市原悦子のむかし語りVol10 愛欲の心を起こした修行僧の話
tetsu
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市原悦子のむかし語りVol10 愛欲の心を起こした修行僧の話
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平安時代後期に成立した「今昔物語(こんじゃくものがたり)」は、民話の原点であり、日本の宝物です。
今は昔のこと。
犬を連れて、山野に狩りをする「犬山」を生業とする若い夫婦があった。夫は山へ、妻は家で一人留守番をしていた。すると一人の修行僧が現れ、霊験あらたかな祭りを取り行うことができるという。早速女はお願いし、儀式のために二人きり山の奥へ入った。
祭りが終わって家へ戻ろうとした時、僧は愛欲の心を起こし、女の手を捕らえた。女が逃げようとするも、刀まで抜かれ、とうとう言われるとおりになる。