江戸の推し活 役者絵はブロマイドだった
ふつうの日本史
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江戸の推し活 役者絵はブロマイドだった
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写真のない江戸時代、人気役者の顔は「役者絵」で手に入れるものでした。
大判1枚で20文、いまのお金で600円ほど。かけそば1杯とほとんど変わらない値段です。
朝4時から身支度して芝居小屋へ。推しの名を叫び、推しの色を身につけ、団扇やお菓子のグッズを買い、ランキング本で順位をたしかめる。
推しの絵が禁止された時代も、推しとのお別れの日も、江戸の人たちは一枚の絵で応援していました。
当時の浮世絵や記録をもとに、江戸の「推し活」をたどります。
あなたが江戸に住んでいたら、どの役者を推していたと思いますか?
取り上げてほしいテーマがあれば、ぜひコメントで教えてください。
▼もくじ
0:00 役者絵はブロマイドだった
0:48 芝居見物は一日がかり
2:30 推しに会いに行った大奥の女中
3:28 推しの名を叫ぶ
4:24 店先に並んだ推し
5:31 役者絵は一枚いくら
6:46 顔が同じだった役者絵
7:22 似顔絵の誕生
8:15 写楽の二十八枚
9:40 推しを身につける
10:29 推しグッズ
11:11 推しのランキング本
12:00 会いに行ける推し
13:27 推しが消えた日
14:31 名前のない役者絵
15:27 さよならの一枚
16:35 役者絵から写真へ
▼お金の換算について
1文=約30円(深川江戸資料館の目安)で今の円に直しています。
何で比べるかによって何倍も変わるため、おおよその目安としてご覧ください。
▼主な参考資料
・国立国会図書館「本の万華鏡 第34回 推し活狂想曲」
・大久保純一『浮世絵出版論』(吉川弘文館)
・日本大百科全書/世界大百科事典/デジタル大辞泉/ブリタニカ国際大百科事典(「桟敷」「千両役者」「絵島生島事件」「大向う」「役者評判記」「死絵」「瀬川菊之丞」ほか)
・日本銀行金融研究所貨幣博物館、深川江戸資料館『資料館ノート』
・サントリー美術館「写楽」展 解説
・東京都立図書館「猿若町芝居之略図」解説
・JAANUS(日本美術・建築用語データベース)「笠森お仙」
・和樂web、名古屋刀剣博物館「役者絵の発展と種類」
▼画像の出典
【浮世絵・絵本(パブリックドメイン)】
歌川豊国「中村座内外の図」、初代歌川豊国の役者絵(国立国会図書館、メトロポリタン美術館、クリーブランド美術館)
歌川広重「東都名所 芝居町繁栄之図」「東都名所 上野東叡山ノ図」
楊洲周延「千代田の大奥 花見」「千代田の大奥 茶の湯辺り花」
鳥居清信・鳥居清倍・鳥居清満・鳥居清長・奥村政信の役者絵
勝川春章「五代目市川團十郎」「市川雷蔵の曽我五郎」、勝川春章・一筆斎文調『絵本舞台扇』(アムステルダム国立美術館、フランス国立図書館)
東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」「市川鰕蔵の竹村定之進」「二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木」「四代目松本幸四郎の肴屋五郎兵衛」
歌川国貞「八代目市川團十郎」「八代目市川團十郎の児雷也」「相模屋亭主」、役者の団扇絵ほか
歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書」「里すずめねぐらの仮宿」ほか、歌川芳藤の組上絵
鈴木春信「笠森お仙」「笠森お仙と団扇売り」「お仙と若侍」ほか
「江戸の花名勝会」猿若町、八代目市川團十郎の死絵(国立国会図書館)
水野忠邦の肖像、九代目市川團十郎の写真
(所蔵:国立国会図書館、メトロポリタン美術館、アムステルダム国立美術館、クリーブランド美術館、大英博物館、東京国立博物館、米国議会図書館 ほか。Wikimedia Commons より)
【CC BY-SA 3.0】
・八代目市川團十郎の死絵(見立て涅槃図)(Wikimedia Commons「Journey to the Nirvana, ICHIKAWA DanjuroVIII.jpg」)
一部のイメージ画像は生成AI(Google Flow)で作成しています。文字カード・模様の図は自作です。
▼音声・効果音
ナレーション:VOICEVOX:冥鳴ひまり
効果音:効果音ラボ
#江戸時代 #日本史 #浮世絵 #推し活