「ごめんね」から、もう一度|親子で育つ物語
心の向こう側
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「ごめんね」から、もう一度|親子で育つ物語
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心の向こう側
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子育てをしていると、子どもに強く言ってしまったあとで、「あんな言い方をしなくてもよかったのに」と、自分を責めることがあります。
大切に思っているのに、疲れや焦りが重なると、優しくしたい気持ちに余裕が追いつかなくなる。そんな自分が嫌になる日もあるでしょう。
仏教には、人は誰もが、怒りや迷いを抱えて生きている、という見方があります。親になったからといって、いつも穏やかでいられるわけではありません。
うまくできなかった自分を、責め続けなくてもいいのです。ただ、子どもを傷つけた言葉が、それで消えるわけではありません。自分の苦しさと、子どもの気持ち。その両方に、目を向けていけたらと思います。
「さっきは、強く言いすぎたね。ごめんね」
疲れていた理由を説明する前に、まず、その言葉を届ける。子どもがすぐに笑ってくれなくても、返事を急がせず、その気持ちに耳を傾ける。そこから、少しずつ、関係を結び直していくことはできます。
自分にも、うまくできない日があるように、子どもにも、うまくできない日があります。そう思えたとき、責める言葉の前に、少しだけ待つ余裕が生まれるかもしれません。
完璧な親でなくても、謝って、耳を傾けて、やり直していく。子どもと一緒に、少しずつ育っていけばいいのだと思います。