江戸の屋台グルメ
ふつうの日本史
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江戸の屋台グルメ
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夜の海辺に提灯がともり、人びとが腰をおろして月の出を待つ。歌川広重が描いた、江戸・高輪の夜のにぎわいです。
そば、天ぷら、すし、うなぎ。いまでは和食の代表になったこうした料理の多くは、江戸の町で、屋台や物売りの手軽な食べ物として広まっていきました。
天ぷらは串に刺して、立ったまま食べるファストフード。
握りずしは今の2〜3倍の大きさで、1つ8文(約240円)だったと言われます。
夜の町を回る「夜鷹そば」は1杯16文(約480円)。
うなぎは串で売られ、焼き芋屋の看板には「十三里」のしゃれ。
浮世絵と記録から、江戸の人たちが屋台で何を食べ、いくら払っていたのかをのぞいてみます。
もしあなたが江戸の屋台に立ち寄るなら、そば、天ぷら、すし、うなぎ、焼き芋、それとも冷や水、何から食べてみたいですか?
よければコメントで聞かせてください。
▼もくじ
0:00 オープニング
1:05 江戸はなぜ屋台の町になったのか
3:06 夜の町を回る二八そば
5:19 屋台から生まれた天ぷら
7:43 握りずしは江戸のファストフード
10:07 串で売られたうなぎ
11:49 田楽・おでん・焼き芋
13:04 団子とお汁粉
13:48 夏の飲みもの、冷や水と甘酒
14:46 屋台から名物へ
15:19 エンディング
▼お金の換算について
1文=約30円(深川江戸資料館の目安)で今の円に直しています。
お金の価値は何と比べるかで何倍も変わります。おおよその目安としてご覧ください。
屋台の値段は、主に幕末の記録『守貞謾稿』によります。時代によって値段は変わっています。
▼主な参考資料
・喜田川守貞『守貞謾稿』
・国立国会図書館「錦絵で楽しむ江戸の名所」、国立国会図書館 レファレンス協同データベース
・江戸東京博物館 常設展示の解説
・東京都立図書館「外食産業の発展」
・参議院『立法と調査』(江戸の町人人口)
・キッコーマン国際食文化研究センター(飯野亮一氏の講演)
・飯野亮一『すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ』
・原田信男『江戸の食文化』
・大久保洋子『江戸の食空間』
・松下幸子「江戸食文化紀行」(歌舞伎座)
・日本麺類業団体連合会「そばの散歩道」
・ニッポンドットコム『守貞漫稿』連載
・京都芸術大学 渡辺未紀「稲荷ずし縁起」
・中山圭子『事典 和菓子の世界』
・日本大百科全書/世界大百科事典/日本国語大辞典(「煮売屋」「屋台」「夜鷹蕎麦」「天麩羅」「鮨」「蒲焼」「おでん」「焼き芋」「汁粉」「冷や水」「甘酒」ほか)
・深川江戸資料館『資料館ノート』
▼画像の出典
【浮世絵・絵画(パブリックドメイン)】
歌川広重「新撰江戸名所 高輪廿六夜之図」「名所江戸百景 両国花火」(メトロポリタン美術館)、「名所江戸百景 びくにはし雪中」「名所江戸百景 虎の門外あふひ坂」(国立国会図書館)、すしの図
三代歌川豊国・二代歌川広重「江戸自慢三十六興 高輪廿六夜」(国立国会図書館)
月岡芳年「風俗三十二相 むまさう」(国立国会図書館)
歌川国貞 焼き芋屋の図
柳々居辰斎 すしの摺物(メトロポリタン美術館)
蹄斎北馬 団子売り(ロサンゼルス郡立美術館)
鍬形蕙斎『近世職人尽絵詞』より(模写)
すしの屋台の図
『江戸名所図会』高輪海辺
喜田川守貞『守貞謾稿』(国立国会図書館)
(Wikimedia Commons より)
【CC BY 2.5】
・二八そばの屋台(復元)(写真:DryPot/Wikimedia Commons「Japanese Edo Soba Yatai 03.jpg」)
【CC BY-SA 3.0】
・天ぷらの屋台(復元)(写真:DryPot/Wikimedia Commons「Japanese Edo Period Tempura Shop.JPG」)
一部のイメージ画像は生成AI(Google Flow)で作成しています。文字カードは自作です。
▼音声・効果音
ナレーション:VOICEVOX:冥鳴ひまり
効果音:効果音ラボ
#江戸時代 #日本史 #浮世絵