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【瀬戸内海にゾウがいた】江戸時代は「竜の骨」と拝まれた化石…その骨が2026年、日本のゾウの歴史を書きかえた【ナウマンゾウ】図鑑No.017

太古の怪物図鑑

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【瀬戸内海にゾウがいた】江戸時代は「竜の骨」と拝まれた化石…その骨が2026年、日本のゾウの歴史を書きかえた【ナウマンゾウ】図鑑No.017

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太古の怪物図鑑
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瀬戸内海の漁師の網には、ときどきゾウの骨がかかります。江戸時代には「竜の骨」と呼ばれ、床の間に飾って拝まれていました。 そして2026年、しまなみ海道の伯方島の沖で網にかかった骨が、日本のナウマンゾウの歴史を書きかえました。 なぜ海の底にゾウがいるのか。今フェリーが行き交う瀬戸内海の底は、かつて川の流れる陸地でした。 ▼チャプター 0:00 オープニング(漁師の網にかかるゾウの骨) 0:48 第1章 網にかかる竜の骨 2:08 第2章 網にかかる怪物たち 3:23 第3章 海の底は、陸だった 4:36 第4章 海が戻ってきた 5:40 第5章 網の骨が、歴史を書きかえた 6:59 第6章 人は、ゾウを見たのか 7:59 わかっていること、まだわからないこと 8:32 エンディング ▼わかっていることと、まだわからないこと 瀬戸内海の海の底からは、ナウマンゾウなどの化石がたくさん引き上げられてきました。寒い時代、瀬戸内海は陸でした。2026年の研究では、伯方島の東の海底で網にかかった骨が約4万2000年より古いと分かり、ナウマンゾウの絶滅は約3万5000〜3万3000年前と見直されました。一方で、引き上げられた化石の全体の点数、陸だった瀬戸内海が草原だったのか森だったのか、瀬戸内の陸地で人とゾウが出会っていたのかは、まだ分かっていません。 ▼関連する図鑑のページ 図鑑No.015 東京にゾウがいた 図鑑No.010 日本にいた怪物たち ▼参考文献 1. Kusaka, S. et al. (2026) Scientific Reports/東京大学プレスリリース(2026年5月26日) 2. 八島邦夫 (1994) 瀬戸内海の海底地形と最終氷期の陸化 3. 長谷川善和ほか (1999) 群馬県立自然史博物館研究報告(小豆島沖の化石コレクションと竜骨の記録) 4. 北川博道ほか (2006) 広島大学総合博物館研究報告(諸島水道のナウマンゾウ化石) 5. Otsuka, H. (1977)/大塚裕之ほか (1995) 6. 環境省「瀬戸内海の概況」/岡山県古代吉備文化財センター 7. 亀井節夫「竜骨」日本大百科全書/佐野貴司 (2017) 国立科学博物館 ▼画像について 動画内の生き物・風景の画像は、研究をもとにしたイメージです(「イメージ」と表示しています)。実際の写真ではありません。 ▼音声・BGM VOICEVOX:青山龍星 BGM:OpenTracks(蒲鉾さちこ「仄青く眠る、海底遺跡」、稿屋 隆「誰もいない風景」) あなたの町の海や川で、化石が見つかった話や、昔は陸だったという話を聞いたことはありますか? ぜひコメントで教えてください。 #ナウマンゾウ #瀬戸内海 #化石