【MOVED × シャノン】シャキーン
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日本にマーケティングオートメーション(MA)が普及し始めた2014年から、12年の月日が経ちました。
当時は外資系ツールが市場を席捲し、それを国産勢が追いかける構図が続いていましたが、現在のMA市場は停滞感に包まれています。いまや機能差はほとんどなくなり、価格差だけが広がるコモディティ化が進んでいます。
なぜ、MAは行き詰まりを見せているのでしょうか。その背景には、3つの明確な理由があります。
・概念や施策の停滞:新たな手法や有効な機能実装が途絶え、ツールとしての目新しさが失われたこと
・関心のシフト:急激に進化・普及するAIとその活用に、市場の目が完全に持っていかれていること
・従来のデジマの限界:シナリオや配信による「デジタル上での購買意欲醸成」そのものに陰りが見えていること
機能追加も乏しくコモディティ化が進んでいる割に、実際の現場では「結局メルマガ配信にしか使えていない」という企業が後を絶ちません。なぜこのような事態が起きるのか。答えはシンプルです。これまでのMAは、すべて「プロのマーケターが使うこと」を前提に作られているからです。どれだけセールストークで「使いやすい」と謳われていても、それはあくまで「マーケターにとって使いやすい」に過ぎません。専任マーケターという専門家が極めて少ない日本において、貴重なマーケターの時間は日々のルーティン業務に奪われ続けています。
必要なのは、マーケターのためのツールをこねくり回すことではありません。「非マーケター(営業・現場)」が主導してMAを運用し、マーケティング活動の民主化を実現することこそが「MA2.0」なのです。今後広がるMA2.0の動きで我々は何を学びとして経験しなければいけないのか。また、kintone AIに代表されるようなデータを蓄積→分析→提案までの流れが急速に進む中でこの学びがどう生きていくのか解説していきます。