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家康の上洛|秀長の屋敷に泊まった夜、秀吉は何をしに来たのか【豊臣兄弟!】

日本史読解室

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家康の上洛|秀長の屋敷に泊まった夜、秀吉は何をしに来たのか【豊臣兄弟!】

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天正14年10月26日(1586年12月6日)の夜。大坂の羽柴秀長の屋敷に泊まった徳川家康の宿を、関白・秀吉が待ちきれずに訪ねてきた――。三河の武士・松平家忠の日記は、手を取って奥の座敷へ入り、盃を交わしたその夜の知らせを書き留めています。 翌日、家康は大坂城で秀吉に会い、豊臣の世に加わりました。あの夜、秀長の屋敷で何があったのか。上洛をなかなか決めなかった家康、人質として岡崎へ下った大政所、秀長の屋敷と翌日の対面、「明日は皆の前で頭を下げてほしい」という言葉と陣羽織の逸話の出どころ、そして大河ドラマ『豊臣兄弟!』第41回「家康の野望」の予告にある「秀長の暗殺の企て」は記録にあるのか。同じ時代の日記(『家忠日記』『多聞院日記』『宇野主水記』)と、江戸時代にまとめられた記録(『武徳編年集成』『徳川実紀』『常山紀談』『三河物語』)を読み比べ、その時に書かれたことと、のちに足された話を分けます。 ▼この動画で分かること ・上洛しない家康――小牧・長久手、石川数正の出奔、天正の大地震、旭の輿入れ ・大政所は「人質」――1586年10月17日・18日の『家忠日記』 ・薪を積んだ話は、いつの記録か ・10月26日、大坂着。宿は「美濃守」=羽柴秀長 ・その夜、秀吉が訪ねた――同じ時代の日記にあること、ないこと ・「明日は皆の前で礼を」は、どの記録の言葉か(日も場所も違う3つの記録) ・10月27日の大坂城の対面と、贈り物・秀長のもてなしの能 ・陣羽織の逸話の出どころ ・ドラマの「秀長の暗殺の企て」は記録にあるのか ・権中納言・正三位、大政所の帰還、秀長と徳川のその後 ▼関連する回 ・旭姫のその後(家康に嫁いだ秀吉の妹)   • 秀吉の妹・旭姫のその後|なぜ44歳で家康に嫁いだのか?京で迎えた最期まで【豊臣兄弟!】   ・大政所のその後(秀吉と秀長の母)   • 秀吉の母・大政所のその後|なぜ秀吉は名護屋から駆け戻ったのか?間に合わなかった母の最...   ・秀長が死んだあと、豊臣家に何が起きたのか    • 豊臣秀長のその後|金5万6000枚を遺した弟の家は、なぜ4年で消えたのか【豊臣兄弟!】   ・藤堂高虎のその後    • 藤堂高虎のその後|主君の家が絶え、髪をそって高野山へ。そこからなぜ32万石の大名にな...   ▼チャプター 0:00 オープニング 1:03 第1章 上洛しない家康 2:34 第2章 人質の母 4:11 第3章 大坂へ 5:36 第4章 その夜 7:44 第5章 10月27日、大坂城 8:56 第6章 陣羽織 10:13 第7章 暗殺の企ては記録にあるか 12:18 第8章 中納言、そして岡崎へ 13:57 エンディング ▼ご注意 ・一部の映像は、当時の雰囲気を伝えるために制作したイメージ映像です。 ・史料の引用は刊本・研究者の翻刻・公開資料に拠り、現代語訳は制作者によるものです。 ・同じ時代の日記で確かめられることと、のちの編纂物・逸話集・研究者の見方を分けてお伝えしています。日付は当時の暦で、いまの暦(グレゴリオ暦)を添えています。誤りに気づかれた方は、コメントで教えてください。 ・ドラマについては、放送前に公開された予告記事に基づいて紹介しています。 ・大阪城・岡崎城・浜松城の現在の天守は、昭和の復興天守です。 ・2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」とは関係のない、独自の解説動画です。ドラマの映像・音楽・画像は使っていません。 ▼主な史料・参考文献 ・松平家忠『家忠日記』第3・第4(吉川半七、1897年、国立国会図書館デジタルコレクション) ・『多聞院日記』第4巻(三教書院、国立国会図書館デジタルコレクション) ・「宇野主水記」(『史籍集覧』第25冊、近藤出版部、1907年、国立国会図書館デジタルコレクション) ・『公卿補任』中編(国史大系、経済雑誌社、1898年) ・東京大学史料編纂所編『史料綜覧』巻12(1953年、国立国会図書館デジタルコレクション) ・『徳川実紀』第1編(経済雑誌社、1904年、国立国会図書館デジタルコレクション) ・『武徳編年集成』巻32(国立公文書館デジタルアーカイブの展示) ・大久保忠教『三河物語』(富山房、1898年)、『改正三河後風土記』(1886年刊)、湯浅常山『常山紀談』(博文館、1909年) ・国立公文書館 デジタル展示「家康、秀吉に臣従―家忠日記」 ・東京大学史料編纂所『大日本史料』第11編之28・29 刊行解題 ・藤井讓治「徳川家康の叙位任官」『史林』101巻4号(2018年) ・田端泰子「豊臣政権の人質・人質政策と北政所」『女性歴史文化研究所紀要』15 ・大澤研一「文献史料からみた豊臣前期大坂城の武家屋敷・武家地」『大阪歴史博物館研究紀要』13(2015年) ・黒田基樹『秀吉を天下人にした男 羽柴秀長』(講談社現代新書、2025年) ・NHK『豊臣兄弟!』番組情報、シネマカフェ(2026年10月18日)・産経(2026年10月23日)の第41回の紹介記事 ▼絵・写真・刊本のクレジット ・旭姫像(南明院蔵)(京都・東福寺塔頭南明院、パブリックドメイン) ・浜松城の天守と天守台(Saigen Jiro、浜松城、CC0 1.0) ・岡崎城・大天守(先従隗始、岡崎城、CC0 1.0) ・豊臣期大坂図屏風(エッゲンベルク城、パブリックドメイン) ・大政所像(大徳寺蔵、1615年)(大徳寺、パブリックドメイン) ・後陽成天皇像(狩野孝信(1571–1618)、泉涌寺、パブリックドメイン) ・豊臣秀長像(春岳院本の複製展示)(写真:KKPCW、CC BY-SA 4.0、原本:春岳院) ・豊臣秀吉像(高台寺本)(狩野光信、高台寺、パブリックドメイン) ・徳川家康像(狩野探幽筆)(Kanō Tan'yū、大阪城天守閣、パブリックドメイン) ・大阪城・堀と高石垣 写真:そらみみ(CC BY-SA 3.0) ・井伊直政像(彦根城博物館蔵)(彦根城博物館、パブリックドメイン) ・石川数正(長篠合戦図屏風・成瀬家本の部分)(犬山城白帝文庫、パブリックドメイン) ・京都御所・紫宸殿 写真:Saigen Jiro(CC0 1.0 http://creativecommons.org/publicdoma... ・鳥獣文様陣羽織(伝・豊臣秀吉所用)(高台寺、パブリックドメイン) ・浅野長政像(東京大学史料編纂所、パブリックドメイン) ・本多重次像(個人蔵、パブリックドメイン) ・岡崎城・石垣 写真:先従隗始(CC0 1.0 http://creativecommons.org/publicdoma... ・藤堂高虎像(寒松院本の模写)(東京大学史料編纂所、パブリックドメイン) ・『家忠日記』第4(1897年)国立国会図書館(保護期間満了) ・『徳川実紀』第1編(1904年)国立国会図書館(保護期間満了) ・『史料綜覧』巻12(1953年)国立国会図書館(保護期間満了) (動画の中で拡大・トリミング・ぼかし・蛍光ペンを加えて使っています) 地図:Natural Earth(パブリックドメイン)をもとに作成 #徳川家康 #豊臣秀長 #豊臣兄弟 #日本史 #戦国時代 #大河ドラマ