おすすめが当たるほど、自分の好みが分からなくなる|選択を外に任せるということ
あ、そうか。
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おすすめが当たるほど、自分の好みが分からなくなる|選択を外に任せるということ
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あ、そうか。
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スマートフォンを開けば、自分が好きそうな動画が並ぶ。
音楽も、本も、商品も、以前よりずっと「外れ」を引きにくくなった。
好きなものに出会いやすくなったのだから、自分の好みも以前より分かっているはずです。
でも、本当にそうなのでしょうか。
自分が次に何を選びそうかは、推薦システムの方が正確に予測できる。
その一方で、「なぜそれが好きなのか」「おすすめ抜きなら何を選ぶのか」と聞かれると、意外と答えに詰まることがあります。
人の好みは、最初から完成した一覧表のように存在しているとは限りません。
選び、比べ、ときには「これは違う」と感じる中で、自分が何を重視しているのかが見えてくることがあります。
この動画では、ジョン・ペイン、ジェームズ・ベットマン、デイヴィッド・シュケイドによる選好形成の研究、ジェラルド・ホーブルとカイル・マレーによる推薦と選好形成の研究、認知的オフローディングの考え方などをもとに、推薦と「自分の好み」の関係を考えます。
好みは、どこまで最初から決まっているのか。
選ぶこと自体が、その後の好みに影響すること。
「外れ」が、自分の判断基準を知る材料になること。
推薦が、答えだけでなく「何を見るか」という探索の入口まで決めること。
推薦と行動が互いに影響しながら循環していくこと。
そして、正確に当てられることと、自分自身を理解することが同じではないこと。
おすすめが当たるから、自分の好みがよく分かるとは限りません。
問題は推薦そのものではなく、世界を見る入口まで、すべて外側に任せるようになった時に何が起きるのか、というところにあります。
「好み」とは何か。
「自分で選ぶ」とは何か。
便利な推薦と、自分自身の判断はどこで分かれるのか。
おすすめが当たり続ける時代の中で起きる、「選択を外に任せる」という構造について考えます。
【参考文献】
・ジョン・ペイン、ジェームズ・ベットマン、デイヴィッド・シュケイドによる選好形成に関する研究
・ジェラルド・ホーブル、カイル・マレーによる電子推薦と選好形成に関する研究
・認知的オフローディングに関する研究
#おすすめ #選択 #認知心理学 #意思決定 #推薦システム
Voicevox:青山龍星
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■ このチャンネルについて
人間、組織、社会で起きる「なぜ?」を入口に、その背後にある見えない仕組みを読み解くチャンネルです。
人の性格や努力だけでは説明しきれないこと。
一人ひとりは合理的に動いているのに、全体では不思議な結果になってしまうこと。
そんな現象を、研究・実験・事例とともに分かりやすく紹介しています。
■ 参考文献・参考資料
【動画ごとに使用した研究・論文・書籍・公的資料などを記載】
※本動画は、研究や公開資料をもとに一般向けに内容を整理・構成したものです。個別の研究結果が、あらゆる状況や個人にそのまま当てはまることを意味するものではありません。
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