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何年も続けているのに、上達した気がしない|プロ26人と高校生28人の実験でわかった、先に育つ“耳”

思索するクラゲ | 知らなかった自分と世界

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何年も続けているのに、上達した気がしない|プロ26人と高校生28人の実験でわかった、先に育つ“耳”

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思索するクラゲ | 知らなかった自分と世界
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ピアノを始めて8年。昔は手も足も出なかった曲が、今は両手で弾けます。 それなのに、自分の演奏を録音して聴くと、がっかりする。音がそろっていない、リズムが転んでいる……。 本当に、上手くなっていないのでしょうか。 この動画では、耳の研究、間違いの研究、練習の中身の研究を順番に見ていきます。 見えてくるのは、上達が止まった話ではなく、上達の中身が変わっていた、という話です。 後半では、進歩を見るための「8本の物差し」と、毎月の録音の取り方を紹介します。 ※8本の物差しと毎月の録音は、研究をもとにした一つの提案です。この方法そのものを試した研究ではありません。 ―――――――――――― 【章】 0:00 はじめに 0:56 耳が、先に育つ 3:07 間違いとの付き合い方 4:49 量より、中身 6:19 毎回、同じように 7:18 八本の物差し 9:08 半年前の自分と比べる 11:14 おわりに ―――――――――――― 【動画で扱った研究の出どころ】 ■ プロは、練習の録音の気になる所をおよそ3倍聞き取った Hamilton, L. M., & Duke, R. A. (2026) Knowledgeable listeners' assessments of auditory recordings of music practice. Journal of Research in Music Education. https://doi.org/10.1177/0022429425140... ・弦楽器を弾く高校生28人とプロ26人。上級の演奏家2人と高校生2人の練習録音を聴き、自分の意図と違うと感じた所でキーを押した。プロは高校生のおよそ3倍。聴く録音が誰のものでも同じ ■ プロのピアニストが自分と他人の演奏を評価するとき Morijiri, Y., & Welch, G. F. (2022) Decisions on the quality of piano performance: Evaluation of self and others. Frontiers in Psychology, 13, 954261. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2022.95... ・プロのピアニスト6人がトロイメライを6回ずつ録音して評価。評価は音の響き・フレーズ・ペダル・全体の流れと強く結びついていた ■ 間違えた音が鳴る前に、脳が反応している Maidhof, C. (2013) Error monitoring in musicians. Frontiers in Human Neuroscience, 7, 401. https://doi.org/10.3389/fnhum.2013.00401 ・ピアノの音の間違いの、約70〜100ミリ秒前に現れる脳波の反応を扱った研究をまとめている ■ 熟練しても完璧にはならない。間違いを速く楽に扱えるようになる Kruse-Weber, S., & Parncutt, R. (2014) Error management for musicians: An interdisciplinary conceptual framework. Frontiers in Psychology, 5, 777. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2014.00777 ・マイルス・デイビスの言葉もこの論文から ■ 練習の量と演奏の出来 Platz, F., Kopiez, R., Lehmann, A. C., & Wolf, A. (2014) The influence of deliberate practice on musical achievement: A meta-analysis. Frontiers in Psychology, 5, 646. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2014.00646 ・13本・788人。相関 r=0.61。練習時間は、練習の中身のおおよその目安にすぎないと注記 ■ 翌日の演奏を左右したのは、時間ではなく練習の中身 Duke, R. A., Simmons, A. L., & Cash, C. D. (2009) It's not how much; it's how: Characteristics of practice behavior and retention of performance skills. Journal of Research in Music Education, 56(4), 310–321. https://doi.org/10.1177/0022429408328851 ・ピアノ専攻の学生17人。3小節を練習し、翌日に演奏。練習時間や繰り返しの回数は翌日の出来を予測しなかった ■ 練習で、毎回のばらつきが小さくなる Huber, M. E., Kuznetsov, N., & Sternad, D. (2016) Persistence of reduced neuromotor noise in long-term motor skill learning. Journal of Neurophysiology, 116(6), 2922–2935. https://doi.org/10.1152/jn.00263.2016 ・11日間の練習でばらつきが小さくなり、課題を易しく戻しても5日間そのままだった(楽器の研究ではない) ■ 演奏の評価の仕組み Solo music performance assessment criteria: A systematic review (2024) Frontiers in Psychology. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2024.14... ・20本の論文から26通りの評価の仕組みを整理 【おことわり】 六十代の男性の場面は、分かりやすくするための創作です。実在の人物ではありません。 #楽器 #ピアノ #上達 #大人のピアノ #練習 #シニア #思索するクラゲ