エンジンOFFなのに、なぜ音がする?
飛行機のヒミツ JP
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エンジンOFFなのに、なぜ音がする?
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搭乗口から機内に足を踏み入れた瞬間、頭のどこかで「シュー」という音が響いていることに気づきます。翼のジェットエンジンは、まだ動いていません。それなのに、機内の照明はついていて、空調も効いていて、座席のモニターも点いている。この電気は、いったいどこから来ているのでしょうか。
答えは、機体の最後尾——尾翼の中に隠れています。そこには、翼のエンジンとは別に、もう一台の小さなジェットエンジンが積まれています。「APU」と呼ばれるその装置は、旅客機が地上に止まっている間ずっと働き続けている、もうひとつの心臓のような存在です。
なぜ翼のエンジンをそのまま回して電気を作らないのか。なぜあの小さな筒でジャンボ機の全ての電源をまかなえるのか。そして、離陸したあとAPUは止まるのか、それとも飛び続けるのか——空を飛んでいる間の役割も、実は多くの人が誤解しています。
言われるまで意識しない。でも一度知ると、次に飛行機に乗るとき、あの「シュー」の意味がまったく違って聞こえるはずです。
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