数字を追うほど、本当の目的から遠ざかる|評価指標が仕事を変える瞬間
あ、そうか。
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数字を追うほど、本当の目的から遠ざかる|評価指標が仕事を変える瞬間
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あ、そうか。
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数字が良くなっている。
目標も達成している。
会議で見れば、仕事は順調に改善しているように見える。
だから私たちは、つい「数字が上がった=仕事が良くなった」と考える。
でも、本当に同じことなのでしょうか。
仕事の目的は、顧客を助けることだったり、良い教育をすることだったり、安全を守ることだったりする。
けれど、そうした目的はそのままでは測りにくい。
そこで私たちは、契約件数、テストの点、平均対応時間のような「測れるもの」を使う。
一見すると、それは仕事を観察するための数字にすぎない。
しかし、その数字に評価や報酬が結びつくと、人の時間や注意の向きまで変わることがある。
この動画では、スティーブン・カーの1975年の論考、ベント・ホルムストロームとポール・ミルグロムの1991年のマルチタスク型インセンティブの理論、グッドハートの法則、ドナルド・T・キャンベルの議論などを手がかりに、評価指標と仕事の関係を考えます。
測りにくい目的の代わりに、数字が使われること。
評価される場所へ、人の努力が集まりやすくなること。
限られた時間の中で、数字の外側にある仕事が後回しになること。
最初は現実をよく表していた指標でも、強く評価されることで意味が変わること。
誰かが不正をしなくても、合理的に制度へ適応した結果としてズレが生まれる場合があること。
そして、仕事を測るための採点表が、いつの間にか仕事そのものの形を変えていくこと。
問題は、数字そのものではありません。
数字が「現実を見るための手段」から、
いつの間にか「達成すべき目的」のように扱われ始めることにあります。
評価指標とは何か。
成果とは何か。
数字が改善することと、目的が達成されることは、どこまで同じなのか。
仕事や組織の中で起きる「測ることによって、測られる側が変わっていく」という構造について考えます。
【参考文献】
・スティーブン・カーによる1975年の論考
・ベント・ホルムストローム、ポール・ミルグロムによる1991年のマルチタスク型インセンティブに関する理論研究
・チャールズ・グッドハートによる1970年代の金融政策に関する議論
・ドナルド・T・キャンベルによる1976年の定量指標に関する議論
#評価指標 #KPI #組織論 #行動経済学 #仕事
Voicevox:青山龍星
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■ このチャンネルについて
人間、組織、社会で起きる「なぜ?」を入口に、その背後にある見えない仕組みを読み解くチャンネルです。
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一人ひとりは合理的に動いているのに、全体では不思議な結果になってしまうこと。
そんな現象を、研究・実験・事例とともに分かりやすく紹介しています。
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【動画ごとに使用した研究・論文・書籍・公的資料などを記載】
※本動画は、研究や公開資料をもとに一般向けに内容を整理・構成したものです。個別の研究結果が、あらゆる状況や個人にそのまま当てはまることを意味するものではありません。
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@a_souka
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