江戸時代の蝦夷地を再現 215年前に捕まったロシア艦長が書き残した村人と松前の冬
異国の目に映った日本
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江戸時代の蝦夷地を再現 215年前に捕まったロシア艦長が書き残した村人と松前の冬
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異国の目に映った日本
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文化8年(1811年)6月4日、国後の島に上がったロシア海軍の船ディアナ号の艦長ゴローニンたちは、陣屋を出て船へ帰ろうとした浜で囲まれ、日本人に縄をかけられました。ゴローニンがのちに書いた本の英訳『Memoirs of a Captivity in Japan』をもとに、縄をかけられて歩いた蝦夷地の海沿いの道、箱館の牢、松前の冬に付いて行き、江戸時代の蝦夷地の村人と役人の姿を追体験する動画です。
泊まる家で塩を溶かした湯で洗われた足、1日3度で量に限りの無い食事、小川で水夫も士官も担いで渡す兵、扇を差し出して何か書いてくれと丁寧に頼む道中の日本人。箱館の鳥かごのような部屋、熊の皮と寝る台、寒い晩の燗酒、書き物で一杯の箱を持って現れた若い通詞。縛って歩かせた日本人は、2年あまりのち、この男たちをどう帰したのか。
0:00 蝦夷地の浜 扇に何を書くか
1:22 国後の陣屋 何を問われたか
5:44 縄の道 村ごとの人だかり
11:30 昆布の浜 手の縄はどうなるか
16:59 箱館から松前へ 窓は開くか
22:30 雪の冬 若い通詞は何者か
28:27 柵の下から 6人はどこまで
34:53 箱館の港 どう帰されたか
40:59 記録の出どころと次の旅
外国人が書き残した日本の場面に、その場にいるように立ち会っていただくチャンネルです。
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■出典
・Captain Golownin『Memoirs of a Captivity in Japan, during the years 1811, 1812, and 1813; with Observations on the Country and the People』Second Edition(全3巻・London・Henry Colburn and Co.・1824年)。動画では第1巻・第2巻を使いました。
https://archive.org/details/memoirsof...
https://archive.org/details/memoirsof...
・元の本はロシア語で、1816年にペテルブルクで出ました。
・邦訳:井上満訳『日本幽囚記』(岩波文庫・全3冊)、徳力真太郎訳『日本俘虜実記』(講談社学術文庫・上下・1984年)
動画の中の訳は、すべてこのチャンネルで英訳の文から訳しました。
■注
・「215年前」は、捕まった年(1811年)から今年までの年数です。
・英訳の日付は、ロシアの暦(ユリウス暦)で書かれています。動画の和暦(文化8年6月4日など)は、今の暦に直してから計算した推定です。山で見つかった日(文化9年4月4日)は、本文に日付が無く、前後の日付からの推定です。
・約1,090km(1,020露里)と、谷底の200mあまり(100尋あまり)は、計算によるおよその数です。
・浜で干していた海草は、英訳では「海のキャベツ」と呼ばれています。昆布としたのは推定です。
・ゴイソは記録に書かれた呼び名で、日本の名は確かめられていません。国後の役人の長の名も出していません。
・扇の場面を冒頭に先に見せたのは、このチャンネルの構成です。
・「よく知られた臆病」は、ゴローニンの言葉のまま訳しました。
・道中の話は、日本の通詞から千島の人アレクセイへ、アレクセイからゴローニンへの2段の通訳でした。ゴローニンの吹き出しは、外国語の印を付けて日本語の字で書いています。
・吹き出しと心の声は演出です。記録の言葉をもとにした物のほかに、場面をつなぐために作った台詞もあります。着物や持ち物の色と形は、絵の想像です。
■制作について
冒頭の映像は AI(Meta Muse)で作成しています。Muse の声と音は使っていません。ほかの絵は、記録をもとに AI の画像生成で木版画の風に描いた再現です。途中の二つの場面も、AI で絵を動かしています。声と、BGM・効果音の一部は AI の音声生成で作りました。BGM と効果音の残りは、素材ライブラリの物を使っています。本の扉と頁は、上の Internet Archive にある1824年版の本物の写しです。台本と組み立ては、このチャンネルで行っています。
#ゴローニン #江戸時代 #外国人から見た日本