なぜインドとバングラデシュの国境は“世界一バグっていた”のか?
地理偏差値78
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なぜインドとバングラデシュの国境は“世界一バグっていた”のか?
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かつてインドとバングラデシュの国境には、バングラデシュの中にインドがあり、その中にバングラデシュがあり、さらにその中にインドがあるという、世界で唯一の「三重飛び地」がありました。両国の間にあった飛び地は合計162個(インド領111個・バングラデシュ領51個)。そこには5万人以上が暮らしていました。
1700年代初頭のムガル帝国とクーチ・ビハール王国の土地支配、1947年のインド分割、1974年の協定、そして2015年の領土交換まで。国境の一本の線が人々の暮らしをどう変えたのかを、歴史と地図から見ていきます。
チャプター
0:00 オープニング:世界一おかしな国境
1:01 第1章:国境が複雑すぎる2つの国
2:03 第2章:162個の飛び地と、世界唯一の三重飛び地
3:33 第3章:すべての始まりは300年前
5:35 第4章:1947年、昔の領地が国境になった
7:01 第5章:自分の国へ行けない人々
9:13 第6章:なぜ1974年に解決できなかったのか?
10:31 第7章:2015年、ついに国境が書き換えられた
12:04 第8章:国境問題は本当に終わったのか?
13:32 エンディング:地図の線は、誰のためにあるのか?
注記
飛び地の地図は、数(インド領111個・バングラデシュ領51個)を合わせて描いた図で、一つひとつの実際の位置ではありません。
1700年代のムガル帝国とクーチ・ビハール王国の範囲は、おおよその広がりです。
2015年の住民数(約5万3,000人)と、インドへの移住を希望した人数(当初約1,000人)は報道による概数です。
国境のフェンスの長さ(約3,232キロメートル)は、2025年2月のインド内務省の国会答弁によります。
登場する人物と場面は、話の中の人の姿として描いたもので、特定の人ではありません。
出典
インド内務省 下院答弁(2025年2月4日)
https://www.mha.gov.in/MHA1/Par2017/p...
Migration Policy Institute「India and Bangladesh Swap Territory, Citizens in Landmark Enclave Exchange」(2016年)
https://www.migrationpolicy.org/artic...
The Daily Star(2015年の共同調査)
https://www.thedailystar.net/frontpag...
Willem van Schendel「Stateless in South Asia: The Making of the India-Bangladesh Enclaves」The Journal of Asian Studies(2002年)
Wikipedia「Bangladesh–India enclaves」
https://en.wikipedia.org/wiki/Banglad...
クレジット
音声:AivisSpeech:阿井田 茂(CV:古山キリヲ)
効果音:効果音ラボ
地図:Natural Earth(world-atlas)
映像・音楽:オリジナル(Remotionで制作)