1秒をやめる日|閏秒はなぜ生まれ、なぜ2027年に消えるのか
テック読解室
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1秒をやめる日|閏秒はなぜ生まれ、なぜ2027年に消えるのか
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時計に「23時59分60秒」が現れる閏秒。2026年10月15日、国際度量衡総会は、この1秒の調整を2027年5月20日でやめることを決めました。
1秒の定義が地球の自転から原子へ移った歴史、月の潮汐と地球の内部が揺らす1日の長さ、1972年に生まれた閏秒、2012年・2017年にインターネットを止めた障害の仕組み、各社が考えた「リープスミア」、2020年代に地球の自転が速くなったことと「マイナスの閏秒」、そして廃止が決まるまでを、国際機関の決議・観測データ・論文・各社の事後報告からたどるドキュメンタリーです。
▼この動画でわかること
・1秒の定義:地球の自転 → 地球の公転(暦表秒)→ セシウム原子(1967年)
・月の潮汐が自転にかけるブレーキと、1日の長さの揺れ(IERS の観測値、1962〜2026年)
・1972年に始まった閏秒のしくみ(±0.9秒、全27回、国際原子時との差37秒)
・2012年の Linux の「待てないループ」と、2017年の Cloudflare の「マイナスの時間」
・Google・Meta のリープスミア(1秒を何時間もかけて薄める)と、その副作用
・2020年代に地球の自転が速くなったことと、まだ一度もない「マイナスの閏秒」
・2022年の決議(2035年までに)から、2026年の決議(2027年5月20日・許容幅1時間)へ
▼チャプター
0:00 オープニング
1:12 第1章 1秒は、どこから来たのか
3:02 第2章 地球は、正確な時計ではない
4:43 第3章 1972年、閏秒が生まれた
7:01 第4章 1秒が、インターネットを止めた
9:28 第5章 時計を、ゆっくりにする
11:08 第6章 地球が、速くなった
13:36 第7章 1秒を、やめる日
15:57 エンディング
▼参考資料
・国際度量衡総会(CGPM)第28回 決議5「On the technical actions needed to ensure the continuity of UTC」・決議4(2026年10月15日)、第27回 決議4(2022年11月18日)・議事録、第13回 決議1(1967年)、CIPM 決議1(1956年)
・国際度量衡局(BIPM)「UTC の歴史」(CCTF/09-32)、CCTF 議長の声明(2026年10月15日)
・ITU-R 勧告 TF.460-6、決議655(WRC-23)、ITU の発表(2012年1月19日・2015年11月19日)
・IERS:地球回転の観測値(EOP 20 C04、Bulletin A)、Bulletin C 52(2016年7月6日)・C 72(2026年7月6日)、閏秒の一覧
・米海軍天文台 Time Service Announcement Series 14 No.7(1970年10月23日)、TAI−UTC の一覧
・情報通信研究機構・総務省「うるう秒」挿入の発表(2016年7月8日)、岩間司「ITU におけるうるう秒の議論」
・Essen & Parry「A Cæsium Resonator」Nature 176(1955年)
・Stephenson, Morrison, Hohenkerk「Measurement of the Earth's rotation: 720 BC to AD 2015」Proc. R. Soc. A(2016年)
・Nelson ほか「The leap second: its history and possible future」Metrologia 38(2001年)
・Agnew「A global timekeeping problem postponed by global warming」Nature 628, 333–336(2024年)
・Levine「A proposal to change the leap-second adjustments to coordinated universal time」Metrologia 61, 055002(2024年)
・Linux カーネル「timekeeping: Fix leapsecond triggered load spike issue」(2012年7月)
・Cloudflare「How and why the leap second affected Cloudflare DNS」(2017年1月1日)
・Google「Time, technology and leaping seconds」(2011年9月15日)、Google Public NTP「Leap Smear」
・Meta「It's time to leave the leap second in the past」(2022年7月25日)
・さくらインターネット「うるう秒」挿入実施に伴うサービスへの影響について(2012年7月4日)
・WIRED(2012年7月2日)、The Guardian(2012年7月2日)、Nature(2026年10月15日)
・EU 委任規則 2025/1155 附属書IV
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