#6【2024年】シャンパーニュ ソムリエ試験対策 (ワインソムリエ・ワインエキスパート 独学)
cyun吉(ちゅんきち)のワインchannel【ワインソムリエ】※ソムリエ試験 独学で合格できる
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#6【2024年】シャンパーニュ ソムリエ試験対策 (ワインソムリエ・ワインエキスパート 独学)
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00:00 【はじめに】
00:50 【プロフィール】
01:55 【歴史】
04:35 【ブドウ品種】
05:31 【A.O.C.】
06:18 【主な産地】
07:35 【グラン・クリュ】
10:34 【シャンパーニュの醸造】
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【プロフィール】
フランスのブドウ栽培地としてほぼ北限、パリから140kmほど東に位置しています
A.O.C.に認定されているブドウ畑は34,000haで、その内の7割はマルヌ県が占めています
そのブドウ畑を約15,000軒の栽培農家が耕作しているため、一軒当たりの栽培面積は平均2.5haにも満たず、多くの農家が直接、あるいは協同組合を通して、メゾンと呼ばれおおよそ400の大手生産者にブドウを供給する形が一般化しています
年間平均気温は11度の冷涼な気候、日照時間は年平均1680時間と少なく、年間降水量は平均700mmです
【歴史】
・古代ローマ人により、シャンパーニュ地方にブドウ栽培がもたらされたのは4世紀頃と考えられています
この時期はもちろん発泡性のワイン製造技術は無いため、赤ワインが造られていました
発泡性ワインのChampagneは偶発的に英国で誕生しました
寒さゆえに発酵が途中で止まった状態で樽詰めされたワインが英国へ輸出され、ガラス瓶に詰められてそのまま瓶内二次発酵を起こし発泡を呈しました
こうして泡立つワイン、シャンパーニュが誕生しました
1663年、英国の詩人サミュエル・バトラーが「ヒューディブラス」の中に書き記しています
1728年、瓶詰めワインの輸送許可が出てからは、世界中で愛される存在となりました
ルイ15世によりそれまでの流通のネックだった瓶での輸送の禁止が解かれたことで隆盛に弾みがつきます
シャンパーニュ地方の境界線は1908年に初めて引かれました
そのときは南部のAube県が含まれておらず、Aube県も含む境界線が確定したのは1927年です
2015年、「シャンパーニュの丘陵(きゅうりょう)、メゾンとカーヴ」がユネスコの世界遺産に登録されました
【ブドウ品種】
ブドウ品種はChardonnay・Pino Noir・Meunierの3品種が基本で、実際に栽培されているブドウの99%がこの3品種からの構成です
Chardonnayは、主な栽培地域を、コート・デ・ブラン地区とコード・ド・セザンヌ地区で、繊細で新鮮味のあるワインをうみます
Pinot Noirは、主な栽培地域を、モンターニュ・ド・ランス地区とコート・デ・バール地区で、ワインにボディと骨格をもたらします
Meunierは、主な栽培地域を、ヴァレドラ・マルヌ地区で、フルーティーでしなやかなワインをうみます
【A.O.C.】
シャンパーニュ地方のA.O.C.は3つだけですので簡単です
1つ目はシャンパーニュです
ロゼと白の発泡性が認められています
シャンパン、シャンパンってよく耳にするあれですね
2つ目はコトー・シャンプノワです
赤、ロゼ、白の非発泡のスティルワインが認められています
3つ目はロゼ・デ・リセです
Pinot Noirのみで造る非発泡のロゼワインが認められています
【主な産地】
モンターニュ・ド・ランス地区は、最も北に位置していますが、地形の特徴から豊富な日照量を得られるため、良質なブドウ栽培が可能となっています
この地域のグラン・クリュから取れるピノノワールの品質が非常に高い事で有名です
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区は、その名の通り谷(ヴァレは仏語で谷の意味)のため、遅霜のリスクが高いです
そのため、遅霧に強いムニエが主に栽培されています
コート・デ・ブラン地区は、気候は他のシャンパーニュ地方同様大西洋の影響を受ける大陸性気候に属しています
「白い丘」の名前の通り、ほぼ白ブドウのシャルドネを栽培しています
コート・デ・バール地区は、以前はガメイが多く作られていた歴史もあります
土壌は他のシャンパーニュに多く見られる白亜紀のチョーク土壌ではなく、ジュラ紀のキンメリジャン土壌です
その為、シャルドネの栽培に適しそうですが、上質なものはピノノワールが有名です
【グラン・クリュ】
シャンパーニュには、グラン・クリュを名乗ることができる17の村があります
グラン・クリュ(17村)は格付け100%の村の畑のブドウだけで造ったChampagne
プルミエ・クリュ(42村)は格付け90%以上の村の畑のブドウで造ったChampagneです
モンターニュ・ド・ランス地区では、アンボネー、ボーモン・シュール・ヴェル、ブージー、ルーヴォワ、マイイ、ピュイジュー、シルリー、ヴェルズネー、ヴェルジーの9つのグラン・クリュがあります
マイイではリュシアン・ロゲというマイイのみからシャンパーニュを造るレコルタンマニプランプランが有名です
レコルタンマニプランは、農家自らがぶどう栽培から瓶詰めまでを行うシャンパーニュメゾンのことです
