【マンガ】江戸の旅籠は1泊いくら?そば12杯分の200文…お伊勢参りは片道だけで4貫500文
れきっしー
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【マンガ】江戸の旅籠は1泊いくら?そば12杯分の200文…お伊勢参りは片道だけで4貫500文
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江戸時代の旅籠(はたご)は、1泊いくらだったのでしょうか?
江戸時代の終わりごろ、19世紀の半ば。
江戸・神田の畳職人の清吉は、町内の伊勢講の代表に選ばれ、お伊勢参りの旅に出ます。
1日に歩くのは約40km、最初の宿は戸塚宿。旅籠の娘のおはなに呼び止められて――。
旅籠と木賃宿の値段、相部屋の夜、川留や箱根の茶屋などの思わぬ出費、
そして「お伊勢参りの旅には、片道だけでいくらかかったのか」を、マンガで計算していきます。
▼もくじ
0:00 冒頭
0:52 はじめに 江戸の町の伊勢講
2:56 その1 1日に歩いた道のり
5:17 その2 旅籠1泊いくら?
7:01 その3 旅籠の夜は相部屋
9:27 その4 旅の思わぬ出費
11:16 お伊勢参りにかかったお金
13:18 今に残る旅籠
13:55 まとめ
▼この動画で使った事実
・江戸周辺から伊勢参りに行く人は、行きは東海道、帰りは善光寺詣でを兼ねて中山道を通るのが一般的。伊勢神宮まではおよそ15泊(国土交通省)
・19世紀半ばの旅籠代は1泊200文程度が相場、昼食代は70〜80文ほど。ほかに川越し・渡し船の運賃、茶屋の代金、駕籠や馬の乗り賃(国土交通省)
・1日の最低の費用を300文とすると、片道15日で最低4貫500文。かけそば1杯は16文(国土交通省)
・東海道の旅籠の宿泊料は、上の宿で200文、下の宿で120文、木賃宿なら50文以下。中山道の上の宿は150文ほど、東北には木賃宿が16文の所も(山本博文)
・旅籠は食事付きの宿。木賃宿は食料を持参して薪代だけを払う宿(辞典)。客を強く呼びこむ留女がいた(山本博文)
・日本橋から京都三条大橋まで約492km、徒歩で13〜15日前後。1日の行程は約32〜40km(8〜10時間)。最初の宿泊地は戸塚宿(日本橋から十里半・約42km)のあたり。元禄年間のケンペルは京都から江戸まで12日(国土交通省)
・「お江戸日本橋七つ立ち」の七つは午前4時ごろ。夜明け前に出て、明るいうちに歩いた(国土交通省)
・『旅行用心集』は荷物を少なくするよう説き、矢立・扇子・提灯・火打道具・鬢付油・麻綱などをあげる(国土交通省)
・川崎宿の名物は奈良茶飯(茶飯に豆腐汁・煮豆)、小田原は梅干し・蒲鉾など(国土交通省)
・多摩川と相模川は渡し船、酒匂川は人足の肩車や輦台で渡った。大雨で増水すると「川留」で足止めされ、日数も宿泊費も余分にかかった。箱根八里の山道には茶屋が13か所(国土交通省)
・東海道に宿駅制が敷かれたのは1601年、戸塚宿は1604年に宿場に。1843年の『東海道宿村大概帳』で戸塚宿は戸数613軒・人口2906人・旅籠屋75軒(神奈川県観光協会)
・幕末の東海道の宿場の旅籠は1宿平均57軒(日本大百科全書)。宮宿は1843年に旅籠屋250軒弱。宮から桑名へは海路の七里の渡し(約27km)(愛知県)
・関宿の旅籠玉屋は一度に200人が泊まれた。客室の大半は相部屋。講(お金を出し合って代表を伊勢神宮へ送り出す集まり)の看板「講札」がかかる(観光庁)
・赤坂宿の大橋屋(旧旅籠鯉屋)は江戸中期に創業したとされ、広重の「東海道五十三次・赤坂」のモデルともいわれる。2015年に豊川市に寄附され、江戸時代の旅籠の姿に修復された(愛知県)
・今のお金の目安: 200文は、お米の値段をもとにすると約2,500円(貨幣博物館の「1両=約8万1千円〈米〉・1両=6,500文」をもとに計算。何で比べるかで大きく変わります)
▼参考文献(2026年10月8日 確認)
・国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所「東海道への誘い 東海道Q&A」
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/t...
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/t...
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/t...
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/t...
・山本博文「時代劇用語指南 旅籠」(imidas)
https://imidas.jp/jidaigeki/detail/L-...
・コトバンク「旅籠屋」「木賃宿」(日本大百科全書・デジタル大辞泉)
https://kotobank.jp/word/%E6%97%85%E7...
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E8...
・愛知県 Aichi Now「(東海道)宮宿」「(東海道)赤坂宿場資料室・よらまいかん・大橋屋」
https://www.aichinow.pref.aichi.jp/sp...
https://www.aichinow.pref.aichi.jp/sp...
・観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース「関宿旅籠玉屋歴史資料館」
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/com...
・神奈川県観光協会「旧東海道戸塚宿を歩く【歴旅コラム】」
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/fea...
・日本銀行金融研究所 貨幣博物館「江戸時代の1両は今のいくら?」
https://www.imes.boj.or.jp/cm/history...
※この物語は、史料をもとにした創作です。清吉・おはな・おとく・与市は架空の人物で、実在の人物のセリフはありません。泊まる旅籠・茶屋も架空の店です。
※旅籠の値段は、時代・街道・宿によってちがいがありました。今のお金への換算は目安です。
※絵はAIで、音声は音声合成(Google Cloud Text-to-Speech)で作成し、内容は人が確認・編集しています。
▼音声
Google Cloud Text-to-Speech(音声合成)
もし、あなたが江戸時代に旅をするなら、どこへ行ってみたいですか? コメントで教えてください。
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