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桃太郎より前から、桃は鬼に勝っていた|日本美術に隠された桃の力

芸術マニア

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桃太郎より前から、桃は鬼に勝っていた|日本美術に隠された桃の力

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桃太郎は、なぜ「桃」から生まれるのでしょうか。 鬼を倒す英雄なら、ほかの果物でもよかったはずです。 実は、桃太郎が鬼ヶ島へ向かうずっと前から、桃は災いを退ける特別な果実として語られていました。 今回は、日本美術に描かれた桃を手がかりに、子供を守る赤い浮世絵から、『古事記』の黄泉の国、中国の女神・西王母、贈り物を覆う華やかな袱紗、そして江戸時代の桃太郎へとたどります。 なぜ桃太郎の絵が、病除けの護符になったのか。 なぜ桃と団扇だけで、描かれていない女神を表せるのか。 そして、桃から赤ん坊が出てこない桃太郎の物語とは? 絵画、刺繍、絵巻、浮世絵を見比べながら、桃に託された魔除け、長寿、生命の再生という意味を、霊夢と魔理沙が読み解きます。 【今回取り上げる内容】 第1章 この桃太郎は、読むための絵ではない 赤い「疱瘡絵」に込められた、子供を病から守りたいという家族の願い。 第2章 黄泉の軍勢を退けた桃三個 『古事記』でイザナキを救い、人々を助ける役目を与えられた桃。 第3章 鬼を退ける桃が、不老不死の果実になる 中国の桃の魔除け信仰と、西王母が携える仙桃を描いた吉祥画。 第4章 描かれていない女神を表す桃 桃と唐団扇から西王母を思い浮かべる「留守模様」と、袱紗に託された長寿の願い。 第5章 桃の力が、人間の姿になった 老夫婦が若返る《桃太郎絵巻》から、雷や病魔にも立ち向かう浮世絵の桃太郎へ。 【主な作品・資料】 ■《疱瘡絵(桃太郎)》作者不詳/福岡市博物館 https://jmapps.ne.jp/fukuokacity/det.... ■『古事記』上巻・イザナキの黄泉訪問 ■《西王母献桃図》狩野永納/京都国立博物館 ■《漢武帝・西王母・張伯房図》狩野探幽/東京国立博物館 ■《袱紗 紅縮緬地桃唐団扇西王母模様》/東京国立博物館 https://online.bunka.go.jp/heritages/... ■《桃太郎絵巻》/兵庫県立歴史博物館 https://rekihaku.pref.hyogo.lg.jp/dig... ■《桃太郎》勝川春章/東京国立博物館 https://online.bunka.go.jp/heritages/... ■《桃太郎雷退治》歌川国貞(三代歌川豊国)/くもん子ども浮世絵ミュージアム https://www.kumon-ukiyoe.jp/ukiyoe/45... 【神話・伝承と作品の読み解きについて】 桃にまつわる神話や伝承には、複数の形があります。本動画は、西王母の物語がそのまま桃太郎へ変化したなど、すべての起源や影響関係を一本の系譜として断定するものではありません。異なる作品に重ねられた桃の意味を見比べる、美術の読み解きとして紹介しています。 また、疱瘡絵は当時の信仰や祈りを伝える資料であり、医学的な治療効果を示すものではありません。 「芸術マニア」では、美術作品に隠された意外な物語や、見過ごしやすい細部をゆっくり解説で紹介しています。 動画を楽しんでいただけたら、高評価・チャンネル登録をお願いします。 感想や、取り上げてほしい作品も、ぜひコメントで教えてください。 #桃太郎 #古事記 #西王母 #日本美術 #浮世絵 #美術史 #ゆっくり解説