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【異世界ケルト】星読みの塔の静かな夜|睡眠・熟睡・リラックス・ファンタジーBGM

Tirawen

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【異世界ケルト】星読みの塔の静かな夜|睡眠・熟睡・リラックス・ファンタジーBGM

54 просмотра · 3 дн. назад
Tirawen
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開いたドームの向こうに天の川が流れ、真鍮の望遠鏡と天球儀が蝋燭の灯りに眠っている、星読みの塔のケルト調BGM。睡眠・熟睡・静かに休みたい夜のための幻想音楽です。 このチャンネルの音楽は、ひとつづきの魔法の世界「ティラウェン」を旅する物語としてお届けしています。 旅する少女と、相棒の小さな白い竜――エイリ。二人が立ち寄った場所の景色を、一本ずつ音楽にしていきます。    • 夢幻の異世界で眠る|幻想ケルトBGM・睡眠   ―📕物語― 螺旋階段は、思っていたよりずっと長かった。 のぼりきった先の部屋は丸く、壁は古い石で、天井のまんなかに、大きな丸い口がひらいていた。そこをふさぐはずの覆いは、どこにも見当たらない。最後にここを閉めるはずだった手は、もう戻ってこなかったのだろう。 おかげで、星はいちばんいい場所から見えていた。 少女は、壁の燭台とランタンに、ひとつずつ火を入れていった。 灯りが増えるたびに、部屋の中のものが順番に目を覚ます。壁いっぱいに貼られた星図。真鍮の輪をいくつも重ねた天球儀。机の上に置き去りの羅針盤。どれも少しずつ埃をかぶっていて、それでいて、どれも今夜のために磨かれていたような顔をしていた。 杖は、ランタンのそばの壁に立てかけた。今夜は、使わなくていい気がした。 部屋のまんなかには、大きな望遠鏡が空へ首をのばしている。 太い三脚には歯車のついた輪がいくつも組まれていて、筒の向きを少しずつ変えられるようになっている。 脚のそばには、小さな木の踏み台がひとつ。背の届かない誰かのために、誰かが作ったもの。少女には、もう要らない高さだった。 少女は床に立ったまま、しばらく望遠鏡をのぞいていた。 それから、そっと目をはなした。 片手を望遠鏡の筒に添えたまま、こんどは自分の目で、ドームの向こうを見上げる。 レンズの中の星は近くて、くっきりしていた。けれど、目で見る空は、どこまでも広かった。 エイリは、星図の散らばった机の上に、ちょこんと座っていた。 頬と尻尾のふわふわした白い毛に、蝋燭の色がやわらかく溜まっている。前足を天球儀の輪にかけると、輪は小さくきしんで、ゆっくりと回りはじめた。 輪が星図の上に細い影を落としながら回っていくあいだ、エイリは輪ではなく、少女のほうを見上げていた。同じ空を見ているのか、確かめるみたいに。 星図の余白には、細かな書きこみがいくつも残っていた。 読めない文字のあいだに、小さな点と線。何年もかけて、同じ星を同じ窓から追いかけた跡だった。その人が見ていた空と、いま頭の上にある空は、たぶん、ほとんど変わっていない。 風はなかった。 部屋の空気には細かな光の粒がいくつも浮かんでいて、灯りのそばを通るときだけ金色に見えた。 蝋燭の炎はまっすぐに立ち、天の川は、音もなくドームの縁を渡っていく。 天球儀の輪が一周して止まると、塔の中はもう一段、静かになった。 少女は、まだ空を見上げていた。 星の名前は、ひとつも知らない。 それでも、こうして見ていることだけで、なにかを読んでいる気がした。 ―🎵こんなときに― ・眠る前のひととき、灯りを落とした部屋で ・星空を思い浮かべながら、深く休みたい夜に ・考えごとをほどいて、静かに目を閉じたいときに ・夜ふかしの読書のあと、ゆっくり眠りへ向かうときに ―📣このチャンネルについて― ティラウェンという、ひとつづきの世界を旅していくケルトBGMチャンネルです。 雨宿りの宿屋、苔むす遺跡、収穫祭前夜の村の広場――動画がひとつ増えるごとに、この世界の地図が少しずつ広がっていきます。 もし気に入っていただけたら、チャンネル登録・高評価をいただけるととても励みになります。 「次はどんな場所が見たいか」も、ぜひコメントで教えてください。 #異世界ケルト #ケルト音楽 #睡眠用BGM #熟睡用BGM #星空 #ファンタジーBGM