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【心理学】あなたの話が相手に届かないのは『IQ』のせいなのか?

万象図鑑

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【心理学】あなたの話が相手に届かないのは『IQ』のせいなのか?

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万象図鑑
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IQが20違うと、会話が成立しない。よく聞くこの言葉は、本当なのでしょうか。 100年前のニューヨークで、教室でいつも1人だった IQ 190 の9歳の少年が、平均 IQ 164 の学級に移ったとたん、学級委員とキャプテンに選ばれました。万象図鑑が、その記録と、30か国のリーダーの研究、言葉と記憶のすれ違いの実験から答え合わせします。 リーダーらしいという周りの評価は、IQ 120 のあたりで頂上になり、そこから下がっていました。難しい言葉を使うほど、書いた人は頭が良くないと判断され、机を指で叩いて伝えた曲は、予想の半分に対して 2.5% しか当たりませんでした。結婚して14年あまりの夫婦でさえ、意味が伝わる割合は初対面の人と同じだったのです。 話が通じないのは、頭の良さの差そのもののせいなのでしょうか。 ▼ 目次 0:00 序 IQ 190 の少年 1:10 第一章 100年前の教室 3:49 第二章 賢すぎるリーダー 6:46 第三章 難しい言葉の罠 8:40 第四章 知っている人の目 11:15 第五章 近いほど見えない 13:07 第六章 通じる集団 ▼ この動画に出てくる語 IQ、知能指数、話が通じない、IQ差、知識の呪い、偽の合意効果、集団の知能、ギフテッド、浮きこぼれ、心理学 ▼ 主な出典 ・IQ 190 の少年 J とリーダーの IQ の見立て — Hollingworth, L. S. (1926). Gifted Children: Their Nature and Nurture. Macmillan.(第VII節 Leadership) ・集団の中の知能と影響力の4つのモデル — Simonton, D. K. (1985). Psychological Review, 92(4), 532–547. doi:10.1037/0033-295X.92.4.532 ・379人のリーダーと IQ 120 の頂上 — Antonakis, J., House, R. J., & Simonton, D. K. (2017). Journal of Applied Psychology, 102(7), 1003–1021. doi:10.1037/apl0000221 ・難しい言葉と、書き手の頭の良さの判断 — Oppenheimer, D. M. (2006). Applied Cognitive Psychology, 20(2), 139–156. doi:10.1002/acp.1178 ・指で叩いた曲の実験(1990年・博士論文)の紹介 — Griffin, D. W., & Ross, L. (1991). Advances in Experimental Social Psychology, 24, 319–359. doi:10.1016/S0065-2601(08)60333-0 ・知識の呪い — Camerer, C., Loewenstein, G., & Weber, M. (1989). Journal of Political Economy, 97(5), 1232–1254. doi:10.1086/261651 ・話し手は伝わったと思い込む — Keysar, B., & Henly, A. S. (2002). Psychological Science, 13(3), 207–212. doi:10.1111/1467-9280.00439 ・夫婦・友人どうしのすれ違い — Savitsky, K., Keysar, B., Epley, N., Carter, T., & Swanson, A. (2011). Journal of Experimental Social Psychology, 47(1), 269–273. doi:10.1016/j.jesp.2010.09.005 ・成績の上位の人の見積もりと採点 — Kruger, J., & Dunning, D. (1999). Journal of Personality and Social Psychology, 77(6), 1121–1134. doi:10.1037/0022-3514.77.6.1121 ・同じ効果への批判 — Gignac, G. E., & Zajenkowski, M. (2020). Intelligence, 80, 101449. doi:10.1016/j.intell.2020.101449 ・夫婦の22の性質の似かた — Horwitz, T. B., Balbona, J. V., Paulich, K. N., & Keller, M. C. (2023). Nature Human Behaviour, 7(9), 1568–1583. doi:10.1038/s41562-023-01672-z ・親友どうしの知能 — Boutwell, B. B., Meldrum, R. C., & Petkovsek, M. A. (2017). Intelligence, 64, 30–35. doi:10.1016/j.intell.2017.07.002 ・集団の知能(699人) — Woolley, A. W., Chabris, C. F., Pentland, A., Hashmi, N., & Malone, T. W. (2010). Science, 330(6004), 686–688. doi:10.1126/science.1193147 ・312人の追試 — Bates, T. C., & Gupta, S. (2017). Intelligence, 60, 46–56. doi:10.1016/j.intell.2016.11.004 ・22の研究・5,279人のまとめ — Riedl, C., Kim, Y. J., Gupta, P., Malone, T. W., & Woolley, A. W. (2021). PNAS, 118(21), e2005737118. doi:10.1073/pnas.2005737118 ・日本の子どもたちの声(808人・のべ980事例) — 文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 論点整理」(2021年12月) ・2023年度からの支援 — 文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」 ※ 「平均 IQ 100 の集団ではまとめ役は 115〜130」は、1926年の本の著者が教室を見て書いた見立てで、統計ではありません。 ※ 1985年の数式の「話が届く範囲 16点」は、計算のために置いた仮定です。2017年の研究が測ったのは周りからの見え方で、仕事の成果ではありません。 ※ 指で叩いた曲の実験は博士論文で、数字はその紹介によります。成績の低い人ほど自分を高く見積もるという話には、統計の偏りだという批判があります。 ※ 集団の知能が何で決まるかは、研究者のあいだでまだ決着していません。 ※ この動画は、2026年10月時点で公開されている研究と統計の紹介です。今後の研究で見直される可能性があります。 ▼ 万象図鑑について 万象図鑑は、哲学・歴史・科学・宇宙など、ジャンルの壁を越えて世界の「なぜ?」を図解するチャンネルです。案内役は、知識を愛するフクロウのフィロ。チャンネル登録と高評価が、次の図版を仕上げる力になります。 #IQ #心理学 #話が通じない #万象図鑑