石を投げられた物乞いの婆に、売れ残りの饅頭を分け続けた菓子屋の息子…献上の席で老家老が涙を流し、婆の正体が明かされた理由|民話|江戸朗読|昔話
和尚さんの夜語り
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石を投げられた物乞いの婆に、売れ残りの饅頭を分け続けた菓子屋の息子…献上の席で老家老が涙を流し、婆の正体が明かされた理由|民話|江戸朗読|昔話
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和尚さんの夜語り
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子どもたちに石を投げられ、橋の下で暮らす物乞いの老婆、おかね。
その老婆に、毎朝、売れ残りの饅頭を分けていたのは、潰れかけた小さな菓子屋の若者、清吉でした。
大店・丸菱屋の証文。お城の献上競べ。誰も作り方を知らぬ、幻の羊羹「霜夜」。
そして、競べの前の晩、盆の上で鳴った、ことり、という鈍い豆の音。
なぜ、物乞いの婆が、お城の殿様しか知らぬ味を覚えていたのか。
なぜ、老いた家老は、ひと口の羊羹に涙を流したのか。
人は、汚れた着物や曲がった背中を見ると、つい、その人の値打ちまで決めてしまうもの。けれど本当の値打ちは、目には見えぬところにあるのかもしれません。
今宵もひとつ、不思議な話を。眠る前に、どうぞ。
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※この物語は創作です。
音声:VOICEVOX:青山龍星