息子家族に何日でも泊まっていいと言った夫へ、私は滞在予定と家事の分担を尋ねた。退職した夫は、迎える側の仕事をどう担うのか
ことばの灯り
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息子家族に何日でも泊まっていいと言った夫へ、私は滞在予定と家事の分担を尋ねた。退職した夫は、迎える側の仕事をどう担うのか
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ことばの灯り
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特売の鶏肉を二人分ずつ冷凍袋に詰めていたとき、夫が息子へ「何日でも泊まっていいぞ」と約束しました。私が滞在の日程と家事の分担を尋ねると、返ってきたのは「客じゃないんだから、いつもどおりでいいだろ」。けれど、その「いつもどおり」は、誰が支えているのでしょう。
息子家族が新居の工事を待つ期間は、六週間ほど。延びる可能性もあり、仮押さえしていた部屋は、夫の言葉を信じてすでに断っていました。孫に会えるのは私も嬉しい。でも、縫い物に使っている和室も、五人分の食事も、何も相談されないままでした。
退職後は、夫婦それぞれの時間も楽しめると思っていました。前から決めていた友人との二泊の旅行まで延期を求められ、私は今回は行くと伝えます。家族を助けたい気持ちと、自分の予定をまた後回しにしたくない気持ち。その間で、返事をする手が震えました。
私が提案したのは、まず十泊。その先の住まいは探してもらい、迎える間の買い物、献立、送迎、朝食を四人で分けることでした。お嫁さんの休みを全部家事で埋めるのでも、娘を代わりに呼ぶのでもなく、引き受けた本人に考えて動いてほしいのです。
けれど、担当を紙に書けば安心というわけではありません。足りない食材、遅れる夕食、つい差し出したくなる私の手。夫が調べた家事支援も、二人の蓄えや屋根の修繕費に関わる話になります。息子を助けるために、私たちの老後の備えをどこまで動かしていいのでしょう。
泊まってほしくないのではなく、二人の暮らしに戻る日も欲しい。その思いを、家族にどう伝え続けるのか。夫が迎える側の仕事を担い始めた日々を、私の迷いとともに聞いていただけたら嬉しいです。
#熟年夫婦 #定年後の暮らし #家事分担 #親子の距離感