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浅井三姉妹のその後|大坂の陣、なぜ妹の初が和睦の使者に立ったのか【豊臣兄弟!】

日本史読解室

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浅井三姉妹のその後|大坂の陣、なぜ妹の初が和睦の使者に立ったのか【豊臣兄弟!】

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慶長19年12月、大坂冬の陣のさなか。豊臣方の大坂城から出て、徳川方の陣へ向かった一人の女性がいました。家康のまわりの出来事を記した『駿府記』は、その人を「秀頼の母の、妹である」と書いています。 浅井三姉妹の真ん中の妹・初(常高院)。城の中には姉の茶々(淀殿)、城を囲む徳川の将軍・秀忠の妻は妹の江(崇源院)でした。 小谷城(1573年)と北ノ庄城(1583年)、二つの落城を生き延びた三人は、その後どう生きたのか。「姉妹は敵と味方に分かれた」という通説を、日記・書状・系図と近年の研究で確かめ、最後に三人の血がどこへつながったのかを家系図で現代までたどります。 ▼この動画でわかること ・小谷と北ノ庄、二つの落城と三人の娘(軍記の描写と、確かめられること) ・茶々:鶴松・秀頼の母、父のための養源院、「淀殿」「淀君」という呼び名 ・初:京極高次の妻、大津城の籠城、常高院、妹の娘・初姫を養女に ・江:「三度の結婚」の通説、秀勝との娘・完子、秀忠との二男五女、千姫と秀頼 ・大坂冬の陣の和睦:『駿府記』『当代記』に残る初の使者の記録、和睦の条件の書き方の違い ・大坂夏の陣:落城の前日に城を出ていた初、茶々の最期 ・江の死(『徳川実紀』)、和子の入内と明正天皇(859年ぶりの女性天皇) ・初の最後の遺言と、いまも小浜に残る常高寺 ・家系図:三人の血は将軍家・天皇家・九条家を通じてどこへつながったか ▼チャプター 0:00 オープニング 1:34 第1章 二つの落城 3:33 第2章 茶々、天下人の妻に 5:26 第3章 初、湖の城 7:32 第4章 江、三度目の結婚 10:00 第5章 和睦の使者 12:22 第6章 三度目の落城 13:36 第7章 江の最期 14:50 第8章 天皇の母になった娘 16:09 第9章 初の遺言 17:27 第10章 三人の血は、どこへ 19:42 エンディング ▼ご注意 ・軍記(『太閤記』『関原軍記大成』)や『おきく物語』の場面は、後の時代に書かれた書物の描写としてご紹介しています。 ・史料の引用は、国立国会図書館デジタルコレクションの刊本・研究者の翻刻・博物館や文書館の解説に拠り、現代語訳は制作者によるものです。年月日は和暦(旧暦)のまま、西暦の年を添えています。年齢は数え年です。 ・生まれた年など諸説があるものは、諸説として扱っています。家系図は、研究で実の親子とされた線だけをたどっています(養子は別の線で示しました)。 ・肖像画には、本人が亡くなったあとに描かれたものや「伝」とされるもの、後世の刊行図もあります。 ・一部の映像は、当時の雰囲気を伝えるために制作したイメージ映像です。 ・2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』とは関係のない、独自の解説です(ドラマの映像・音楽・画像は使っていません)。誤りに気づかれた方は、コメントで教えてください。 ▼おもな史料・参考資料 ・『駿府記』『当代記』(『史籍雑纂』第二、国書刊行会、1911年) ・『徳川実紀』第1編・第2編(経済雑誌社、1904年)/『寛政重修諸家譜』第3輯(國民圖書、1923年) ・小瀬甫庵『太閤記』(『史籍集覧』)/『関原軍記大成』(国史研究会、1916年)/『信長公記』/『本光国師日記』(いずれも国立国会図書館デジタルコレクション) ・太田浩司「戦国大名浅井三代と三姉妹」(講座資料、2021年) ・小浜市「京極高次・お初(常高院)関連年表」、松澤那々子「常高院の生涯」(2010年)、小浜市公式「常高寺」 ・福井県文書館「遺された言葉」展(2016年)、「常高院(お初)と侍女たち、その後…」 ・堀智博「豊臣家中からみた大坂の陣―大坂落人浅井一政の戦功覚書を題材として―」(『共立女子大学文芸学部紀要』63、2017年) ・福田千鶴『淀殿』(ミネルヴァ書房、2007年)・『江の生涯』(中公新書、2010年)・『豊臣家の女たち』(岩波新書、2025年) ・黒田基樹『羽柴家崩壊』(平凡社、2017年)/小和田哲男の講演記録(江戸東京博物館友の会、2011年) ・飯倉洋一「『絵本太閤記』「淀君行状」と『唐土の吉野』」(『語文』114、2020年)/嶋津麻穂(『Core Ethics』19、2023年) ・髙橋修「再発見にかかる崇源院墓石の碑文考」/鈴木尚『骨は語る 徳川将軍・大名家の人びと』(1985年) ・宮内庁『華族系譜』九條家・二條家、国文学研究資料館の二条家系図、木村修二「近世公家社会の『家』に関する一試論」 ・山田敏之(国立国会図書館、女性天皇について)/宮内庁 陵墓の案内 ・文化庁 国指定文化財等データベース(養源院)、養源院・常高寺・東慶寺・増上寺・光雲寺の解説 ・長浜市の人物関係図、国立公文書館、江戸東京博物館 ▼絵・写真・刊本のクレジット ・常高院(初)像(常高寺、パブリックドメイン) ・崇源院(江)像(養源院、パブリックドメイン) ・伝 淀殿像(奈良県立美術館、パブリックドメイン) ・東福門院和子像(光雲寺、パブリックドメイン) ・明正天皇(明治刊行の肖像集、後世の図、パブリックドメイン) ・柴田勝家像(個人蔵、パブリックドメイン) ・京極高次像(徳源院、パブリックドメイン) ・京極竜子(松の丸殿)像(誓願寺、パブリックドメイン) ・徳川秀忠像(徳川記念財団、パブリックドメイン) ・千姫姿絵(部分、弘経寺、パブリックドメイン) ・大坂城の古写真(ロサンゼルス郡立美術館、パブリックドメイン) ・大坂卯年図(瓦版、国立公文書館、パブリックドメイン) ・大坂夏の陣図屏風(大阪城天守閣、パブリックドメイン) ・写真:Saigen Jiro(CC0) ・天秀尼像(東慶寺、パブリックドメイン) ・豊臣秀頼像(模写、パブリックドメイン) ・徳川家光像(金山寺、パブリックドメイン) ・豊臣期大坂図屏風(エッゲンベルク城、パブリックドメイン) ・阿茶局像(徳川記念財団、パブリックドメイン) ・浅井長政像(高野山持明院、パブリックドメイン) ・後水尾天皇像(宮内庁書陵部、パブリックドメイン) ・春日局像(麟祥院、パブリックドメイン) ・京極忠高像(清滝寺、パブリックドメイン) ・佐治一成像(模写、東京大学史料編纂所、パブリックドメイン) ・徳川忠長像(大信寺、パブリックドメイン) ・写真:先従隗始(CC0) ・写真:ブレイズマン(Public domain) ・写真:立花左近(CC BY-SA 3.0) ・写真:Hyppolyte de Saint-Rambert(CC BY-SA 4.0) ・写真:KENPEI(CC BY-SA 3.0) ・写真:江戸村のとくぞう(CC BY-SA 4.0) ・小谷城跡絵図(小谷城址保勝会、パブリックドメイン) ・『絵本太閤記』(国立国会図書館、パブリックドメイン) ・月岡芳年「一魁随筆・淀之君」(ボストン美術館、パブリックドメイン) ・大坂冬の陣図屏風(模本、東京国立博物館、ColBase、CC BY 4.0) ・豊臣秀吉像(狩野光信筆、高台寺、パブリックドメイン) ・徳川家康像(狩野探幽筆、大阪城天守閣、パブリックドメイン) ・史料の紙面:国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了) (動画の中で拡大・トリミング・ぼかし・蛍光ペンを加えて使っています) 地図:Natural Earth(パブリックドメイン)をもとに作成 #浅井三姉妹 #茶々 #淀殿 #お初 #常高院 #江 #崇源院 #日本史 #豊臣兄弟