金と力に任せて若いお滝を小梅の寮へ迎えようとする。物語の中心にいる強欲な男。 岩三郎 岩太郎の弟。出雲屋の店を支配する立場にある。火事騒ぎの混乱の中、岩太郎と間違えられて命を落とす。 お滝 十七歳の娘。母の借金をきっかけに、岩太郎のもとへ連れて来られる。新吉とは互いに思い合う仲。 新吉 十六歳の少年。岩太郎の甥として出雲屋に引き取られている。病身ながら気性は激しく、お滝を救おうと思い詰める。 お峰 岩太郎の妾。気の強い年増女。岩太郎の心がお滝へ移ることに嫉妬し、最後の事件に深く関わる。 奇月 野幇間。お滝を岩太郎へ取り持った人物。軽薄で調子のよい男だが、その行動が恨みを買う。 才六 出雲屋の手代。お滝に思いを寄せていた男。表面はおとなしいが、内心に嫉妬と不満を抱えている。 お角 出雲屋の下女。先代の頃から仕える古参の奉公人。新吉を我が子のように大切に思い、事件の奥底にある怨念を背負っている。 田屋甚左衛門 出雲屋の孫店の人物。お滝の親類筋でもあり、宴に同席する。 篠崎小平 浪人者。岩太郎の碁敵。宴に招かれた一人。 次六 下男。事件当夜は使いに出ており、直接の関与は薄い。 ◆用語集 春宵 春の宵。暖かく、霞んだ月や花の気配を感じさせる美しい時間。本作では、その美しさと人間の醜さが対照的に描かれる。 小梅の寮 向島・小梅にある出雲屋の別邸。酒宴や遊興の場として使われる。事件の主要な舞台。 三宜楼 小梅の寮の名。月・雪・花に宜しいという風流な意味を持つが、作中では岩太郎の遊興の場として描かれる。 野幇間 正式な幇間ではなく、酒席などで取り巻きのように振る舞う者。奇月がこれにあたる。 妾 本妻ではなく、経済的に囲われた女性。現代の価値観では不平等な関係であり、本作でもその非情さが事件の背景になる。 逮夜 命日の前夜に行う法要。作中では岩三郎の逮夜が、次の事件の舞台となる。 合口 鍔のない短い刀。作中では凶器として扱われる。 脇差 武士が腰に差す短い刀。事件の凶器として登場する。 石燈籠 庭に置かれる石造りの灯籠。本作では奇月の死に関わる重要な仕掛けになる。 亥刻 現在の午後十時頃。 辰刻 現在の午前八時頃。 鎌いたち 突然、鋭い刃物で切られたような傷ができるという俗信。平次が事件の不可解さをたとえる時に使う。