(消えゆくもの)1995年東大国語第1問(現代文)を解く
Cymbal
0:00 / 0:00
(消えゆくもの)1995年東大国語第1問(現代文)を解く
96 просмотров · 10 дн. назад
Cymbal
512 подписчиков
96 просмотров · 10 дн. назад
答案(四を改訂、その他少し修正):
(一)現代の自然過程が衰弱であり減退であることの現れ。(24字)
(二)消滅した事物の再認識とその為した働きへの想像力。(24字)
(三)自然のもつ人間にとり不快な部分を除去すること。(23字)
(四)「もはやない」ものの忘却の忘却に抗うためには、いま消えゆくものがまだなお残す感覚を頼りにする必要があるから。(54字)
(五)物事の変化のスピードが速まりそれらが感覚に定着する暇なく消滅してゆき残像しか残らなくなっている。(48字)
文章の雰囲気は難しいですが、その底流には意外と常識的な感覚が流れている気がします。早稲田の問題に近いでしょうか。
ホッブズは『リヴァイアサン』の冒頭で、我々が感じているのは物自体ではなく物の像であり、頭の中の像にすぎないという点で想像と記憶は同じようなものだと言っているみたいです(確認しました)。有名な井上陽水「少年時代」(1990年)の「夢はつまり 思い出のあとさき」というフレーズを思い出します。こうしたことをヒントに問題文終盤の「もはやない」と「まだない」の関係を云々するよりも……という記述が着想された(殴り書かれた)のかもしれません。
動画の中で言及した「ふとんぼこりのやつ」はこちらです。私はこちらを伝説的問題とみなしています: • (ふとんぼこり)1987年東大国語第5問(現代文)を解いてみた
October 8, 2026.