この反対が、ネゴシアンマニプランです
ネゴシアンマニプランは、自社ブドウと栽培農家から買い付けたブドウで醸造・販売を行っているメゾンのことを指します
自社畑を持たず使用ブドウの全てを栽培農家から買い付けるメゾンもあります
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区では、アイ、トゥール・シュール・マルヌの2つのグラン・クリュがあります
全体で栽培するブドウはムニエ主体ですが、グラン・クリュの二つは例外的で、ピノノワール主体で造られます
コート・デ・ブラン地区では、アヴィーズ、シュイイ、クラマン、ル・メニシュール・オジェ、オジェ、オワリーの6つのグラン・クリュがあります
シュイイは地区の中で最も北に位置しています
サランの丘のぶどう品質が最も高く、ほぼモエ・シャンドン社が持っています
この区画の大部分をドンペリ造りに使用しています
ル・メニシュル・オジェのぶどうを使ったシャンパンとして、特に有名なのがサロンです
ブドウの作柄が最高に良かった年にしかつくられないため、幻のシャンパンと言われています
サロンは、ブランド・ブランのシャンパーニュとして有名です
ブランド・ブランっていうのは、直訳で白の白ですので、その名の通り原則シャルドネ100%だけからつくられたシャンパーニュのことをさします
この反対がブランドノワールです
ブランドノワールは、一般的にピノノワール100%で造られた無色のシャンパーニュのことをさします
【シャンパーニュの醸造】
■収穫(ヴァンダンジュ)
シャンパーニュ地方では房の状態で収穫することが義務付けられているため、全て手摘みで行われます
シャンパーニュ地方でのすべてのブドウを収穫するのに、毎年延べ12万人にもの人を要します
■圧搾(プレシュラージュ)
シャンパーニュ地方独特の圧搾機で、黒ブドウの皮の色がつかないように静かに搾ります
Cuvee(キュヴェ)と呼ばれる一番搾りは、酸の豊富なピュアな果実で長期熟成に耐えることができます
Cuvee(キュヴェ)は、4,000kgのブドウから最大2,050L搾汁することができます
Taille(タイユ)と呼ばれる二番搾りは、酸が少なくフルーティーな印象をもつが、長期熟成には向きません
Taille(タイユ)は、一番搾りを終えたブドウから、更に最大500L搾汁することができます
(4,000kgのブドウから合計で2,550L搾汁可能)
■果実清澄(デブルバージュ)
圧搾により得た果汁をタンクに入れ、12~24時間置き、果汁に含まれていた不純物を沈殿させ、果汁を発酵タンクに移します
■アルコール発酵
ブドウを品種、産地ごとに分けて圧搾し、清澄の済んだ果汁を、樽またはタンクでアルコール発酵(およそ10日~15日)させ、スティルワインを造ります
■マロラクティック発酵
アルコール発酵後、任意でマロラクティック発酵を行います
味わいにフレッシュさを残すために、あえて避ける場合もあります
■調合(アッサンブラージュ)
収穫年の翌年春頃にヴァン・ド・レゼルヴァ(=前年までの収穫のもので貯蔵してあるワイン)を含め、一次発酵で得たワインを調合します
Assemblage(アッサンブラージュ)は、フランス語でブレンドを意味する言葉です
その為、最新ヴィンテージとリザーヴワインをブレンドすることをアッサンブラージュといいます
リザーヴワインは、いい葡萄が収穫された年に造られた優れたブレンド用のワインのことです
このブレンドの比率が、それぞれのシャンパーニュの味わいを大きく左右するといわれています
■瓶詰(ティラージュ)
リキュール・ド・ティラージュを添加し、王冠を打栓します
リキュール・ド・ティラージュは、瓶内二次発酵を起こすために、瓶詰の際に加える、
ワイン+酵母+ショ糖の混合液です
■瓶内二次発酵
瓶の中で酵母が糖を分解し、アルコールと二酸化炭素を発生させます(スティルワイン→発泡性ワイン)
瓶の中で逃げ場のなくなった炭酸ガスは、ワインの中に溶け込みます
1ℓ辺り24gの糖であれば6気圧のガス圧を得ると同時に、アルコール度数も1.2度上昇します
発泡工程後のシャンパーニュはアルコール度数13%を超えてはなりません
およそ6~8週間で二次発酵が終わり、役割を終えた酵母は澱となって沈殿します
■瓶内熟成(マセラシオン・シュル・リー)
二次発酵後のシャンパンはボトルを水平にして、暗くて涼しい熟成庫で保管します
役目を終えた酵母は自己消化を起こして、ワインの中にアミノ酸が溶け込み、まろやかな味わいになり、複雑な香味が醸成されます
ノンヴィンテージのもので15カ月以上(そのうち滓とともに熟成させる期間は最低12カ月)、ヴィンテージ(単一年収穫)のもで36カ月以上と定められています
■倒立(ミズ・シュル・ポワント)
ピュピトルと呼ばれる澱下げ台に瓶口を下に向けて並べます
■動瓶(ルミアージュ)
およそ2~12週間、ピュピトルに倒立(とうりつ)させている瓶を1/4回転ずつ左右に揺らしながら回し傾け、瓶の側面にある澱を瓶口に集めます
(現在ではジオパレットという機械で行うことも多い)
■澱抜き(デゴルジュマン)
瓶口を-27℃の塩化カルシウム水溶液につけ、溜まった澱を凍らせ、栓を外して澱を飛び出させます
■糖分調整(ドザーシュ)
リキュール・デクスペディション(:門出のリキュール=ワイン+糖分)を加え、目減り分を補い、最終的な甘味の調整を行います
糖分添加量により甘辛度が決定します(:図参照)
■打栓(ブシャージュ)
コルクを打ち込み、金属製の止め板と針金を合わせたミュズレで固定します
糖分調整のリキュールが馴染むまで十分に寝かせてから出荷します