【心理学】60代から友だちが静かに離れていく人、長く続く人|研究で分かった5つの違い
おもち先生の人生後半心理学
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【心理学】60代から友だちが静かに離れていく人、長く続く人|研究で分かった5つの違い
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11月の半ば、昔のパート仲間から届いた一枚の喪中はがき。
けんかをしたわけでもないのに、いつの間にか連絡が途絶えていた——そんな経験はありませんか。
60代から友だちが長く続く人には、小さな違いがありました。研究で分かった5つの違いを、順にお話しします。
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【目次】
0:00 オープニング
1:08 友だちが減るのは自然なこと
1:44 第5位 「立ち話」の相手がいる
4:02 第4位 「お互いさま」でいられる
6:15 第3位 頼める
8:52 第2位 同じ場所で、何度も会う
11:19 第1位 自分から、連絡する
13:11 よくいただく質問
14:59 まとめ・今夜やってみてほしいこと
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【この動画でわかること】
■ はじめに
・60歳以上で「家族以外に親しい友人はいない」と答えた方は37.9%(内閣府 2025年調査)
・年を重ねて減るのは主に「まわりの知り合い」で、いちばん近い人たちは変わりにくい。付き合う人の数は、毎日の気分とは関係していなかった(アメリカの10年の研究)
■ 第5位 「立ち話」の相手がいる
・60歳以上の近所づきあいでいちばん多いのは「外でちょっと立ち話をする程度」54.8%。「近所づきあいはない」は19.2%、男性では23.3%(内閣府)
・「ゆるいつながり」が多い人ほど、気持ちが前向きに保たれやすい傾向(アメリカ、802人を23年。関係を見た研究です)
・やってみること:あいさつに、ひと言だけ足す(疲れた日は会釈だけで十分)
■ 第4位 「お互いさま」でいられる
・話を聞いてもらう・聞いてあげる・看病してもらえる——こうしたやりとりがある人ほど、気分が落ち込みにくい傾向(日本の65歳以上 約2万9千人、3年間。関係を見た研究です)
・使える一言:「今度は、あなたの話も聞かせてね」(介護中や体調が悪いときは、受け取る側でいていい時期です)
■ 第3位 頼める
・頼む側は、相手が快く引き受ける気持ちを低く、「迷惑」を高く見積もりがち(アメリカ、2,118人)
・ちょっとした困りごとで「友人を頼れる」60歳以上:日本14.3%、ドイツ62.4%(内閣府。国によって調べ方が違うため目安です)
・同居の家族のほかに頼れる人が誰もいない:16.5%、男性では21.4%(同)
・直接頼みごとをされた人は、頼んだ相手への好感が上がった。頼まれずに手伝った場合は上がらなかった(日本とアメリカの実験)
・使える一言:「すみません、ちょっとだけ、手を貸していただけませんか」
■ 第2位 同じ場所で、何度も会う
・気軽な友だちまで約50時間、親しい友だちまで200時間以上という推計(アメリカの若い人・引っ越したばかりの人の調査)
・愛知県武豊町の研究:地域の「サロン」に3回以上通った人で、その後介護が必要になったのは7.7%(通っていない人は14.0%。元気な人ほど通いやすい面もあります)
・全国の「通いの場」は約16万か所、65歳以上の約7%が参加(厚生労働省)
・やってみること:近くの集まりの日にちを一つ調べ、3回までは通ってみる
■ 第1位 自分から、連絡する
・連絡する側は、相手の喜びを実際より低く見積もりがち。しばらく疎遠だった相手や、思いがけない連絡ほど、そのズレは大きかった(13の実験、6,000人近く)
・喪中はがきが届いた相手には、年内なら「喪中見舞い」、松の内を過ぎたら「寒中見舞い」を。お悔やみと、相手を気づかう言葉を短く
■ よくいただく質問
・60歳以上の男性の45.3%が「家族以外に親しい友人はいない」と回答(内閣府 2025年)。無理に友だちを作らせなくて大丈夫です
【相談先】
・近くの集まりを知りたいとき:お住まいの市区町村、または地域包括支援センター
【今夜やってみてほしいこと】
しばらく連絡していない人を、一人だけ思い浮かべて、短いひと言を。
※この動画は一般的な情報提供を目的としたもので、医療や健康に関する個別の助言ではありません。
※動画に登場する敏子さん・道子さん・岡田さんのお話は例えです。
※紹介した研究の多くは関係を見たもので、「こうすれば必ずこうなる」という意味ではありません。アメリカなど海外の研究は、日本の方にそのまま当てはまるとは限りません。
※国際比較の数字は、国によって調査方法が異なるため目安です。
【参考にした研究・資料】
・内閣府(2026)令和7年度 高齢社会対策総合調査(高齢者の生活と意識に関する国際比較調査・第10回)
・厚生労働省 介護予防・日常生活支援総合事業の実施状況(令和6年度実施分)に関する調査結果
・English T, Carstensen LL (2014) International Journal of Behavioral Development 38(2): 195–202
・Huxhold O, Fiori KL, Webster NJ, Antonucci TC (2020) Journals of Gerontology: Series B 75(7): 1433–1442
・Fingerman KL, Huo M, Charles ST, Umberson DJ (2020) Journals of Gerontology: Series B 75(2): 377–388
・Yamaguchi M, et al. (2019) Journal of Epidemiology 29(10): 363–369(JAGES)
・Mizuno Y, et al. (2019) Social Science & Medicine 230: 131–137
・Zhao X, Epley N (2022) Psychological Science 33(10): 1708–1731
・Niiya Y (2016) The Journal of Social Psychology 156(2): 211–221
・Hall JA (2019) Journal of Social and Personal Relationships 36(4): 1278–1296
・Hikichi H, et al. (2015) Journal of Epidemiology and Community Health 69(9): 905–910(JAGES 武豊町)
・Liu PJ, Rim S, Min L, Min KE (2023) Journal of Personality and Social Psychology 124(4): 754–771
・Sandstrom GM, Dunn EW (2014) Personality and Social Psychology Bulletin 40(7): 910–922
・Hirose N, et al. (2026) Health Science Reports 9(3): e71914
#心理学 #人間関係 #人生後半