なぜMDは録り直せたのに消えてしまったのか【ゆっくり解説】
手でさわったデジタル史
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なぜMDは録り直せたのに消えてしまったのか【ゆっくり解説】
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手でさわったデジタル史
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#MD #ゆっくり解説 #平成レトロ
手書きのラベルを貼り、曲を分け、順番を並べ替えたMD。光る円盤なのに、なぜ好きな曲だけ消して録り直せたのでしょう。そして、その便利さがあるのに、なぜ姿を消したのでしょう。
録音用MDは、レーザーと磁気を組み合わせて記録します。再生専用のMDとは仕組みが違います。小さな円盤に音楽を収めるATRAC、音楽の位置を管理するTOC、音飛びを防ぐ一時的な蓄え。この三つを、小さな音楽の編集室にたとえて解説します。曲順を変えるたびに、曲のデータが円盤の中を引っ越していたわけではありません。
ソニーは1991年に規格を発表し、1992年に商品化。2000年には長時間録音のMDLP、2001年にはパソコンにつながるNet MDが登場しました。MDはパソコンに対応できなかった、という一言では説明できません。同じ2001年、初代iPodは5GBに最大1000曲を収め、持ち出す音楽の単位を変えていきます。
2004年のHi-MDは1GBの専用ディスクや非圧縮PCM録音に対応。2006年のMZ-RH1には、従来のMDで録音した音をパソコンへ移す役割もありました。ただし、楽曲の入手方法などによって転送の制限があります。本体の出荷終了と、録音用ディスクの生産終了も別の出来事です。一枚を編集する便利さと、音楽全体を管理する便利さ。その比較相手の変化を、実物写真と24章の図解でたどります。
曲名を一文字ずつ入れた方、今も録音したMDを持っている方は、どんな一枚だったかコメントで教えてください。
▼目次
00:00 引き出しに残った手書きラベルのMD
01:23 カートリッジの中に収まった小さな編集室
02:25 録音用MDが光と磁気を組み合わせる理由
03:29 読み出しと録り直しは同じ仕事ではない
04:31 小さな円盤に音楽を収めたATRAC
05:35 音の完全一致と聴きやすさを分ける
06:37 曲順を変えても曲が引っ越さない仕組み
08:19 分割・結合・消去を手元で行う
09:21 TOC Writingの表示を待った理由
10:11 曲名を一文字ずつ入れる時間
11:40 音飛びを防ぐ一時的な蓄え
12:39 1991年の規格発表と1992年の発売
13:44 家のコンポからポケットへつながる
14:45 自分の一枚を作る楽しみと手間
16:18 2000年のMDLPで一枚の時間が延びる
17:22 2001年にNet MDがパソコンと結ぶ
18:22 USBでつながっても自由なファイル置き場ではない
19:20 iPodが変えた持ち出す量の基準
20:59 一枚ごとの整理とライブラリー全体の整理
21:57 2004年のHi-MDは一ギガバイトへ
23:38 進化しても残るディスクを交換する暮らし
24:34 2006年のMZ-RH1は昔の録音の出口になる
26:13 機械の終了とディスクの終了は別の年
27:12 録り直せる強みの先で変わった音楽の扱い方
このチャンネルでは、かつて自分の手で触った機械の「なぜ」を解説しています。
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音声: VOICEVOX(ずんだもん / 四国めたん)
BGM:「2:23 AM」/ しゃろう(DOVA-SYNDROME)
立ち絵: こぎの式ずんだもん立ち絵ver2 / 大淀久明・四国めたん立ち絵素材
出典: ソニー社史・規格発表・製品説明書・研究者のIEEE/AES論文、Appleの2001年iPod発表。
図解は当チャンネルで作成。実物写真はPD/CC0のみ。製品写真の機種と説明対象が異なる場合は画面に明記しています。
#ミニディスク #ソニー #ATRAC #レトロオーディオ #ずんだもん