大きさの正体|ゾウの骨が太くなっていない理由
学びたい大人のための大学
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大きさの正体|ゾウの骨が太くなっていない理由
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大きさは「たくさんか、少しか」の違いではありません。体の長さを10倍にすると、体重は1000倍、骨の断面積は100倍にしかならず、骨にかかる応力が10倍になります。この1本のずれが、骨の形も、落ちたときに壊れるかも、心臓の速さも、薬の量も決めていました。大学講義レベルで、ゼロから徹底的に掘り下げます。
▼ 目次(チャプター)
0:00 オープニング
0:42 第1章 大きさを変えると何が変わるのか
4:19 第2章 大きい動物は骨をどう支えているか
8:11 第3章 落ちる速さと跳ぶ高さは大きさで決まるか
11:42 第4章 小さい体にかかる、水の力
15:29 第5章 熱の作られ方と逃げ方
18:06 第6章 体が表面積を増やすやり方
22:20 第7章 代謝は体重とどうつながっているか
26:40 第8章 体の中の時間の速さ
29:17 第9章 大きさの換算を間違えるとどうなるか
32:52 エンディング
▼ この動画で分かること
・長さをn倍にすると面積はnの2乗、体積はnの3乗で増える。体の中の量は、たいていこのどちらかに比例する
・大きい動物は骨を太くして耐えているのではなく、脚をまっすぐ立てて力そのものを減らしている
・足りない面積は、肺・腸のひだ・えらとして作られる。折りたためなかった昆虫には上限がある
・代謝が体重の4分の3乗で増えるという法則は、いまも決着していない
▼ 主な出典
・J.B.S. Haldane, On Being the Right Size, Harper's Magazine (1926)
・Alexander RM, Jayes AS, Maloiy GMO, Wathuta EM, J Zool 189:305 (1979)
・Biewener AA, Scaling body support in mammals, Science 245:45 (1989)
・Purcell EM, Life at low Reynolds number, Am J Phys 45:3 (1977)
・Kleiber M, Body size and metabolism, Hilgardia 6:315 (1932)
・West GB, Brown JH, Enquist BJ, Science 276:122 (1997)
・Kolokotrones T et al., Curvature in metabolic scaling, Nature 464:753 (2010)
・Helander HF, Fandriks L, Scand J Gastroenterol 49:681 (2014)
・Snelling EP, Harrison JF et al., Nature (2026)
・Levine HJ, Rest heart rate and life expectancy, JACC 30:1104 (1997)
・Bettencourt LMA, Lobo J, Helbing D, Kuhnert C, West GB, PNAS 104:7301 (2007)
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音楽: 'Origami' by Scott Buckley – released under CC-BY 4.0. www.scottbuckley.com.au
音声: VOICEVOX 青山龍星
#大きさの正体 #スケーリング #大人の学び