なぜ、職場で「管理職になりたい人」がいなくなったのか【組織心理学】
組織の裏カルテ | 職場の心理学
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なぜ、職場で「管理職になりたい人」がいなくなったのか【組織心理学】
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課長の席が空いても、手を挙げる人がいない。昇進の話をされても、少し考えさせてくださいと言って断ってしまう。職場で「管理職になりたい人」がいなくなったのはなぜでしょうか。
今の会社で管理職になりたいと答えた人は15.7%。調査を始めてから、いちばん低い数字でした。
管理職になりたいかを毎年聞いている調査、課長クラス2,000人あまりの働き方を調べた調査、管理職の負担の増え方を調べた調査、管理職を経験した人の声、そして板挟みの立場と心の状態の関係を調べた研究から、なりたい人が減っていく構造を解き明かします。
なりたくないのは、逃げじゃない。そして、いま課長の席にいる人がつらいのも、力不足のせいではありませんでした。
▼参照した資料
・パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」(2018〜2026年)
・パーソル総合研究所「中間管理職の就業負担に関する定量調査」(2019年10月発表)
・リクルートワークス研究所「マネジメント行動に関する調査」(2019年。報告書『プレイングマネジャーの時代』)
・エン・ジャパン「管理職への意向」調査(2024年6月発表。『エン転職』利用者4,789人)
・Prins, Bates, Keyes & Muntaner (2015) "Anxious? Depressed? You might be suffering from capitalism: contradictory class locations and the prevalence of depression and anxiety in the USA", Sociology of Health & Illness, 37(8).
▼ご注意
・特定の人や会社、世代を批判するものではありません。
・調査の数字は、それぞれの調査の対象者の回答で、働く人全体を代表するものではありません。15.7%は「今の会社で管理職になりたい」と答えた人の割合で、「なりたくない」と答えた人の割合ではありません。
・管理職の負担の調査は2019年のものです。働き方改革が負担を増やした原因だと言い切るものではありません。
・管理職への意向の調査は、転職サイトの利用者への調査です。
・うつ・不安の研究は、アメリカで2001〜2002年に行われた1回の調査をもとにしたもので、管理職と症状の関係が見られた、というところまでを示しています。日本の職場に当てはめた部分は、研究をもとにした考察です。
・職場の場面はイメージです。
#職場の人間関係 #組織心理学 #心理学