本当の名は、誰も知らない 〜卑弥呼〜【歴史MV】
俺のざっくり解説【歴史・科学・雑学】
0:00 / 0:00
本当の名は、誰も知らない 〜卑弥呼〜【歴史MV】
16 просмотров · 9 дней назад
俺のざっくり解説【歴史・科学・雑学】
316 подписчиков
16 просмотров · 9 дней назад
「卑弥呼」――誰もが知っている名前ですが、実はこれ、中国の歴史書が漢字で書き写した名前です。本来の名前も、読み方も、わかっていません。
日本の歴史書『古事記』『日本書紀』にも、その名は出てきません。姿をほとんど人に見せなかった倭の女王の生涯を、本人が一人称で語る、古代の儀式のような女性ラップにしました。
■ 年表(『魏志倭人伝』による)
2世紀後半 倭国大乱。国々が何年も攻め合う
その後 国々が共同で一人の女性を王に立てる(共立)。名を卑弥呼という
238年(景初2年)6月 使いの難升米らを帯方郡へ送る(翌239年とする説もある)
同年12月 魏の皇帝が「親魏倭王」の称号と金印紫綬、銅鏡百枚などを与えるとした詔書
240年 魏の使いが倭に来て、詔書と印綬を届ける
243年 再び使いを送る
247年 狗奴国の男王・卑弥弓呼との争いを報告。魏の役人・張政らが来て檄で諭す
その頃 卑弥呼が亡くなり、径百余歩の大きな塚が作られる(奴婢百余人が殉葬されたと書かれる)
その後 男の王を立てたが国中が従わず、千余人が殺し合う。一族の娘・壹与(台与)が13歳で王となり、国は治まる
■ わかっていること・わかっていないこと
・「鬼道に事え、能く衆を惑わす」、夫はおらず弟が政治を助けた、千人の侍女に囲まれ、ただ一人の男が食事を運び言葉を取り次いだ――いずれも『魏志倭人伝』の記述です
・「卑弥呼」は中国側の音写で、本来の名前・読みは不明です(「卑」を蔑んだ字とみる解釈もあります)
・「親魏倭王」の金印は見つかっていません(志賀島の「漢委奴国王」の金印=57年とは別物です)
※ 遣使の年(238年か239年か)、亡くなった年、邪馬台国の場所(畿内説・九州説)、箸墓古墳を卑弥呼の墓とみる説は、いずれも決着していません。天照大神や神功皇后と結びつける説もありますが、通説ではありません。
■ 衣装と時代考証について
3世紀前半の倭を想定しています。吉野ヶ里遺跡の出土品から、身分の高い人は茜色や貝紫で染めた袖付きの絹の衣服を着ていたと推定されており、卑弥呼はその重ね着に勾玉・管玉の首飾り、銅鏡を持たせています。男たちの入れ墨(黥面文身)、骨を焼いて占う骨卜、環濠・木柵・物見櫓のある集落も倭人伝と遺跡の復元にもとづきます。後の時代の巫女装束や鈴、埴輪風の服は避けました。
■ 歌詞
骨を灼き ひびを読む
火の向こうに 国が見える
男の王が 七十年 八十年
倭の国は乱れ 攻め合う 何年も
田は焼け 矢は飛び 子は泣いた
誰も勝てない 誰も止めない
だから国々は 一人の女を立てた
選ばれたんじゃない 共に立てた
剣も持たない 夫もいない
鬼道に仕える 私が王だ
私の顔を 見た者はいない
私の声は 一人が運ぶ
卑しい字で 書かれた名前
本当の名は 誰も知らない
千人の侍女 けれど会うのは男一人
食事を運び 言葉を運ぶ 扉の向こうに
高い楼観 城柵 兵が立つ
見えないことが 力になる
弟が国を 治めて回す
私は火と骨で 明日を探す
衆を惑わす女と 魏の史書は書いた
惑わされたのは 戦の方だ
私の顔を 見た者はいない
私の声は 一人が運ぶ
卑しい字で 書かれた名前
本当の名は 誰も知らない
景初二年 海を越えて
難升米 都市牛利 帯方郡へ
魏の皇帝の 詔書が言う
親魏倭王 金印紫綬
銅鏡百枚 五尺の刀
遠くからよく来た 汝をいとおしむ
その金印は 今も見つからない
土の下か 海の底か 誰も知らない
狗奴国の王 卑弥弓呼
昔から 私と仲が悪い
張政が来て 檄を掲げた
その頃 私はもう
大きな塚 径百余歩
私と眠る 百余人
男の王では 国はまた割れ
千余人が 倒れた
十三の少女 壹与が立つ
宗女の手で 国は静まる
古事記にも 日本書紀にも
私の名前は 書かれていない
私の顔を 見た者はいない
私の声は 一人が運ぶ
卑しい字で 書かれた名前
本当の名は 誰も知らない
骨を灼き ひびを読む
私の名は 誰も知らない
■ 主な参考
・『三国志』魏書 東夷伝 倭人条(いわゆる『魏志倭人伝』)原文(Wikisource)
・Wikipedia(日本語・英語)「卑弥呼」「台与」「親魏倭王」「邪馬台国」「箸墓古墳」「貫頭衣」ほか
・吉野ヶ里歴史公園 公式サイト(弥生人の身なり、北内郭の復元)
・コトバンク「卑弥呼」
・国立天文台報 第14巻(3世紀の日食についての論文)
※ 歌詞と映像には創作の場面を含みます。
■ 制作について
この動画は、AIで生成した音楽・画像・映像を使用しています。
#卑弥呼 #邪馬台国 #魏志倭人伝 #古代日本 #日本史 #歴史 #MV