【怪奇朗読】瓶詰地獄/夢野久作【ゆっくり文豪の怖い話】
ゆっくり文豪の怖い話
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【怪奇朗読】瓶詰地獄/夢野久作【ゆっくり文豪の怖い話】
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南の海の島の浜辺に、樹脂で固く封をされた三本のビール瓶が流れ着いた。
瓶の中に詰められていたのは、遠い離れ島に流れ着いた兄と妹が、故郷の父と母にあてて書いた手紙だった。
▼あらすじ
ある島の村役場から海洋研究所へ、浜辺に流れ着いた三本のビール瓶が送られてきた。
瓶の中に詰められていたのは、南の離れ島に流れ着いた幼い兄と妹が書きつづった手紙だった。
果物も鳥の卵も豊かな島で、二人は聖書を読み、救いの船を待ちながら暮らしていた。
けれども年月がたつうちに、天国のようだったその島は、少しずつ地獄へと変わっていく――。
夢野久作が三通の手紙だけで描いた短編「瓶詰地獄」。
▼この作品について
夢野久作《ゆめの きゅうさく》は明治二十二年(1889年)に福岡県で生まれた作家です。本名は杉山泰道。
農園の経営、僧侶、新聞記者を経て小説を書きはじめ、「ドグラ・マグラ」などの怪奇と幻想の色濃い作品を残しました。
昭和十一年(1936年)に亡くなりました。
このチャンネルで夢野久作をお届けするのは、「いなか、の、じけん」「死後の恋」に続いて三作目です。
「瓶詰地獄」は、昭和三年(1928年)十月、雑誌「猟奇」に発表された短編です。久作が三十九歳のときのものです。
「瓶詰の地獄」という題でも知られています。
物語は、村役場の短い書状と、三本の瓶に詰められていた三通の手紙だけでできています。
語り手も説明もなく、聞き手は手紙の文面だけを手がかりに、離れ島で何があったのかをたどっていくことになります。
二十分ほどの短い作品ですが、聞き終えたあとに、もう一度はじめから聞き返したくなる一編です。
夜のおともに、作業のおともに、ゆっくりお聞きください。
▼おことわり
この作品には、精神の病や、口のきけない人、また未開とされた人々について、今日では使うべきでない言い方が出てきます。
青空文庫の図書カードにも、その旨の記載があります。
発表当時の言葉づかいのまま読み上げていますが、その見方を、正しいものとして紹介する意図はありません。
▼目次
0:00 オープニング・作家紹介
1:04 村役場からの書状
2:11 第一の瓶の内容
5:20 第二の瓶の内容
19:44 第三の瓶の内容
▼出典
青空文庫「瓶詰地獄」夢野久作
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096...
底本:「夢野久作怪奇幻想傑作選 あやかしの鼓」角川ホラー文庫、角川書店
1998(平成10)年4月10日初版発行
初出:「猟奇」
1928(昭和3)年10月
入力:林裕司/校正:浜野智
夢野久作(1889~1936)の著作権保護期間は満了しています。
本動画は青空文庫のテキストをもとに制作しました。
▼このチャンネルについて
「ゆっくり文豪の怖い話」では、青空文庫に収められた文豪たちの怪奇小説を、ゆっくりボイスの朗読でお届けしています。
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