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太っちまった精神科医の叫び

精神科医 芳賀高浩

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太っちまった精神科医の叫び

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精神科医 芳賀高浩
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はい、こんばんは。精神科医の芳賀高浩です。 今日も訪問診療を終えた後、この格好のまま動画を撮っています。 今回は、半分は面白い話、半分はちょっと真面目な話です。 テーマは、 *「芳賀、太った。どうしよう」* です。 単純に私が太ったという話なんですが、「体重が増えたとき、医者ならどう考えるのか」「どういう戦略で痩せていくのか」という話もしていきたいと思います。 実は私の家には体重計がありません。 何か深い理由があるわけではありません。昔はあった気がするんですが、壊れてから買い直していないだけです。 そのため、自分の体重を知るのはスーパー銭湯や旅行先の旅館などに行ったときくらいです。お風呂場に体重計があると、なぜか必ず乗るんですよ。 そして先日、久しぶりに測りました。 *90.44kg。* 裸で90.44kgです。 「これはまずいな」と思いました。 私は身長が186cmありますし、筋トレもしているので、数字だけ見ればものすごい肥満というわけではありません。 ただ、私の記憶に残っている少し前の体重は84kg台でした。1年も経たないうちに6kgくらい増えているとすれば、やっぱりちょっと考えたほうがいい。 しかも少し前、8か月ぶりくらいに会った人から、会った瞬間、 「芳賀さん、すごい太ってないですか?」 と言われたんですよ。 久しぶりに会った人から開口一番に言われるくらいですから、やっぱり見た目にも分かるほど太ったんでしょう。 では、なぜ太ったのか。 私の場合はかなり分かりやすい。 *食べすぎです。* 最近、家で普通に夕食をお腹いっぱい食べた後に、 「もうちょっと食べたいな」 と追加で食べてしまうことが増えました。 例えばトウモロコシを少しだけ食べるつもりが、「もう少し、もう少し」と食べているうちに一本全部食べてしまう。 こういうことをいろいろな食べ物で繰り返していれば、当然、摂取カロリーは増えます。 一方、運動をしていないかというと、そんなこともありません。 私はほぼ毎日30分くらい筋トレをしています。ベンチプレスをして、腕や肩を鍛えて、腹筋もやります。 訪問診療でもかなり歩きますし、夏場はものすごく汗をかきます。 それでも体重が増えている。 ということは、私の場合、問題の中心は消費カロリー不足というより、やはり**摂取量が多すぎること**なんだと思います。 痩せようと思ったら、結局、 *「食べる量を少し減らす」* という非常にシンプルなところに戻ってきます。 患者さんに体重管理についてお話しするときには、レコーディングを勧めることがあります。 何をどれくらい食べたのかを書いてみる。 できる人であれば摂取カロリーや、炭水化物・タンパク質・脂質のおおよその量まで把握する。 自分が実際にどれだけ食べているのかを「見える化」するだけでも、食生活が変わることがあります。 ただですね。 これを自分でやれと言われると、私はあまりやりたくない。 せっかく家で作ってもらったご飯を食べるのに、一品ずつ、 「これは何kcalで、タンパク質が何gで……」 と計算しながら食べるのは、なんだか興ざめなんですよ。 ご飯くらい楽しく食べたいじゃないですか。 では、白米を減らせばいいのか。 これも難しい。 私はお腹が空いていると、明らかにイライラしやすくなるんです。 精神科の訪問診療では、医師、看護師、ケアマネジャー、支援者など、さまざまな立場の人が患者さんに関わります。 患者さんにとって何が一番いいのか真剣に考えていれば、支援者同士で意見がぶつかることもあります。 それ自体は悪いことではありません。 お互いに譲れるところは譲り、譲れないところは議論して、より良い医療やケアを目指せばいい。 ただ、私の場合、お腹が空いていると、その議論に余計なイライラが乗ってしまう。 周囲の平和を考えると、芳賀にはある程度ご飯を食べさせておいたほうがいいんですよ(笑)。 そんなことを言っているから痩せないんですけどね。 とはいえ、体重管理はしたほうがいい。 精神科でも生活習慣は非常に大切です。 私は患者さんに、 *食事、睡眠、運動、入浴* についてよく話をします。 睡眠はできればしっかり取る。適度に体を動かす。お風呂にも入る。そして食事を整える。 自分が患者さんに「生活習慣を整えましょう」と言っている以上、自分自身の生活があまりにも乱れていては説得力がありません。 もちろん、体形だけで自己管理能力を判断することはできませんし、体重には体質や病気、薬剤などさまざまな要因が関係します。 ただ、少なくとも私自身については「最近ちょっと食べすぎている」という自覚がある。 だから、ここで一度歯止めをかけたいと思っています。 本来であれば体重を定期的に測って、食事量を記録して、少しずつ調整するのが一番分かりやすい。 ところが家には体重計がない。 なので私はこれから、 「食べすぎないように気をつける」 「追加でもう一品、を減らす」 「今までの運動は続ける」 という、かなり解像度の低いダイエットを始めようと思っています。 そして1〜2か月に一度くらい体重を測って、 「お、減ってるじゃん」 となれば成功です。 非常に雑ですね(笑)。 ただ、最初から完璧なダイエットをしようとして何も始められないより、まず一つ、自分ができることを変えてみるのも大事だと思います。 今回90.44kgという数字を見て、私はかなりショックを受けました。 これから少しずつ痩せていこうと思います。 果たして芳賀は痩せられるのか。 皆さん、今後の動画でフェイスラインを確認しておいてください。 そして最後に、私の著書『私のなかの希死念慮ちゃん』もよろしくお願いします。 「死にたい」という気持ちがなぜ生まれるのか、その背景にある心理や、生きていることがつらいときに何が起きているのかを、精神科医として掘り下げた本です。 現在、ほかの本の企画も進めていますので、そちらも形になったらお知らせしたいと思います。 精神科医の芳賀高浩でした。 明日も19時にお会いしましょう。 ではまた明日。さようなら。