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なぜ東京23区に1300万人分の水が届く?利根川から運ばれる巨大な水ルートの全貌

チリノナゾ

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なぜ東京23区に1300万人分の水が届く?利根川から運ばれる巨大な水ルートの全貌

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チリノナゾ
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蛇口をひねれば当たり前のように出てくる東京の水道水。実はその約8割は、東京の外から運ばれてきた水だということをご存じでしょうか。群馬県の山奥に源を発する利根川から、ダム、堰、水路、そして巨大な浄水場をリレーのようにつないで、23区と多摩地域の1300万人以上に毎日水が届けられています。 今回は、利根川の源流から東京の蛇口まで、水がたどる巨大なルートを地図と映像で順番に追いかけます。江戸時代の玉川上水や「利根川東遷」、1964年東京オリンピックの年の大渇水といった歴史から、利根大堰・武蔵水路・秋ヶ瀬取水堰・朝霞浄水場といった現代の施設、さらに給水所や配水管、漏水対策まで。なぜ東京は遠く離れた川の水に頼ることになったのか、その仕組みと理由をまとめました。 ■ チャプター 0:00 オープニング 1:23 多摩川だけでは足りなかった(玉川上水・淀橋浄水場・1964年の渇水) 5:28 源流と9つのダム(大水上山・八ッ場ダム) 9:32 東京から遠ざけられた川(利根川東遷) 12:16 利根大堰:大河の「取水口」 14:55 川から川へ:武蔵水路と荒川・秋ヶ瀬取水堰 18:07 埼玉にある東京最大の浄水場(朝霞浄水場・高度浄水処理) 21:51 もう一つのルート:江戸川と金町・三郷 24:32 最後の難関:高さと距離(給水所・配水管・漏水対策) 28:35 蛇口の向こう側(渇水リスクと水源の森) ■ この動画でわかること ・東京の水道水の水源の内訳(利根川・荒川水系 約8割、多摩川水系 約17%) ・玉川上水(1653〜54年)、淀橋浄水場(1898年)、小河内ダム(1957年)と、1964年の渇水 ・利根川の源流・大水上山と、利根川上流の9つのダム(八ッ場ダムの約70年の歩み) ・江戸時代に利根川の流れを東へ付け替えた「利根川東遷」 ・利根大堰(1968年完成、最大毎秒約134m³)と武蔵水路(約14.5km)で、利根川の水を荒川へ渡す仕組み ・秋ヶ瀬取水堰と、埼玉県にある東京都最大の朝霞浄水場(1日最大170万m³) ・カビ臭対策から始まった高度浄水処理(オゾン+生物活性炭) ・江戸川ルート(金町・三郷浄水場、北千葉導水路) ・低い浄水場から高い給水所へ水を押し上げるポンプと電力、総延長約2万7585kmの配水管、漏水率3.5% ・暫定水利権や渇水リスク、水道水源林など、これからの課題 ■ ポイント解説 【なぜ利根川なのか】江戸・東京は長く多摩川の水に頼ってきました。しかし人口の増加は水源開発のスピードを上回り、1964年の夏には小河内ダムの貯水量が一時2%ほどまで落ち込む深刻な水不足に。この危機をきっかけに、東京は関東最大の川・利根川へと水源を広げていきます。 【川から川へ渡すアイデア】利根川は東京湾ではなく銚子へ流れています。そこで利根大堰で取り込んだ水を武蔵水路で荒川へ流し込み、荒川そのものを「天然の水路」として東京の近くまで運ぶ。既存の川を生かした、とても合理的な仕組みです。 【最後の難関は高さ】浄水場の多くは川沿いの低い土地にあり、各地へ水を配る給水所の多くは高い場所にあります。水を押し上げるポンプのために、東京都水道局は東京都全体の電力の約1%を使っています。 ■ 主な登場地点 大水上山(群馬県みなかみ町)/矢木沢ダム・奈良俣ダム・藤原ダム・相俣ダム・薗原ダム・八ッ場ダム・下久保ダム・草木ダム・渡良瀬貯水池/利根大堰(埼玉県行田市・群馬県千代田町)/武蔵水路(行田市〜鴻巣市)/荒川・秋ヶ瀬取水堰(志木市・さいたま市)/朝霞浄水場(埼玉県朝霞市)/東村山浄水場/関宿(利根川と江戸川の分岐)/金町浄水場(葛飾区)/三郷浄水場(埼玉県三郷市)/北千葉導水路/玉川上水・羽村取水堰/小河内ダム(奥多摩湖)/村山・山口貯水池/新宿副都心(淀橋浄水場跡地) ■ 水のルートをひとことで 群馬の山に降った雨や雪 → 利根川上流のダムにたくわえる → 利根大堰で取水 → 武蔵水路で荒川へ → 秋ヶ瀬取水堰で再び取水 → 朝霞などの浄水場できれいに → 送水管で給水所へ → 配水管を通って各家庭の蛇口へ。もう一つのルートとして、関宿で分かれる江戸川から金町・三郷浄水場へ向かう流れもあります。多摩川の小河内ダムや村山・山口貯水池の水とも連絡管でつながっていて、どちらかの水源が厳しいときには互いに融通し合える仕組みになっています。 ■ 補足 ・「1300万人」は東京都水道局の給水人口(23区+多摩地域の統合26市町、2024年度 約1385万人)を指します。23区だけの人口は約1000万人です。 ・数値は主に東京都水道局、国土交通省 関東地方整備局、水資源機構の公表資料(2024年度・2026年時点の公開情報)に基づいています。年度や集計方法によって数値が異なる場合があります。 ・利根川のかつての流路は概略図です。 ・東京ドーム換算は容積約124万m³として計算した目安です。水道水1リットルあたりの価格は供給単価からの概算です。 あなたの住んでいる地域の水がどこから来ているのか、ぜひコメント欄で教えてください。チャンネル登録・高評価もよろしくお願いします。 ■ 出典・クレジット 地図:国土地理院(地理院タイル:標高タイル・陰影起伏図・シームレス空中写真)/河川データ © OpenStreetMap contributors(ODbL)/県境データ Natural Earth 写真・映像(Wikimedia Commons、各ライセンスに基づき使用): ・Attribution:国土交通省 ・CC BY 2.0:Guilhem Vellut、Jun Seita ・CC BY 3.0:Σ64、京浜にけ、駒沢給水塔風景資産保存会 ・CC BY 4.0:David Kernan、Mikagekawase、Nesnad、RuinDig/Yuki Uchida、作者不明 ・CC BY-SA 2.0:Cheng-en Cheng、Hayata、oddstranger ・CC BY-SA 3.0:Corpse Reviver、Douglas P. Perkins、Ebiebi2、Mayuno、Nalilord、Qurren、User:っ、Yasu、京浜にけ ・CC BY-SA 4.0:0x8100、Basile Morin、Jun Nishiseko、Ka23 13、Kentin、MaedaAkihiko、Nesnad、Qurren、桜井明弘、連隊長 ・CC0:Asanagi、Syced、Utagawa Hiroshige ・Public domain:Utagawa Hiroshige、sewmew、unknown、作者不明、河川一等兵 引用映像(公式YouTubeチャンネルより短く引用):国土交通省 八ッ場ダムチャンネル、国土交通省 利根川上流河川事務所、東京都、東京都水道局公式、水資源機構、群馬県板倉町公式動画チャンネル 参考資料:東京都水道局(統計資料、東京の水道水源、貯水量情報、浄水施設の紹介、水道史年表、環境報告書)、国土交通省 関東地方整備局(利根川上流河川事務所、荒川上流河川事務所、八ッ場ダム関連資料)、水資源機構(利根導水総合事業所) 音楽:本動画のために制作したオリジナル楽曲 ナレーション:合成音声 #東京の水道 #利根川 #地理