箱根は、なぜ山が輪のように囲んでいるのか?標高データの3Dでたどる
3Dで地球を解く
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箱根は、なぜ山が輪のように囲んでいるのか?標高データの3Dでたどる
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箱根は、山がぐるりと輪のように囲んでいます。東の切れ目を除いて輪の尾根をたどると約34km。山手線の1周とほぼ同じ長さです。
昔は、富士山のような1つの大きな山の頂が落ちてできた輪だと考えられていました。最近の研究で、この見方は大きく変わりました。本物の標高データで作った3Dでたどります。
■ この回で解くこと
・輪の山は、外側がゆるやかで内側が急な、カルデラ(火山の大きなくぼ地)のふち
・輪の峰は、1つの山のかけらではなく、いくつもの火山が集まった山の一部(約40万〜24万年前ごろ)
・その真ん中が、直径3kmに満たない小さなくぼ地を何度もつくり、つながって大きなくぼ地になった(約23万〜13万年前ごろ・約8万〜5万年前ごろ)
・輪のどの峰よりも高い神山(1,438m)は、そのあとにできた新しい火山
■ チャプター
0:00 はじめに
1:31 手がかり1 輪の坂
3:04 手がかり2 輪の峰
5:38 手がかり3 輪の底
6:58 真ん中の山と東の谷
9:56 数で見直す
11:03 まとめ
■ 主な出典
【3D と図のデータ】
・箱根の標高:Copernicus DEM GLO-30(produced using Copernicus WorldDEM-30 © DLR e.V. 2010-2014 and © Airbus Defence and Space GmbH 2014-2018 provided under COPERNICUS by the European Union and ESA; all rights reserved)
・陸の標高:Copernicus DEM GLO-90(© DLR e.V. 2010-2014 and © Airbus Defence and Space GmbH 2014-2018 provided under COPERNICUS by the European Union and ESA; all rights reserved)
・海底と陸の起伏:GEBCO Compilation Group (2025) GEBCO 2025 Grid
【論文】
・笠間友博「箱根二子山の形成と謎」自然科学のとびら 17(3)(神奈川県立生命の星・地球博物館 2011)(2026-11-01閲覧)
・菊川城司「箱根火山と温泉」自然科学のとびら 18(4)(神奈川県立生命の星・地球博物館 2012)(2026-11-01閲覧)
・長井雅史・高橋正樹「箱根火山の地質と形成史」神奈川県立博物館調査研究報告(自然科学)13: 25-42(2008)(2026-11-01閲覧)
・山口珠美ほか「箱根火山の地質と形成史:最近の研究レビュー」神奈川県立博物館調査研究報告(自然科学)16: 137-160(2021)(2026-11-01閲覧)
・山下浩之・西澤文勝「箱根火山由来の火山岩類の全岩化学組成」神奈川県立博物館研究報告(自然科学)55: 1-8(2026)(2026-11-01閲覧)
【公の機関の資料】
・気象庁「日本活火山総覧 56 箱根山」(2026-11-01閲覧)
・気象庁「日本活火山総覧 55 富士山」(2026-11-01閲覧)
・国土地理院「日本の主な山岳標高一覧(1003山)」(2026年3月31日版)(2026-11-01閲覧)
・国土地理院「調査実施湖沼一覧」(2026-11-01閲覧)
・国土地理院 標高API(基盤地図情報 数値標高モデル)(2026-11-01取得)
・箱根ジオパーク「箱根ジオパークについて」(2026-11-01閲覧)
・箱根ジオパーク「大観山」(2026-11-01閲覧)
・国土地理院 地名・住所の検索(2026-11-01取得)
【会社の資料】
・JR東日本「JR東日本トレインシミュレータ 山手線DLC」の記事(2026-11-01閲覧)
会社のウェブページ・資料は2026年11月1日に閲覧。
(データは、どれも加工して作成)
■ 前の回
細い陸なのに、知床半島に高い山が一列に並ぶ理由
• 細い陸なのに、知床半島に高い山が一列に並ぶ理由
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#箱根 #地形 #地理